
タフネススマホ「Soyes S10」を一日使ってみた [スマートフォン]
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超小型スマホ「Soyes S10」を、DAPとしてカスタマイズして、一日使ってみてたので、軽く感想を書いておきたい。
持ち運びやすさ
「Soyes S10」(真ん中)は、前作「Soyes XS」(左側)より一回り大きく、分厚い。
「Melrose 2019」(右側)と比べると、長さは少し短く、横幅が大きく厚みもあるが、極端に大きくなった印象は受けない。
実際に触ってみると、スペック値よりは重さや厚みは気にならない。全体に丸っこいからだろうか。
ただ、ストラップが取り付けられないのは、やはり困る。すでに一度落としてしまった。オフィスフロアだったから、傷つかずよかったが。
アプリの互換性
ディスプレイの解像度が、480x854ピクセルあり、横幅が480ピクセルあるため、横幅が320ピクセルしかない「Melrose 2019」などに比べて、明らかにアプリの画面レイアウトの崩れが少ない。
ただ、私がよく使う「ラジオ番組向けプレーヤー」では、文字サイズを「小」にしても、一番下のメニュー文字が2段になって、崩れてしまう。
画素密度が260dpiに設定されているので、これを変更すれば、さらに文字を小さくできそうだが、Android 6.0なので、開発者向けオプションからは変更できず、PCにUSB接続してコマンドラインから変更する必要があるし、変更した結果、画面操作不可に陥る危険性もある。
現状でも、メニューが2段になる分、メニューの幅が高くなり押しやすくはあるので、とりあえず、このままで使うことにする。
Android 6.0
OSは、Android 6.0で、ファーム更新が来ていないかチェックしてみたが、特になし。
中華端末は、発売時にファーム更新がなければ、その後も更新は期待できないだろう。
Android 6.0だと、OSとしての寿命は、あと1年かな。
ただ、一応、Android 6.0から追加されたAdaptive Storage機能は使えて、256GBのmicroSDXCカードを内部ストレージ化してフォーマットでき、使えている。
残容量表示にもバグがなく、正しい値が表示されている(これがバグっている製品は多い)。
Bluetooth Audio
Bluetoothについては、Bluetoothイヤホンとの接続は割と安定していると思う。ただ、突然、数秒音が途切れ、また復帰する現象は起きることがある。
設定>開発者向けオプションで、見られるBluetooth Audio関係の設定項目は、「USBオーディオルーティング」だけ。
これは、USB-DACを接続したときに、それを認識しない状態にする設定なので、ONにすることはないだろう。
ここに、AACやapt-x,apt-x HD,LDACといった高音質プロトコルの選択肢はないので、Bluetooth Audioの対応コーデックについては、おそらくSBCのみなのかもしれない。
ただ、そもそもAndroid 6.0では、開発者向けオプションに、こうした詳しいBluetooth Audio関連の設定項目はなかったので、仕方ないことではある。
カメラ
リアカメラを使ってみたが、1200万画素の割に、解像度がかなり甘く(特に周辺部)、しかも色乗りが浅い。
メモ程度にしか使えない、と思っていた方がいい。
フロントカメラは一度も使っていないが、顔認証機能を使ったときにあまり認証精度がよくなかったので、500万画素としては、大した画質ではないと思う。
バッテリーの持ち
さて肝心のバッテリーの持ちだが、1,900mAhという容量のお陰か、朝9時頃から、フル充電の状態で、ずっとBluetoothイヤホンでラジオ番組を再生し続けても、夜8時の帰宅時には10%残っていた。
これは、「Soyes XS」や「Melrose 2019」に比べて、かなりの長持ちだと思う。
一点気になったのは、カバンの中に入れていたら、結構中で発熱していたこと。
発熱はバッテリーを痛めるので、密閉されたバッグの中に入れっぱなしはよくないと思う。
そこを考えても、何とかストラップを取り付けて、何かにぶら下げられるようにしておきたいな。
防水・防塵
外観を見ても、全般に造りにち密さがあり、防水・防塵性能は本物だと思う。実際、お風呂で使ってみたが、防水自体は問題なし。
ただ、画面が小さいだけに、少し水が掛かるだけでも、操作不能に陥るのは仕方ないことか。
もちろん、タオルで水をぬぐえば、操作はできるようになる。
防水で、唯一の弱点だと思っているUSB端子のゴムキャップだが、思ったより丈夫みたいで、これまで毎日のように充電のために開閉しているが、今のところ、ヘタる様子はない。「SERVO J5+」と違い、それなりに、強度は考えて作られているみたいだな。
さて、丸一日使ってみて、DAPとして使うには、なかなかバランスのいい製品だと思った。
ただ、日常で使うには、ストラップが付けられないのが困るため、「Melrose 2019」の代わりに、毎日これを使うという状態にまでは至っていない。
何かいい手はないかな?
今のところ、USB端子の防水を諦めて、ゴムキャップに穴を開けるぐらいしか思いつかないのだが。
関連記事:
スマホ「Soyes S10」のスペックをチェック:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
タフネススマホ「Soyes S10」にストラップを取り付ける:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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超小型スマホ「Soyes S10」を、DAPとしてカスタマイズして、一日使ってみてたので、軽く感想を書いておきたい。
持ち運びやすさ
「Soyes S10」(真ん中)は、前作「Soyes XS」(左側)より一回り大きく、分厚い。
「Melrose 2019」(右側)と比べると、長さは少し短く、横幅が大きく厚みもあるが、極端に大きくなった印象は受けない。
実際に触ってみると、スペック値よりは重さや厚みは気にならない。全体に丸っこいからだろうか。
ただ、ストラップが取り付けられないのは、やはり困る。すでに一度落としてしまった。オフィスフロアだったから、傷つかずよかったが。
アプリの互換性
ディスプレイの解像度が、480x854ピクセルあり、横幅が480ピクセルあるため、横幅が320ピクセルしかない「Melrose 2019」などに比べて、明らかにアプリの画面レイアウトの崩れが少ない。
ただ、私がよく使う「ラジオ番組向けプレーヤー」では、文字サイズを「小」にしても、一番下のメニュー文字が2段になって、崩れてしまう。
画素密度が260dpiに設定されているので、これを変更すれば、さらに文字を小さくできそうだが、Android 6.0なので、開発者向けオプションからは変更できず、PCにUSB接続してコマンドラインから変更する必要があるし、変更した結果、画面操作不可に陥る危険性もある。
現状でも、メニューが2段になる分、メニューの幅が高くなり押しやすくはあるので、とりあえず、このままで使うことにする。
Android 6.0
OSは、Android 6.0で、ファーム更新が来ていないかチェックしてみたが、特になし。
中華端末は、発売時にファーム更新がなければ、その後も更新は期待できないだろう。
Android 6.0だと、OSとしての寿命は、あと1年かな。
ただ、一応、Android 6.0から追加されたAdaptive Storage機能は使えて、256GBのmicroSDXCカードを内部ストレージ化してフォーマットでき、使えている。
残容量表示にもバグがなく、正しい値が表示されている(これがバグっている製品は多い)。
Bluetooth Audio
Bluetoothについては、Bluetoothイヤホンとの接続は割と安定していると思う。ただ、突然、数秒音が途切れ、また復帰する現象は起きることがある。
設定>開発者向けオプションで、見られるBluetooth Audio関係の設定項目は、「USBオーディオルーティング」だけ。
これは、USB-DACを接続したときに、それを認識しない状態にする設定なので、ONにすることはないだろう。
ここに、AACやapt-x,apt-x HD,LDACといった高音質プロトコルの選択肢はないので、Bluetooth Audioの対応コーデックについては、おそらくSBCのみなのかもしれない。
ただ、そもそもAndroid 6.0では、開発者向けオプションに、こうした詳しいBluetooth Audio関連の設定項目はなかったので、仕方ないことではある。
カメラ
リアカメラを使ってみたが、1200万画素の割に、解像度がかなり甘く(特に周辺部)、しかも色乗りが浅い。
メモ程度にしか使えない、と思っていた方がいい。
フロントカメラは一度も使っていないが、顔認証機能を使ったときにあまり認証精度がよくなかったので、500万画素としては、大した画質ではないと思う。
バッテリーの持ち
さて肝心のバッテリーの持ちだが、1,900mAhという容量のお陰か、朝9時頃から、フル充電の状態で、ずっとBluetoothイヤホンでラジオ番組を再生し続けても、夜8時の帰宅時には10%残っていた。
これは、「Soyes XS」や「Melrose 2019」に比べて、かなりの長持ちだと思う。
一点気になったのは、カバンの中に入れていたら、結構中で発熱していたこと。
発熱はバッテリーを痛めるので、密閉されたバッグの中に入れっぱなしはよくないと思う。
そこを考えても、何とかストラップを取り付けて、何かにぶら下げられるようにしておきたいな。
防水・防塵
外観を見ても、全般に造りにち密さがあり、防水・防塵性能は本物だと思う。実際、お風呂で使ってみたが、防水自体は問題なし。
ただ、画面が小さいだけに、少し水が掛かるだけでも、操作不能に陥るのは仕方ないことか。
もちろん、タオルで水をぬぐえば、操作はできるようになる。
防水で、唯一の弱点だと思っているUSB端子のゴムキャップだが、思ったより丈夫みたいで、これまで毎日のように充電のために開閉しているが、今のところ、ヘタる様子はない。「SERVO J5+」と違い、それなりに、強度は考えて作られているみたいだな。
さて、丸一日使ってみて、DAPとして使うには、なかなかバランスのいい製品だと思った。
ただ、日常で使うには、ストラップが付けられないのが困るため、「Melrose 2019」の代わりに、毎日これを使うという状態にまでは至っていない。
何かいい手はないかな?
今のところ、USB端子の防水を諦めて、ゴムキャップに穴を開けるぐらいしか思いつかないのだが。
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2020-02-14 00:00
nice!(0)
コメント(4)
こんにちは。レビュー読ませて頂きました。
やはりストラップホールが無いのは厳しそうですね。
何か良い対応方法が見つかったら、ブログで紹介して下さい。
と思いつつも他は良さそうなので、ポチってしまいました、、、
by すみしん (2020-02-14 08:26)
初めまして、小さいガジェット好きオヤジの桂といいます。
いつも楽しく拝読しています。
さて、たまたま小生もこの端末を入手したところでして、いろいろいじっております。
個人的にはカメラのスペックがうれしい誤算ですが、おっしゃる通り色が浅いので、小生はFoodieをデフォのカメラとして使おうかと思っていますが、SNSやブログなどにはそれなりに使えるかなと。
ただ、ストラップ問題はなんとかしたいところですね。ホールのついたケースなどどこかで出るといいなあと思っています
これからもよろしくお願いします。
by 桂 (2020-02-14 12:41)
すみしんさん、こんにちは。
ストラップの件ですが、よさそうな方法を思いつきましたので、帰宅後試して、うまくいったらご紹介しますので、続報にご期待ください。
by naniwa48 (2020-02-14 19:41)
桂さん、初めまして。
似たようなコメントが二つアップロードされていましたので、後の方の
コメントのみを公開させていただきました。ご了解ください。
ストラップについては、いいアイデアがありましたので、続報をお待ちください。
by naniwa48 (2020-02-14 19:42)