4Kダブル&長時間録画対応「4K DIGA」 [AV機器]
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パナソニック、業界初の4Kダブル&長時間録画に対応したBDレコーダー「4K DIGA」 - AV Watch
2019年7月19日に、パナソニックから発表されたブルーレイレコーダ「4K DIGA」の新製品が、久々に意欲的な新製品でびっくり。
BS4K録画対応のパナソニックレコーダは実売13万円。4K BD-R録画も - AV Watch
BS4Kチューナーを搭載したブルーレイレコーダは、昨年12月に4K BS放送がスタートした時に、「DMR-SUZ2060」が発売されてはいるが、4K BS放送の予約録画機能も、あとからファーム更新で対応するなど、「とりあえず出しました」感がありありだった。
今回発売したのは、ダブル4Kチューナー/4TB HDD搭載「DMR-4W400」とその2TBモデル「DMR-4W200」、シングル4Kチューナー/1TBモデル「DMR-4S100」の3製品で、店頭予想価格は4W400が14万円前後、4W200が11万円前後、4S100が9万円前後だというから、まあ妥当なところ。
そして、今回初代機に比べて大きく変わったのが、初代機が放送をそのままの形で保存するいわゆるDRモードでの録画しかできなかったのに対し、新製品では、新たにH.265/HEVCエンコーダを内蔵し、4K放送番組の長時間録画に対応できるようになった。
上位2モデル(4W400/4W200)は4Kチューナを2基搭載しており、4K放送の2番組同時録画も行なえるという。
ただ、「H.265/HEVCエンコーダ」と書いたが、詳しい説明を読むと、H.265/HEVCで放送された4K放送の、オリジナルの解像度(3,840×2,160)、フレームレート(60p)、ビット数(10bit)、色域(BT.2020)、HDR信号(HLG)を維持したまま、ビットレートを下げデータ量を削減するという。
データ形式は変わらないらしいし、BD-Rにも保存することができるという説明から考えると、一度映像をデコードして、再度エンコーダーでエンコードし直しているというよりは、エンコード状態のままデータ削減を行う「トランスコーダー」というのが正しい気がする。
それが証拠に、H.265/HEVCで保存でいるのは4K放送録画のみであり、従来の2Kのデジタル放送は、従来通りH.264/AVCでの圧縮しかできず、さらに圧縮率が高いH.265/HEVCで保存することはできない。
さらに、4K放送への録画機能についても、アプリ経由での4K放送録画予約や、録画済み4K番組の宅外視聴・持ち出しに対応するなど、4Kレコーダーとしての機能が大幅にアップデートしているという。
4K衛星チューナ以外に、地上・BS・CSデジタルチューナーは3系統備え、併せて最大で3番組の同時録画ができる。
4W400/4W200の場合は、4K放送2番組、2K放送1番組を同時に録画することもできるという。
3番組同時録画中でも、オートチャプターの付与や、BD/UHD BD再生、録画済み番組再生などの同時動作にも対応するが、外付けUSB HDDに4Kダブル録画、もしくはトリプル録画(4K×2、2K×1)する場合のみ、USB HDD内の録画番組視聴ができないという。
おそらく、4K放送はビットレートが高いので、ダブル録画中は、他の処理でHDDアクセスを行う帯域が足りないのだろう。
それ以外は、初代機とほぼ同じスペックだが、放送だけでなく、ネット機能でも、4Kコンテンツが楽しめるYouTube、アクトビラ、Hulu、TSUTAYA TV、Netflix、Amazon Prime Video、dTV、デジタル・コンサートホールには、しっかり対応。
4W400/4W200は、著作権保護技術のHDCP 2.2に対応した2系統のHDMI出力を装備しており、テレビやプロジェクタのほか、AVアンプなどのオーディオシステムに別途音声出力ができる。
それでいて、
・消費電力は、4W400が約29W、4W200が約28W、4S100が約27W。
・外形寸法/重量は、4W400と4W200が430×199×66mm(幅×奥行き×高さ)/約2.6kg。
と、消費電力やサイズも、初代モデルとほぼ同じなのも凄い。
早くも4K衛星放送対応BDレコーダーを買うならこれ!という決定打が出てきた感じだな。
関連記事:
外付け4K BSチューナーどれがいい?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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パナソニック、業界初の4Kダブル&長時間録画に対応したBDレコーダー「4K DIGA」 - AV Watch
2019年7月19日に、パナソニックから発表されたブルーレイレコーダ「4K DIGA」の新製品が、久々に意欲的な新製品でびっくり。
BS4K録画対応のパナソニックレコーダは実売13万円。4K BD-R録画も - AV Watch
BS4Kチューナーを搭載したブルーレイレコーダは、昨年12月に4K BS放送がスタートした時に、「DMR-SUZ2060」が発売されてはいるが、4K BS放送の予約録画機能も、あとからファーム更新で対応するなど、「とりあえず出しました」感がありありだった。
今回発売したのは、ダブル4Kチューナー/4TB HDD搭載「DMR-4W400」とその2TBモデル「DMR-4W200」、シングル4Kチューナー/1TBモデル「DMR-4S100」の3製品で、店頭予想価格は4W400が14万円前後、4W200が11万円前後、4S100が9万円前後だというから、まあ妥当なところ。
そして、今回初代機に比べて大きく変わったのが、初代機が放送をそのままの形で保存するいわゆるDRモードでの録画しかできなかったのに対し、新製品では、新たにH.265/HEVCエンコーダを内蔵し、4K放送番組の長時間録画に対応できるようになった。
上位2モデル(4W400/4W200)は4Kチューナを2基搭載しており、4K放送の2番組同時録画も行なえるという。
ただ、「H.265/HEVCエンコーダ」と書いたが、詳しい説明を読むと、H.265/HEVCで放送された4K放送の、オリジナルの解像度(3,840×2,160)、フレームレート(60p)、ビット数(10bit)、色域(BT.2020)、HDR信号(HLG)を維持したまま、ビットレートを下げデータ量を削減するという。
データ形式は変わらないらしいし、BD-Rにも保存することができるという説明から考えると、一度映像をデコードして、再度エンコーダーでエンコードし直しているというよりは、エンコード状態のままデータ削減を行う「トランスコーダー」というのが正しい気がする。
それが証拠に、H.265/HEVCで保存でいるのは4K放送録画のみであり、従来の2Kのデジタル放送は、従来通りH.264/AVCでの圧縮しかできず、さらに圧縮率が高いH.265/HEVCで保存することはできない。
さらに、4K放送への録画機能についても、アプリ経由での4K放送録画予約や、録画済み4K番組の宅外視聴・持ち出しに対応するなど、4Kレコーダーとしての機能が大幅にアップデートしているという。
4K衛星チューナ以外に、地上・BS・CSデジタルチューナーは3系統備え、併せて最大で3番組の同時録画ができる。
4W400/4W200の場合は、4K放送2番組、2K放送1番組を同時に録画することもできるという。
3番組同時録画中でも、オートチャプターの付与や、BD/UHD BD再生、録画済み番組再生などの同時動作にも対応するが、外付けUSB HDDに4Kダブル録画、もしくはトリプル録画(4K×2、2K×1)する場合のみ、USB HDD内の録画番組視聴ができないという。
おそらく、4K放送はビットレートが高いので、ダブル録画中は、他の処理でHDDアクセスを行う帯域が足りないのだろう。
それ以外は、初代機とほぼ同じスペックだが、放送だけでなく、ネット機能でも、4Kコンテンツが楽しめるYouTube、アクトビラ、Hulu、TSUTAYA TV、Netflix、Amazon Prime Video、dTV、デジタル・コンサートホールには、しっかり対応。
4W400/4W200は、著作権保護技術のHDCP 2.2に対応した2系統のHDMI出力を装備しており、テレビやプロジェクタのほか、AVアンプなどのオーディオシステムに別途音声出力ができる。
それでいて、
・消費電力は、4W400が約29W、4W200が約28W、4S100が約27W。
・外形寸法/重量は、4W400と4W200が430×199×66mm(幅×奥行き×高さ)/約2.6kg。
と、消費電力やサイズも、初代モデルとほぼ同じなのも凄い。
早くも4K衛星放送対応BDレコーダーを買うならこれ!という決定打が出てきた感じだな。
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