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2画面スマホ「Nubia X」「Nubia Z20」をさらに調べる [スマートフォン]

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両面にOLEDディスプレイを備えた新コンセプトの2画面スマホ「Nubia X」「Nubia Z20」が、とても気になってきたので、詳しいスペックを調べてみた。

まずは、「Nubia X」の方から。

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nubia Xのスペックまとめ、対応バンド、価格 | telektlist

「Nubia X」は、表面にメインとなる6,26インチの液晶ディスプレイをフル画面で備え、裏面には、リアカメラと並んで小ぶりな5.1インチのOLEDディスプレイを搭載するが、2画面だという特徴以外も、なかなか凄いスペックのスマホであることが分かる。

サイズは、154.1x73.3x8.4mmで、重さは181gという筐体は、2画面を搭載し、画面サイズは6,26インチあり、バッテリー容量も3,800mAhと比較的大きいことを考慮すれば、よくこの薄さと重さに抑えたな、と思える程度。

びっくりするのが、基本性能の高さで、SoCには、クアルコムのSnapdragon 845という、一世代古いがハイエンドのSoCを採用し、RAMは6/8GB、内部ストレージは64/128/256/512GBが選べるハイエンドスペックとなっている。
惜しむらくは、microSDカードが使えない。多少高くても内部ストレージは大きめを選んだ方がよさそうだ。

OSは、2017年モデルで古いためAndroid 8.1(Oreo)で、それにNubia UI 6.0という独自UIを被せる、中華スマホによくある形態。
中華スマホなので、OSのアップデートは現在に至るまで行われておらず、新しいOSが使いたければ、Android 9.0を搭載した後継モデル「nubia Z20」を買え!というスタンスなのだろう。

なお、発売当初は、完全に中国国内向けで、Google PlayストアなどのGMS(Google Mobile Service)にも対応してなかったが、現在は、GMSに対応したグローバルモデルも販売されており、AliExpressでもこうした製品を気軽に購入できる状態となった。

ただし、4Gの対応バンドを調べると、あくまで中国向けのままとなっており、プラチナバンドに対応しているのはソフトバンクのみであり、ドコモ、auはエリアは非対応でエリアが限られ、日本国内で使うにはあまり適していないのが、大きな弱点となる。

この製品、SoCが強力ということで、3Dゲームのパフォーマンスも優れているため、裏面のOLEDディスプレイに左右のボタンを割り当てて、横向きに両手で握りながら裏側でボタン操作ができる機能も用意されていたり、裏表の画面に別のアプリを立ち上げ、使い分けることもできるという。

なかなかよく考えられたスマホだ。

これだけのスペックのスマホが、AliExpressのセールで、260ドル(RAM 8GB/ROM 128GBモデル)で売られていたのだから、びっくり。

2画面であることを無視しても、ハイエンドのSnapdragon 845搭載モデルというだけでも、この値段では見たことがない安さだからだ。

4Gのバンドが日本のSIMを挿して使うのには向いていないことと、OSが古く、アップデートの見込みもないことあたりが弱点だと思うが、例えばWi-Fiのみで、ポータブルゲーム専用機として使うなら、この値段ならコストパフォーマンスは抜群だと思う。

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nubia Z20のスペックまとめ、対応バンド、価格 | telektlist

一方、昨年発売された「nubia Z20」は、「Nubia X」の弱点をカバーするようなスペック変更がなされている。

SoCは、「nubia X」のSnapdragon 845から、さらに高性能なSnapdragon 855+に変更。
最新のハイエンドSoCであり、現時点では、スマホでこれ以上の3D性能は望めないはず。
逆に言えば、3Dゲームをしない人間には、宝の持ち腐れかもしれない。

OSも、Anndroid 8.0から、Android 9.0に更新された。

カメラも、2400万画素+1600万画素のデュアルカメラから、4800万画素+800万画素+1600万画素の構成となるトリプルカメラになり、メインカメラは、光学3倍ズームと光学手振れ補正に対応する。さらに、動画撮影も、15fpsの8K動画に対応するという。
しかも、この製品の特長として、裏返せば、このリアカメラを、自撮り用のフロントカメラとしても使えるというメリットがあり、これは他の製品にはない特徴だ。

サイズは、158.6x75.2x9.2mmで、重さが186gということで、若干「nubia X」より大きくて重くなったが、バッテリー容量は3,800mAhから4,000mAhに増量。

メインディスプレイも6,26インチから6.42インチに若干大きくなり、ディスプレイの画面占有率も、93.6%から84.8%に地道に拡大。

4Gの対応バンドも、ソフトバンクに加えて、NTTドコモ、auのプラチナバンドに対応し、一気に日本のSIMを挿して使いやすくなった。

「Nubia X」の弱点もほとんど解消され、唯一の不満というと、「Nubia X」同様microSDカードが使えないことぐらいか。

ただ、価格は、まだ新しい製品だけに、底値で468ドル台(グローバルモデル)で、「Nubia X」に比べて、200ドル以上高い。
とはいえ、SoCが最新のハイエンドであることを考慮すれば、この価格でも安い方なのだが。

日本できちんとスマホとして使いたいなら、多少高くても「nubia Z20」を買うべきだろう。その価値はある製品だと思う。

関連記事:
両面ディスプレイのスマホ「Nubia X」「Nubia Z20」:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

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