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浴室暖房乾燥機の最近の動向(1) [住宅]

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浴室暖房乾燥機の修理完了:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

浴室暖房乾燥機が故障し、結局、修理できたのでよかったのだが、修理が高くつくことも予想して、最近の浴室暖房乾燥機の調査も行った。

その際、「大した進歩はないのかな?」という先入観もあったのだが、調べてみたら、さすがに10年以上の年月が経過しているだけあって、それなりに進歩している点があって、感心した。

そんな、いくつかのポイントをご紹介しておきたい。

(1)オートルーバー送風

IMG_20200730_095012.jpg

我が家にある浴室暖房乾燥機は、多数のスリットが空いていて、その上に、2個のシロッコファンと呼ばれる形式の扇風機(ファン)がある。

このファンの上にヒーターがあり、ヒーターで熱された空気を2個のファンで浴室内に送り、浴室や衣類を乾燥させるのだが、この構造だと、浴室に干した衣類のうち、ファンの真下にあり、直接風が当たる衣類はすぐに乾くが、ファンから離れた衣類は乾きが悪い。
特に、同じ衣類でも、ファンに向いた側は乾いても、ファンと反対側が全然乾かない弱点がある。

我が家の場合、別途、ドラム式の衣類乾燥機も持っているので、基本は、こちらを優先して使っていて、雨の日で、ドラム式乾燥機で足らないときには、浴室暖房乾燥機を使う。

さらに、ドラム式乾燥機の方が速く乾くので、そちらが衣類を乾燥し終えたら、浴室暖房乾燥機は止めて、そちらの衣類のうち、ドラム式乾燥機が使えるものはドラム式乾燥機で、短時間の仕上げ乾燥をすることで、少しでも電気代を節約している。

しかし、我が家のように、衣類乾燥機を2系統持っている家庭は少ないだろう。
浴室暖房乾燥機のみで、衣類を乾燥させている家庭では、乾きムラが気になるだろうなぁ、と思う。
また、乾きムラがあるだけに、端の方まできちんと乾く頃には、ファンの真下の衣類は長時間熱風が当たり続けることになり、衣類も傷みそうだ。

このよう弱点が、最近の浴室暖房乾燥機を見ると、改善されているのが分かる。

P_FY-13UG7E.jpg

FY-13UG7E 品番詳細 - Vカタ/VAソリューションカタログ - Panasonic

まず、パナソニックなどの最近の浴室暖房乾燥機は、我が家のように多数のスリットがなく、ファンが見えない。

一か所、細長いスリットが一つあり、そこに、エアコンの吹き出し口のような可動式のルーバーがついているのだ。

このルーバーのフィンも風が広がるように向きが設定されており、ルーバーが自動でスイングしながら、狭めたスリットから強い風を吹き出すことで、浴室全体に熱風が循環するような構造になっているのだ。

これなら、昔に比べれば、乾燥ムラはかなり減らせるだろう。

熱風の送り方が、我が家の浴室暖房乾燥機が「扇風機的」であるとしたら、今の浴室暖房乾燥機は、「エアコン的」な送風方式に変わったということで、これは、かなり大きな変革だと言えるだろう。

しかも、このオートルーバー方式、あまりコストアップとはなっていないようで、現在の浴室暖房乾燥機では、ローエンド価格帯の製品でも多く採用されており、もはや一般化したと言っていいようだ。

オートルーバー送風の説明だけで、長くなってしまったので、続きはまた別の日に。

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