
録画できる双眼鏡について大きな勘違い [便利グッズ]
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昨日ご紹介した録画できる双眼鏡「DL-6406」は、動画解像度が低すぎるということで、もう少し高くてもいいから、フルHDの動画撮影ができる双眼鏡で、手ごろなものがないか探してみた。
すると、こちらのような商品が見つかった。
録画機能付き双眼鏡 デジタル双眼鏡型 スパイダーズX-PR805 フルハイビジョン 液晶モニター 光学12倍ズーム | スパイダーズX.com
LIVE REC 680Rとか、スパイダーズX PR805とか、これ以外にもいろいろあるが、すべて同じデザインで同じスペックのOEM商品に見える。
12倍の光学ズームで、動画撮影は、30FPSだが、フルHD解像度で撮影できるのだが、それでいて1万円前後で買える。
この商品について、いろいろレビューを読んだり、仕様表をチェックていて、ふと、自分が大きな勘違いをしていたことに気づいた。
録画できる双眼鏡という商品は、双眼鏡のレンズの奥にCCDなどの撮像素子が組み込まれており、動画が撮影できるのだろうと、勝手に思っていたのだが、よく考えたら、これって結構設計が難しい。
もし、双眼鏡として対象を見られながら、それを動画撮影できるようにするには、次の2つの方式が考えられる。
(1)レンズから入った光をCCDとビューファインダーに光学分岐し、CCDで受けた光をデジタル化して動画記録する
(2)レンズから入った光をCCDで受けてデジタル化し、動画記録すると同時に、液晶ビューファインダーで表示する
(1)のタイプの商品があるかどうかは不明だが、下手すると動画もファインダー映像も暗くなりかねず、設計は難しそう。
(2)は、デジタル双眼鏡と呼ばれるものらしく、設計が悪いとファインダー映像の遅延も起きそうだし、どう考えても価格は高くなりそう。
双眼鏡の左右のレンズに入る映像は、わずかにずれが生じるはずで、それが立体視を生むわけだが、動画撮影する場合、それをどう合成するのかも疑問だな。
そうした観点で、この商品はどちらなんだろう?と思いチェックしたら、驚くべきことにどちらでもなかった。
この商品、双眼鏡としては、純粋にアナログの光学双眼鏡でしかなく、左右のレンズをつなぐブリッジ部分に、もう一つレンズがあって、そこにデジタルカメラを内蔵し、動画や静止画が撮影できる、という商品なのだ。
特徴で、光学12倍ズームと言っていながら、動画撮影のズームがデジタル24倍と書いてあるのが、最初不思議だったのだが、カメラが双眼鏡とは完全に独立しているなら、その仕様も納得だ。
要するに、この製品、双眼鏡で覗いた方向の映像がだいたい撮影できる、という割り切りの商品だということだ。
とはいえ、価格の安さを考えれば、それで十分という気もする。
チルトアップ式の2.0インチ液晶モニターも付いていて、動画、静止画撮影の操作は、この液晶画面から行うし、撮影した映像も、この液晶モニターで確認できる。
というか、この製品、双眼鏡ではカメラで撮影できる映像が確認できないから、わざわざ別に液晶モニターをつけたのだろう。
撮影した動画や静止画は、最大32GBのmicroSDXCカードに保存される。動画サイズは、フルHDで、1時間が1GBぐらいらしいので、容量に問題はないだろう。
一点不安があるというと、内蔵バッテリーで最大約3時間撮影可能というところ。
充電中に撮影ができないとなると、長時間の撮影には、やや難ありということになる。
(2)のようなフルデジタルの双眼鏡はというと、確かに性能はよく、ファインダーから見た映像をそのまま録画できる点は優れているのだが、価格は格段に高くなるみたい。
一応そちらも一通り調べてみようとは思うが、調べた上で、またこの商品に戻るかもしれないな。
関連記事:
録画できる双眼鏡が欲しい:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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昨日ご紹介した録画できる双眼鏡「DL-6406」は、動画解像度が低すぎるということで、もう少し高くてもいいから、フルHDの動画撮影ができる双眼鏡で、手ごろなものがないか探してみた。
すると、こちらのような商品が見つかった。
録画機能付き双眼鏡 デジタル双眼鏡型 スパイダーズX-PR805 フルハイビジョン 液晶モニター 光学12倍ズーム | スパイダーズX.com
LIVE REC 680Rとか、スパイダーズX PR805とか、これ以外にもいろいろあるが、すべて同じデザインで同じスペックのOEM商品に見える。
12倍の光学ズームで、動画撮影は、30FPSだが、フルHD解像度で撮影できるのだが、それでいて1万円前後で買える。
この商品について、いろいろレビューを読んだり、仕様表をチェックていて、ふと、自分が大きな勘違いをしていたことに気づいた。
録画できる双眼鏡という商品は、双眼鏡のレンズの奥にCCDなどの撮像素子が組み込まれており、動画が撮影できるのだろうと、勝手に思っていたのだが、よく考えたら、これって結構設計が難しい。
もし、双眼鏡として対象を見られながら、それを動画撮影できるようにするには、次の2つの方式が考えられる。
(1)レンズから入った光をCCDとビューファインダーに光学分岐し、CCDで受けた光をデジタル化して動画記録する
(2)レンズから入った光をCCDで受けてデジタル化し、動画記録すると同時に、液晶ビューファインダーで表示する
(1)のタイプの商品があるかどうかは不明だが、下手すると動画もファインダー映像も暗くなりかねず、設計は難しそう。
(2)は、デジタル双眼鏡と呼ばれるものらしく、設計が悪いとファインダー映像の遅延も起きそうだし、どう考えても価格は高くなりそう。
双眼鏡の左右のレンズに入る映像は、わずかにずれが生じるはずで、それが立体視を生むわけだが、動画撮影する場合、それをどう合成するのかも疑問だな。
そうした観点で、この商品はどちらなんだろう?と思いチェックしたら、驚くべきことにどちらでもなかった。
この商品、双眼鏡としては、純粋にアナログの光学双眼鏡でしかなく、左右のレンズをつなぐブリッジ部分に、もう一つレンズがあって、そこにデジタルカメラを内蔵し、動画や静止画が撮影できる、という商品なのだ。
特徴で、光学12倍ズームと言っていながら、動画撮影のズームがデジタル24倍と書いてあるのが、最初不思議だったのだが、カメラが双眼鏡とは完全に独立しているなら、その仕様も納得だ。
要するに、この製品、双眼鏡で覗いた方向の映像がだいたい撮影できる、という割り切りの商品だということだ。
とはいえ、価格の安さを考えれば、それで十分という気もする。
チルトアップ式の2.0インチ液晶モニターも付いていて、動画、静止画撮影の操作は、この液晶画面から行うし、撮影した映像も、この液晶モニターで確認できる。
というか、この製品、双眼鏡ではカメラで撮影できる映像が確認できないから、わざわざ別に液晶モニターをつけたのだろう。
撮影した動画や静止画は、最大32GBのmicroSDXCカードに保存される。動画サイズは、フルHDで、1時間が1GBぐらいらしいので、容量に問題はないだろう。
一点不安があるというと、内蔵バッテリーで最大約3時間撮影可能というところ。
充電中に撮影ができないとなると、長時間の撮影には、やや難ありということになる。
(2)のようなフルデジタルの双眼鏡はというと、確かに性能はよく、ファインダーから見た映像をそのまま録画できる点は優れているのだが、価格は格段に高くなるみたい。
一応そちらも一通り調べてみようとは思うが、調べた上で、またこの商品に戻るかもしれないな。
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