ワイヤレスホン用新世代チップセットQCC3026/QCC3020 [ポータブルオーディオ]
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【NFMI / QCC3026 / QCC3020】長時間再生できて、途切れにくい完全ワイヤレスイヤホンおすすめまとめ - +ログ
QCC3026 | Qualcomm
Bluetoothワイヤレスホン用のチップセットをずっと開発しているQualcommから、新しいチップセットであるQCC3026/QCC3020がリリースされ、これを採用したイヤホンが続々出始めている。
QCC3026/QCC3020は、左右独立型のBluetoothワイヤレスホンに向けた新世代のチップセットで、次の点が新しくなっているらしい。
True Wireless Stereo Plus(TWS Plus)対応
これまでの左右独立型のBluetoothワイヤレスホンは、片方のイヤホンとスマホがペアリングしたうえで、左右の音を受信し、もう片方の音は、さらにそこからもう片方のイヤホンに、時分割でBluetooth伝送する方式をとっている。
このチップセットが対応するTWS Plusでは、スマホと左右のワイヤレスホンが、それぞれ独立してスマホと通信する。これにより、トータルでBluetoothの使用帯域が低減できる。
さらに、ビットレートが下がる分、Bluetooth通信の変調方式を、よりエラー訂正を強化する方式に変更でき、それにより通信が安定するメリットがある。
ただし、この方式に対応するには、公式には、スマホが最新SoC「Snapdragon 845」以降に対応し、ソフトウェアもTWS Plusに対応している必要があるとされており、今のところ、このチップセットの本来の性能を生かせるスマホは、まだ多くはないはずだが、
TWS Plus 対応スマホ/Snapdragon800番台なんて関係なかった! | SIMCOMOOGLE
Snapdragon 665を搭載した「OPPO A5 2020」でも、TWS Plusに対応しているという話もあり、この分だと、今後は、TWS Plusに対応した製品は増えそうだ。
aptX/AACコーデックに対応
コーデックとして、クアルコムがメインで推進するaptXと、アップルの標準であるAACの両方に対応する。さすがにハイレゾには対応していないようだが、これまでローエンドBluetoothイヤホンは、SBCに加えて、サポートしていてもAACまでだったのに対し、さらに、aptXにも対応する安価なワイヤレスホンが増えそうだ。
バッテリーの持ちが改善
SoC自体のプロセス世代も進み、消費電力が下がったことに加え、搭載されたバッテリー残量に応じてマスターを切り替えるロールスワッピング機能にも対応し、同じバッテリー容量でも寿命が改善されるらしい。
QCC3020は、QCC3026の下位モデルのようで、QCC3026より安い製品に採用されている。
だが、スペック表を見る限り、大きな機能、性能的な差はあるように見えず、パッケージが簡素化されている程度に見える。
レビュー記事を読むと、音質に若干違いがあるとか、QCC3026の方がBluetoothの接続安定性が高いらしいとの情報があるようだが、多分にあいまいで主観的な感想も多く、その差は明確なものではないみたい。
我が家のスマホ、DAPで、TWS Plusに対応した製品はまだないため、すぐさまQCC3026/QCC3020を採用したワイヤレススマホを買う意味はあまりないのだが、Amazonで売れ筋の左右独立ワイヤレスホンを見ていると、随分手ごろな価格の商品が増えているようで、将来に備えて、試しに買ってみてもいいかな、という気がしている。
関連記事:
Amazonで不思議な買い物経験:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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QCC3026 | Qualcomm
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QCC3026/QCC3020は、左右独立型のBluetoothワイヤレスホンに向けた新世代のチップセットで、次の点が新しくなっているらしい。
True Wireless Stereo Plus(TWS Plus)対応
これまでの左右独立型のBluetoothワイヤレスホンは、片方のイヤホンとスマホがペアリングしたうえで、左右の音を受信し、もう片方の音は、さらにそこからもう片方のイヤホンに、時分割でBluetooth伝送する方式をとっている。
このチップセットが対応するTWS Plusでは、スマホと左右のワイヤレスホンが、それぞれ独立してスマホと通信する。これにより、トータルでBluetoothの使用帯域が低減できる。
さらに、ビットレートが下がる分、Bluetooth通信の変調方式を、よりエラー訂正を強化する方式に変更でき、それにより通信が安定するメリットがある。
ただし、この方式に対応するには、公式には、スマホが最新SoC「Snapdragon 845」以降に対応し、ソフトウェアもTWS Plusに対応している必要があるとされており、今のところ、このチップセットの本来の性能を生かせるスマホは、まだ多くはないはずだが、
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aptX/AACコーデックに対応
コーデックとして、クアルコムがメインで推進するaptXと、アップルの標準であるAACの両方に対応する。さすがにハイレゾには対応していないようだが、これまでローエンドBluetoothイヤホンは、SBCに加えて、サポートしていてもAACまでだったのに対し、さらに、aptXにも対応する安価なワイヤレスホンが増えそうだ。
バッテリーの持ちが改善
SoC自体のプロセス世代も進み、消費電力が下がったことに加え、搭載されたバッテリー残量に応じてマスターを切り替えるロールスワッピング機能にも対応し、同じバッテリー容量でも寿命が改善されるらしい。
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だが、スペック表を見る限り、大きな機能、性能的な差はあるように見えず、パッケージが簡素化されている程度に見える。
レビュー記事を読むと、音質に若干違いがあるとか、QCC3026の方がBluetoothの接続安定性が高いらしいとの情報があるようだが、多分にあいまいで主観的な感想も多く、その差は明確なものではないみたい。
我が家のスマホ、DAPで、TWS Plusに対応した製品はまだないため、すぐさまQCC3026/QCC3020を採用したワイヤレススマホを買う意味はあまりないのだが、Amazonで売れ筋の左右独立ワイヤレスホンを見ていると、随分手ごろな価格の商品が増えているようで、将来に備えて、試しに買ってみてもいいかな、という気がしている。
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