書斎兼寝室のエアコン用リモコンが故障

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我が家の書斎兼寝室のエアコンは、今は亡き三洋電機のSAP-A22T(W)という、かなり古いインバータエアコンだが、今年初めて冷房に使おうとしたら、リモコンの液晶表示が消えていたので、まずは電池を交換。

交換したら、温度などが表示されたので、これで大丈夫だろうと、リモコンのオン／オフボタンを押したのだが、エアコンがうんともすんとも言わない。

エアコン本体の緊急用の動作ボタンを押してみたら、ちゃんと動くので、リモコン側の問題のようだ。

赤外線リモコンから、ちゃんと赤外線信号が出ているかどうかは、スマホカメラで赤外線出力デバイスを映し、液晶画面に表示させながら、リモコンボタンを押したときに、デバイス部分が光るかどうかで分かる。

他のリモコンでは確かに光るのに、このエアコンのリモコンは、どのボタンを押しても全く光らないことが分かった。
液晶表示は正常に見えるのになぁ。残念。

これから暑くなるので、リモコンがないのは困る。

このリモコン、型番は「RCS-ZP1」だが、上の昔の記事にも書いたように、壊れたのは今回が初めてではない。

このエアコン、ちょっと特殊で、世間一般の「互換リモコン」では使えない。

実は、リモコンに温度センサを内蔵して、リモコン周りの温度を計測しており、それをエアコン本体に送信して温度制御に使っているらしいのだ。
すなわち、たとえ、電源オンのボタンを押しても、エアコンに送られるリモコン信号には、その時の温度情報がエンコードされて含まれているから常に変化する。そのため、学習リモコンでは記憶できないのだ。

当時としては、それなりに先進的な技術だったのだろうが、純正リモコン以外では使えない仕組みであり、今となっては買ったのを若干後悔している。

温度センサーを内蔵するせいか、リモコンの価格も高く、以前（2012年）、同じリモコンを購入したときには、新品で5,000円、中古でも3,000円以上した。

今は、それから日時が経っていることもあり、ヤフオクなどに出品されている中古品を調べると、古いからあまり綺麗な商品はないが、送料込みでも1,000円以下で買えるみたいだ。

だったら、さっさと買った方が早いだろう。

ヤフオクでの中古リモコン販売に関しては、それを専門に扱う業者も多く、そうした業者は、赤外線がちゃんと出ているかどうかを確認して出品しているので、一応安心だ。
今回は、そうした業者から、外観が比較的綺麗で、送料込みで710円と手ごろだった商品を購入した。

届いた商品（右）は、元の我が家のリモコン（左）より、むしろ汚れが少ないぐらいで、思ったより綺麗だった。

早速電池を入れると、温度表示の下に、冷暖房などの動作状態の文字が表示されており、確かに故障したリモコンにはこの部分は表示されておらず、やはり故障していたのだ、と改めて分かった。

そして、ボタンを押すと、エアコンがちゃんと反応したので、ホッとしている。

よく考えたら、このエアコン、購入してから13年経っているから、いつ本体が壊れても不思議ではない。次リモコンが壊れても、替えがある保証もないから、そうしたら買い替えかなぁ。

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