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「Xiaomi Qin 2 Pro」を一日試用した [スマートフォン]

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知人の「Xiaomi Qin 2 Pro」の日本語化をするついでに、了解を得て一日借りれたので、簡単にレビューしたい。

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付属品は、USB Type-Cケーブル、SIMイジェクトピン、ケース、保護フィルム(貼付済)、マニュアル類となっていて、ACアダプタは付属しない。本体にはストラップホールはないが、半透明のケースには、正面から見て右下側面にストラップホールがある。

本体は、私がポータブルオーディオプレーヤーとして使っている「Soyes S10」と比較してみたが、横幅は若干大きい程度で、縦はかなり長い。一方、厚みは「Soyes S10」に比べて、半分までいかないが、かなり薄い。

重さは105gで「Soyes S10」とほぼ同じなのだが、手に持ってより軽く感じるのは、サイズが大きいからだろうか。

次に、Device Info HWアプリで、ハードウェアをチェックしてみたが、ほぼカタログスペック通りに表示された。
バッテリーも、カタログ通り2,100mAhと表示される。

CPUは、Cortex-A55コアの8コアでだが、クロック周波数がそれほど高くないためもあり、快適とはではいかないが、まあ許容範囲のレスポンス。
アプリのインストールが遅いのは、フラッシュメモリの書き込み速度が遅いものと思われる。

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この製品に触り始めて、最初に戸惑ったのは、電源ボタンが2重構造になっていて、内側の赤ボタンが本当の電源ボタンで、外側はプログラマブルなショートカット起動ボタンらしいこと。
外側のボタンは、例えば、カメラのシャッターなどに割り当てられるみたいだ。

内側の電源の赤ボタンは小さいため、非常に押しにくい。うっかり押し続けて、シャットダウンしてしまうような危険性はない良さもあるものの、ボリュームダウン+電源ボタンで、スクリーンショットを取りづらいのには閉口する。

Device Info HWアプリによれば、画面の画素密度は307dpiとかなり特殊な値となっている。ただ、解像度が1440x576ピクセルあり、横方向の画素数が割と多いので、アプリの画面レイアウトの崩れは、それほど起きていない。

設定画面の開発者向けオプションを開くと、Bluetooth Audio関連は充実している。
コーデックはSBC以外にも、AAC、aptX、aptX HD、LDACが選べるが、過去の経験から言っても、すべてが本当に使えるかは分からない。

また、設定機能で、Navigation Barの戻るとタスクリストのボタン配列を入れ替えることができるのも、助かる。

設定画面のファーム更新の履歴を確認すると、最後のセキュリティパッチは、2019年3月5日となっていて、現時点での、さらなる新しい更新は来ていないようだ。すでに1年以上、更新がないわけで、おそらく今後もないと思われる。

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独自のランチャーメニューがインストールされているが、中華端末に多いiOSライクなUIではなく、割と普通のUIで使い勝手は悪くない。

さらに、Webのスペック表では、FMラジオは非内蔵と書かれていたのだが、実際にはFMラジオアプリがプリンストールされており、USB Type-Cのヘッドホンアダプタを介し、イヤホンマイクを接続したところ、FMラジオ機能が使えることが分かった。

ただし、周波数は日本のバンドには対応していないため、ワイドFMのラジオ局ぐらいしか聴けない。受信感度は、まあ並みだ。

USB Type-C端子に繋ぐヘッドホンアダプタを介して、音楽再生も試してみたが、音質は悪くない。
ただ、時々、音が切れる症状が発生するのは玉に瑕かな。

バッテリーの持ちは、2,100mAhという容量の割には、イマイチ悪い気がする。明らかに、「Soyes S10」よりバッテリーの減りが早いようだ。
とはいえ、待ち受け状態では、丸1日バッテリーが切れずに余裕で使えるため、必要最低限の性能はあると言える。

もうちょっと調べたいこともあったが、こんなところで時間切れ。

最後に全体的な感想だが、薄くて横幅が狭いので、片手でホールドしやすく、確かに通話専用にはちょうどいいサイズかもしれないとは思った。

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ただ、通話専用にしても、こんなに画面が縦に長い必要はないと思う。YouTubeで動画を再生しても、

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横画面で動画を再生しても、サイドにに無駄な空白が付くだけで、何の意味もないことを、再確認した。

さて、「Xiaomi Qin 2 Pro」を実際に触ってみたら、予想したよりはずっとまともな製品ではあった。

ただ、私的には、この製品を買っても、いい使い道を思いつかない。
やっぱり、自分が買うことはないと思う。

翌朝、日本語ロケールに変更したまま、私のGoogleアカウントや、インストールしたアプリは削除した状態にして、「Xaomi Qin 2 Pro」を返却した。

後はご自分でどうぞご自由に。

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