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スマートウォッチ「LEMFO LEM T」のスペック検証 [ウェアラブルデバイス]

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届いたスマートウォッチ「LEMFO LEM T」をチェック:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

まず、最初にコメントで教えていただいたことによると、この製品、ベルト部分に無線関係のアンテナが組み込まれているそうで、ベルトを無理やり外すと、通信が行えなくなる可能性が高いらしく、ベルトを外すことは諦めた方がいいようだ。
なので、ベルトは付いたまま使う前提で、まずは、スペックについてチェックしてみる。

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スマートウォッチ「LEMFO LEM T」の電源を入れると、言語設定の画面になるが、困ったことにここに日本語がない。
日本語が使えると聞いていたのだが、不安が。

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とりあえず、英語を選択すると、時計画面が表示されるが、Wear OSのように、専用のセットアップ画面は用意されていないようで、

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設定アイコンから、個別にWi-FiやGoogleアカウントを順次設定ゆく必要がある。

なお、Wi-Fiについては、5GHz帯にも対応しているのが、他のスペックがローエンドであることを思えば意外。

また、言語に関しては、最初の画面では日本語が選べないのに、後から、設定-言語と入力で、言語の選択画面を見ると、ここでは何故か日本語が選べて、UIが日本語に変わる。

ところが、設定-言語と入力で、仮想キーボードを、自分でインストールしたGoogle日本語入力に変更しようとするが、これがまた選べない。
結局、既に入っていたGoogle英語キーボードと、中国語入力を削除したら、ようやくデフォルトの仮想キーボードをGoogle日本語入力に強制変更することができた。

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本体の右サイドには2つのボタンがあり、赤いボタンが「ホーム」、シルバーのボタンは「戻る」みたいだ。
画面の左スワイプにも「戻る」動作が割り当てられているが、これが有効なのはランチャーメニューや一部のプリインストールアプリだけみたいで、スワイプで戻る動作ができない場合は、サイドの「戻る」ボタンを押す必要があり、これが案外煩わしい。
また、音量のアップダウンのボタンがないため、音量を変えるには、画面に音量調整の画面を出して、画面をタップして音量を変える必要があるし、音量のアップダウンのボタンがない関係で、どうやったらスクリーンショットを取れるのかが、今のところ分かっていない。

「K-touch i9/10」のように最初からマルウェアに感染していると嫌なので、まずは、カスペルスキーセキュリティによるセキュリティチェックを行った。結果、特にマルウェアやウィルスの問題はなし。

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次に「Device Info HW」というアプリを使って、偽装されていない本当のスペックをチェック。

すると、ほとんどは公開されたスペック通りで問題はなかったが、

・バッテリー容量は、公称2,700mAhだが、実際には1,000mAhと認識される
・SoCは、MediaTek MT6739で間違いないが、省電力のためかクロック周波数は1.0GHzに制限されているようだ

バッテリー容量は、中国メーカーはどこも信用ならないのだが、これもか、という感じ。サイズを考えれば、2,700mAhなんてあり得ないと思っていたから、まあ驚きではない。

防水・防塵性能については、IP67規格相当とあり、これは、「汗、雨、水しぶきなんか日常生活の水や埃にはもちろんですが、手洗いなどの時にも取り外す必要がありません。ただし、ダイビングや水泳またはシャワーする時、長い時間の使用をご遠慮ください。」とのことであり、日常使う上では、十分な防水性能はあるとみていいようだ。

OSは、やはりAndroid 7.1.1で古く、Wear OSではなく、Androidをスマートウォッチ向けにカスタマイズして搭載ている模様だ。

中国メーカーのスマートウォッチには、同様にAndroid 7をスマートウォッチ向けにカスタマイズして搭載している製品が多いのには気付いていた。
どうやら、中国内で、標準のAndroidをスマートウォッチ向けにカスタマイズしたものを、スマートウォッチメーカー向けに販売するベンダーがいるそうで、その最新版がAndroid 7ベースであるせいで、どこも、Android 7なのだそうだ。

E-ink搭載のAndoidタブレットのOSが、一時期、Android 4.4からなかなか変わらなかった理由と、似たような状況なのだろう。

ところで、設定メニューを辿って見ていると、通常のAndroidと違うのが、隠しコマンドを打たなくても最初から「開発者向けオプション」のメニューが表示されること。
ただ、「開発者向けオプション」の中には、「USBデバッグ」のON/OFF選択肢が一つあるだけで、他に何も選べないことにはガッカリ。

最後に、Google Play Storeでインストールできるアプリをチェックしてみたところ、普通のアプリがほとんど制限なくインストールできそうなので、ともかくDAPとして使えるようセットアップを続けることにする。

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