Android端末で、未だ改善されない不満 [パソコン]
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Android OSの機能も地道に向上されてきて、今や、もうパソコンは要らない、Android端末があればそれで充分、と考える人も多いと思う。
私自身も、基本的には賛同するのだが、それでも、未だにWindowsパソコンは毎日使うし、Windowsパソコンがなくなってしまったら、やっぱり不便だ。
その一つの理由は、Windowsパソコンでは何も気にせずできていることが、スマホやタブレットなどのAndroid端末では、未だに不便に感じることがいくつかあるからだ。
具体的には、例えば、次のようなこと。
(1)バッテリー残量ゼロの状態から、ACアダプターを繋いで、直ちに起動し充電しながら使い続けられない
Windowsパソコンなら、設定しておけば、バッテリー動作で使っていてバッテリーがなくなれば、自動でサスペンド状態になり、その場でACアダプタをつなぎさえすれば、サスペンドから戻り、直ちに作業を再開できる。
ところが、ほとんどのAndroid端末は、バッテリーが切れてしまったら、ACアダプタをつないでも、ある程度充電されるまでは、システムを起動することさえできない。
しかも、作業中にバッテリーが切れた場合、ACアダプタが繋がれるまで、とりあえずサスペンドしてくれないのも困りものだ。
なので、バッテリーが切れれば、直ちに編集中のデータは消失してしまうし、電源が復旧してもシステムの再起動から始めるしかないのは不便でしかない。
(2)使用中にサスペンドした後、全く同じ画面状態で、必ずしも作業を再開できない
Windowsパソコンの場合、作業途中で、サスペンド状態にして、再開した時には、サスペンドした時の状態ほとんどそのままで、作業が再開できる。
ところが、Android端末の場合、電源ボタンを押して作業中断した後、再度、電源ボタンを押し、ロック解除した時に、必ずしも、作業中断時に忠実な状態から再開できるとは限らない。
日本語IMEは解除され、入力途中の文字が消えてしまうのは普通にあるし、それどころか、直前に作業していたアプリではなく、何らかのイベントが発生して、それに関係するアプリがまず表示されることもよくある。
エディタなどで編集中の場合、運が良ければ編集中のファイルは残っているが、カーソル位置や変換中の状態はリセットされることが多いし、運が悪ければアプリ自体が強制終了されてしまっていることもある。
(3)デバイスドライバがインストールできない
Windowsパソコンでは、古い機種でもある程度の範囲なら、新たな機能の周辺機器が出た場合に、デバイスドライバやユーティリティをインストールして、使うことができる。
Android端末の場合、基本、インストールできるのはアプリだけであり、Windowsでいうデバイスドライバやプロトコルスタック、ミドルウェアといったシステムソフトウェアは、ユーザーが勝手にインストールすることは許されておらず、全く新しいデバイスを利用するには、OS自体のバージョンアップを待たないといけないことがある。
最近は、デバイスのインタフェースが、USBまたはWi-Fi、Bluetoothに集約されつつあり、問題は少なくなっているのだろうが、Android OSのバージョンアップに熱心でないメーカーもあり、買い替えを余儀なくされることもある。
結果、パソコンは何とか4年ぐらいは使い続けられるが、Android端末の寿命は長くて2年程度でしかない。すぐに使い物にならなくなる。
(4)使い続けていると確実に遅くなり、ストレージも食う
スマホを2年も使えば、買った当初とは比べ物にならないぐらい、ランチャーやアプリのレスポンスが悪くなる。キャッシュのクリアなどで多少改善される部分もあるが、それでも2年も経てば耐えられなくなるぐらい遅くなる。
また、インストールした、Google Playストアに書かれているアプリのプログラム、データ容量を合計しても、内蔵ストレージの残容量に対してまだまだ余裕があるはずなのに、使っていると残容量がゼロになり、アプリの更新や新規追加ができなくなる。
Windowsパソコンも、長く使っていると徐々に遅くなり、ストレージも食うのは事実だが、Android端末は、Windows以上にそれが酷い。
どれも、改善できないことでは、ないはずなんだけどな。
特に(1)(2)は、Android OSで、Googleがちょっと頑張れば実現できる程度の話だ。
それをやらないのは、Googleが、Windowsを勝負相手と思っていないのだろうか?
一方で、最近のWindows 10やOfficeだと、エラーリカバリーが強化されていて、うっかりOffice文書の編集中に保存せずに終了したり、OSが異常終了したりしても、かなり直前に近い形で文書が復旧できることが多く、安心して使うことができる。
個人的には、このようなAndroidの弱点が解消されないと、Android端末で、長い文章を売ったり、図面を作ったりといった、仕事にあまり使う気になれないんだよな。
そんな気持ち、Googleは分かってくれているのだろうか?
関連記事:
業務用にモバイルノートPC「MateBook X」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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Android OSの機能も地道に向上されてきて、今や、もうパソコンは要らない、Android端末があればそれで充分、と考える人も多いと思う。
私自身も、基本的には賛同するのだが、それでも、未だにWindowsパソコンは毎日使うし、Windowsパソコンがなくなってしまったら、やっぱり不便だ。
その一つの理由は、Windowsパソコンでは何も気にせずできていることが、スマホやタブレットなどのAndroid端末では、未だに不便に感じることがいくつかあるからだ。
具体的には、例えば、次のようなこと。
(1)バッテリー残量ゼロの状態から、ACアダプターを繋いで、直ちに起動し充電しながら使い続けられない
Windowsパソコンなら、設定しておけば、バッテリー動作で使っていてバッテリーがなくなれば、自動でサスペンド状態になり、その場でACアダプタをつなぎさえすれば、サスペンドから戻り、直ちに作業を再開できる。
ところが、ほとんどのAndroid端末は、バッテリーが切れてしまったら、ACアダプタをつないでも、ある程度充電されるまでは、システムを起動することさえできない。
しかも、作業中にバッテリーが切れた場合、ACアダプタが繋がれるまで、とりあえずサスペンドしてくれないのも困りものだ。
なので、バッテリーが切れれば、直ちに編集中のデータは消失してしまうし、電源が復旧してもシステムの再起動から始めるしかないのは不便でしかない。
(2)使用中にサスペンドした後、全く同じ画面状態で、必ずしも作業を再開できない
Windowsパソコンの場合、作業途中で、サスペンド状態にして、再開した時には、サスペンドした時の状態ほとんどそのままで、作業が再開できる。
ところが、Android端末の場合、電源ボタンを押して作業中断した後、再度、電源ボタンを押し、ロック解除した時に、必ずしも、作業中断時に忠実な状態から再開できるとは限らない。
日本語IMEは解除され、入力途中の文字が消えてしまうのは普通にあるし、それどころか、直前に作業していたアプリではなく、何らかのイベントが発生して、それに関係するアプリがまず表示されることもよくある。
エディタなどで編集中の場合、運が良ければ編集中のファイルは残っているが、カーソル位置や変換中の状態はリセットされることが多いし、運が悪ければアプリ自体が強制終了されてしまっていることもある。
(3)デバイスドライバがインストールできない
Windowsパソコンでは、古い機種でもある程度の範囲なら、新たな機能の周辺機器が出た場合に、デバイスドライバやユーティリティをインストールして、使うことができる。
Android端末の場合、基本、インストールできるのはアプリだけであり、Windowsでいうデバイスドライバやプロトコルスタック、ミドルウェアといったシステムソフトウェアは、ユーザーが勝手にインストールすることは許されておらず、全く新しいデバイスを利用するには、OS自体のバージョンアップを待たないといけないことがある。
最近は、デバイスのインタフェースが、USBまたはWi-Fi、Bluetoothに集約されつつあり、問題は少なくなっているのだろうが、Android OSのバージョンアップに熱心でないメーカーもあり、買い替えを余儀なくされることもある。
結果、パソコンは何とか4年ぐらいは使い続けられるが、Android端末の寿命は長くて2年程度でしかない。すぐに使い物にならなくなる。
(4)使い続けていると確実に遅くなり、ストレージも食う
スマホを2年も使えば、買った当初とは比べ物にならないぐらい、ランチャーやアプリのレスポンスが悪くなる。キャッシュのクリアなどで多少改善される部分もあるが、それでも2年も経てば耐えられなくなるぐらい遅くなる。
また、インストールした、Google Playストアに書かれているアプリのプログラム、データ容量を合計しても、内蔵ストレージの残容量に対してまだまだ余裕があるはずなのに、使っていると残容量がゼロになり、アプリの更新や新規追加ができなくなる。
Windowsパソコンも、長く使っていると徐々に遅くなり、ストレージも食うのは事実だが、Android端末は、Windows以上にそれが酷い。
どれも、改善できないことでは、ないはずなんだけどな。
特に(1)(2)は、Android OSで、Googleがちょっと頑張れば実現できる程度の話だ。
それをやらないのは、Googleが、Windowsを勝負相手と思っていないのだろうか?
一方で、最近のWindows 10やOfficeだと、エラーリカバリーが強化されていて、うっかりOffice文書の編集中に保存せずに終了したり、OSが異常終了したりしても、かなり直前に近い形で文書が復旧できることが多く、安心して使うことができる。
個人的には、このようなAndroidの弱点が解消されないと、Android端末で、長い文章を売ったり、図面を作ったりといった、仕事にあまり使う気になれないんだよな。
そんな気持ち、Googleは分かってくれているのだろうか?
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極小PCを持ち歩けば良いだけでは?と思ってしまいます。
by H (2019-11-09 09:12)
Hさん、初めまして。
よく読んでいただければ、私の論旨は、だからパソコンが手放せないという結論なのですが、Hさんと何も変わらないのですが・・・
by naniwa48 (2019-11-09 21:42)