
ソニーからAndroid搭載新ウォークマン「A100」 [ポータブルオーディオ]
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ソニーは、以前にもAndroid搭載の、ハイエンド向けウォークマンを発売したことがあるが、その時は、Android OS自体の完成度も低く、トラブルが多かったようで、独自OSに戻ってしまった。
ソニー、Android採用の新ウォークマン「A100」。端子はWM-PORTからUSB-Cに - AV Watch
ところが、ドイツで開催されるIFA 2019に合わせて、ウォークマンの新モデル「NW-A100」シリーズが発表されたが、これが、ソニーとしては、久々のAndroid搭載ウォークマンとなるようだ。
私は、ソニーのウォークマンは、NW-A17を持っており、いまでも音楽を聴くのに使っている。
約43.6×約109×約8.7mmで、約66gというサイズ感が、首からぶら下げていても邪魔にならず、しかも、大容量のmicroSDXCカードが使えて、家のCDやレコードをMP3化したライブラリをすべて持ち歩けるという良さがあるからだ。
ソニーのAシリーズは、その後、A30で、タッチパネル操作で100gを超えて大型化し、A50シリーズまでマイナーチェンジを繰り返していたが、私的にはあまり好ましい進化ではなかった。
「A100」は、このAシリーズの最新モデルとなる。
筐体としては、97.3×54.8×11mmで、昨年モデルのA50(97.3×54.8×10.7mm)とほぼ同じで、重さも99gから103gで4g増えた程度。
その一方で、ディスプレイがは3.1型から3.6型に大型化し、解像度も800×480ドットから1,280×720ドットに高精細化された。
現在、ポータブルオーディオプレーヤーとして使っている「Ulcool U2」も、重さは100gを超えており、サイズもどっこいどっこい。
Android OSのバージョンがまだ明らかにされていないのが気になるが、多分、8か9だろう。
そう考えると、これは、なかなか優秀な超小型スマホみたいなものでもある(通話はできないが)。
ポータブルオーディオプレーヤーとしての高音質化や、ハイレゾ対応という面では、「Ulcool U2」がソニーにかなうはずもない。
フルデジタルアンプの「S-Master HX」を搭載し、FLACなどのリニアPCベースのハイレゾ再生ができるのは当然だが、DSDやMQAなどの再生も可能(DSDはリニアPCM変換して再生なのが残念)。
MP3などをハイレゾ相当にアップスケーリング再生する「DSEE-HX」も搭載する。
Bluetoothも、ハイレゾ対応のaptX HDやLDACといったコーデックに対応する。
アプリも、Androidの汎用アプリが使えるため、Spotify、Amazon Music、Youtubeなどの音楽や動画もも再生できるし、radikoなどのネットラジオも聴ける。
内蔵ストレージに加えて、microSDXCカードも使えるmicroSDカードスロットも使えるが、内部ストレージ化してシームレスに使えるはず。
そして、パソコンとの接続や充電を行うソニー独自のWM-PORTが、この製品から、標準的なUSB TYPE-Cに変更されたのも、嬉しい変更点だ。
もちろん、「Ulcool U2」が1万円以下で買えるのに対し、16GBストレージ内蔵の「NW-A105」が、350ユーロというから、4万円を超え、ノイズキャンセル機能を備えたハイレゾ対応イヤフォン「IER-NW510N」が付属するとはいえ、決して安くはない。
しかし、現時点で最強のオーディオ再生機能を備えたAndroidスマホみたいなものであると考えると、この値段も決して馬鹿高いモノとは言えない。
心配があるとすれば、Android OS自体が古くなり、ポータブルオーディオプレーヤーの製品寿命は、概してスマホより長いため、まだまだ使いたいのに、肝心のアプリがサポート外になって使えなくなる可能性があること。
このジレンマは、Androidベースでポータブルオーディオプレーヤーを作る宿命であり、この問題だけは今回も解決しているとは言えないだろう。
関連記事:
大量の音源を持ち歩きたい人に一番コストパフォーマンスがいい音楽プレーヤーは?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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ソニーは、以前にもAndroid搭載の、ハイエンド向けウォークマンを発売したことがあるが、その時は、Android OS自体の完成度も低く、トラブルが多かったようで、独自OSに戻ってしまった。
ソニー、Android採用の新ウォークマン「A100」。端子はWM-PORTからUSB-Cに - AV Watch
ところが、ドイツで開催されるIFA 2019に合わせて、ウォークマンの新モデル「NW-A100」シリーズが発表されたが、これが、ソニーとしては、久々のAndroid搭載ウォークマンとなるようだ。
私は、ソニーのウォークマンは、NW-A17を持っており、いまでも音楽を聴くのに使っている。
約43.6×約109×約8.7mmで、約66gというサイズ感が、首からぶら下げていても邪魔にならず、しかも、大容量のmicroSDXCカードが使えて、家のCDやレコードをMP3化したライブラリをすべて持ち歩けるという良さがあるからだ。
ソニーのAシリーズは、その後、A30で、タッチパネル操作で100gを超えて大型化し、A50シリーズまでマイナーチェンジを繰り返していたが、私的にはあまり好ましい進化ではなかった。
「A100」は、このAシリーズの最新モデルとなる。
筐体としては、97.3×54.8×11mmで、昨年モデルのA50(97.3×54.8×10.7mm)とほぼ同じで、重さも99gから103gで4g増えた程度。
その一方で、ディスプレイがは3.1型から3.6型に大型化し、解像度も800×480ドットから1,280×720ドットに高精細化された。
現在、ポータブルオーディオプレーヤーとして使っている「Ulcool U2」も、重さは100gを超えており、サイズもどっこいどっこい。
Android OSのバージョンがまだ明らかにされていないのが気になるが、多分、8か9だろう。
そう考えると、これは、なかなか優秀な超小型スマホみたいなものでもある(通話はできないが)。
ポータブルオーディオプレーヤーとしての高音質化や、ハイレゾ対応という面では、「Ulcool U2」がソニーにかなうはずもない。
フルデジタルアンプの「S-Master HX」を搭載し、FLACなどのリニアPCベースのハイレゾ再生ができるのは当然だが、DSDやMQAなどの再生も可能(DSDはリニアPCM変換して再生なのが残念)。
MP3などをハイレゾ相当にアップスケーリング再生する「DSEE-HX」も搭載する。
Bluetoothも、ハイレゾ対応のaptX HDやLDACといったコーデックに対応する。
アプリも、Androidの汎用アプリが使えるため、Spotify、Amazon Music、Youtubeなどの音楽や動画もも再生できるし、radikoなどのネットラジオも聴ける。
内蔵ストレージに加えて、microSDXCカードも使えるmicroSDカードスロットも使えるが、内部ストレージ化してシームレスに使えるはず。
そして、パソコンとの接続や充電を行うソニー独自のWM-PORTが、この製品から、標準的なUSB TYPE-Cに変更されたのも、嬉しい変更点だ。
もちろん、「Ulcool U2」が1万円以下で買えるのに対し、16GBストレージ内蔵の「NW-A105」が、350ユーロというから、4万円を超え、ノイズキャンセル機能を備えたハイレゾ対応イヤフォン「IER-NW510N」が付属するとはいえ、決して安くはない。
しかし、現時点で最強のオーディオ再生機能を備えたAndroidスマホみたいなものであると考えると、この値段も決して馬鹿高いモノとは言えない。
心配があるとすれば、Android OS自体が古くなり、ポータブルオーディオプレーヤーの製品寿命は、概してスマホより長いため、まだまだ使いたいのに、肝心のアプリがサポート外になって使えなくなる可能性があること。
このジレンマは、Androidベースでポータブルオーディオプレーヤーを作る宿命であり、この問題だけは今回も解決しているとは言えないだろう。
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