1TBのmicroSDXCカードの最近の価格動向 [ポータブルオーディオ]
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サンディスクの512GBのmicroSDXCカードを、ソニーのポータブルDAP「NW-A105」用に、自分の音楽ライブラリを持ち歩くために使っている。
購入時には1万円強していたが、512GBであれば、今はLexarなどの格安ブランドであれば、6,000円台で買えるぐらい安くなってきたので、ずいぶん安くなったものだ。
ただ、自分的には、CDをリッピングしたライブラリを、MP3/AACからFLACに変更し始めたら、早くも512GBでは容量が足りなくなりつつある。
仕方ないので、microSDXCカードで、次の大容量サイズというと1TBになるため、この最近の価格動向を調べてみた。
まず、トップブランドで、フラッシュメモリチップ自体を製造しているサンディスクだと、低価格のラインナップの「SDSQUA4-1T00-GN6MN」が一番安い。
底値を見ると、秋葉原のPCSHOPアークが、16,980円が一番安いようだ。
ここは、オンラインショップもあるが、別途送料がかかるので、行く機会があれば、秋葉原のお店で直接買った方がお得だ。
さらに、2021年3月に入って、Lexarでも、「LMSPLAY001T-BNNNG」という製品が出回り始めた。
こちらは、サンディスクより若干安く、PC-IDEAというオンラインショップで、16,680円(送料無料)が底値か。
サンディスクで比較すると、「SDSQUA4-1T00-GN6MN」と同じシリーズの512GB版「SDSQUA4-512G-GN6MN」の底値は、7,200円を切るあたりなので、1TBはその2倍よりはまだ高い。
すなわち、ビット単価でみれば、まだ1TBの方が512GBより若干高い状況だが、以前に比べれば、かなり同等のビット単価に近づいていることも分かる。
メモリカード市場では、次のようなステップで市場が遷移してゆく。
第1段階:まず、最新の高密度チップを生産開始すると、最大容量のメモリカードに採用され商品化される。この段階では、生産ラインはまだ歩留まりもよくないので、非常に高価だ。
第2段階:最新プロセスが徐々に安定し、量産できるようになると、徐々に価格は下がり始める。
第3段階:一方、最大容量以外のメモリカードは、大量生産しプロセスも安定した一世代前のメモリチップを使用しているため、価格は安定しているが、最新プロセスのチップの価格が下がり始めると、最大容量以外のメモリカードでも、メモリチップを、チップ面積が半分で済む最新プロセスのものに置き換えた方が安くなる時期がやってくるため、最新チップを使った最大容量以外のメモリカードが出回り始める。
この時期になると、同じ最新プロセスのチップを使った、最大容量とその下の容量のメモリカードで、ビット単価の逆転が始まり、最大容量のメモリカードの方が、ビット単価が安くなってくる。
第4段階:最新プロセスのチップを使ったメモリカードが数多く出回り始めると、旧世代のチップを使ったメモリカードの在庫処分も始まり、一時的に低価格のメモリカードが出回ったりもするが、その在庫がなくなると、メモリチップの世代交代が完了する。
1TBのmicroSDXCカードについては、現在第2段階で、第3段階に至るまで、あと一歩というところだと思う。
私自身は、最大容量サイズのメモリカードのビット単価が、それより小さいメモリカードを下回り始めたら、そろそろ、その最大容量サイズのメモリカードは、「買い時」と判断しているので、そろそろ買ってもいい時期が近付いているな、と感じた。
ところで、microSDXCカードをサポートする機器には、よく最大容量の記載がされているが、実際には、microSDXCカードが採用するexFATファイルシステムを実装していれば、機器が保証する最大容量を超えたmicroSDXCカードでも使えることが多い。
実際、ソニーの「NW-A105」では、カタログ上は128GBまでとなっているが、512GBでも問題なく使えている。
一方、主に電子書籍リーダーとして使っているAndroidタブレット「dtab d-02k」は、カタログ上は256GBまでのmicroSDXCカードが使えるとあるが、512GBも問題なく認識する。
だがしかし・・・「dtab d-02k」の場合、ファイルをたくさん放り込んでいく内に、ファイル一覧表示させるだけでも、動作が不安定になるケースが増えており、「NW-A105」とは明らかに違った様相を呈している。
想像するに、exFATファイルシステムを実装していても、例えば、ファイルシステムのインデックス部分は常にオンメモリに置いて、高速にアクセスできるようにしたいところだが、メモリカードの容量が増え、格納できるファイル数が増えてきた場合、あらかじめ想定したインデックス部分のキャッシュの容量が足らなくなるようなケースがあるのではないかと思われる。
「dtab d-02k」の場合、そのせいで、ファイル処理が異常に遅くなったり、遅すぎてタイムアウトエラーになり、動作が不安定になったりということが内部で起きているのではないかと想像している。
実際、メーカーでも動作を保証していない容量なのだから、メーカーに文句を言っても仕方ないのだが。
話が逸れたが、結論としては、私は、1TBのmiroSDXCカードは、15,000円を切ったら、そろそろ買ってもいいかなと考えている。
その時期は、そう遠くないと思う。
関連記事:
SanDiskの1TB microSDXCカードが2万円を切る:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
1TBのmicro SDXCカードを購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
ウォークマン「NW-A100シリーズ」の後継モデルは出ないのかな?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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購入時には1万円強していたが、512GBであれば、今はLexarなどの格安ブランドであれば、6,000円台で買えるぐらい安くなってきたので、ずいぶん安くなったものだ。
ただ、自分的には、CDをリッピングしたライブラリを、MP3/AACからFLACに変更し始めたら、早くも512GBでは容量が足りなくなりつつある。
仕方ないので、microSDXCカードで、次の大容量サイズというと1TBになるため、この最近の価格動向を調べてみた。
まず、トップブランドで、フラッシュメモリチップ自体を製造しているサンディスクだと、低価格のラインナップの「SDSQUA4-1T00-GN6MN」が一番安い。
底値を見ると、秋葉原のPCSHOPアークが、16,980円が一番安いようだ。
ここは、オンラインショップもあるが、別途送料がかかるので、行く機会があれば、秋葉原のお店で直接買った方がお得だ。
さらに、2021年3月に入って、Lexarでも、「LMSPLAY001T-BNNNG」という製品が出回り始めた。
こちらは、サンディスクより若干安く、PC-IDEAというオンラインショップで、16,680円(送料無料)が底値か。
サンディスクで比較すると、「SDSQUA4-1T00-GN6MN」と同じシリーズの512GB版「SDSQUA4-512G-GN6MN」の底値は、7,200円を切るあたりなので、1TBはその2倍よりはまだ高い。
すなわち、ビット単価でみれば、まだ1TBの方が512GBより若干高い状況だが、以前に比べれば、かなり同等のビット単価に近づいていることも分かる。
メモリカード市場では、次のようなステップで市場が遷移してゆく。
第1段階:まず、最新の高密度チップを生産開始すると、最大容量のメモリカードに採用され商品化される。この段階では、生産ラインはまだ歩留まりもよくないので、非常に高価だ。
第2段階:最新プロセスが徐々に安定し、量産できるようになると、徐々に価格は下がり始める。
第3段階:一方、最大容量以外のメモリカードは、大量生産しプロセスも安定した一世代前のメモリチップを使用しているため、価格は安定しているが、最新プロセスのチップの価格が下がり始めると、最大容量以外のメモリカードでも、メモリチップを、チップ面積が半分で済む最新プロセスのものに置き換えた方が安くなる時期がやってくるため、最新チップを使った最大容量以外のメモリカードが出回り始める。
この時期になると、同じ最新プロセスのチップを使った、最大容量とその下の容量のメモリカードで、ビット単価の逆転が始まり、最大容量のメモリカードの方が、ビット単価が安くなってくる。
第4段階:最新プロセスのチップを使ったメモリカードが数多く出回り始めると、旧世代のチップを使ったメモリカードの在庫処分も始まり、一時的に低価格のメモリカードが出回ったりもするが、その在庫がなくなると、メモリチップの世代交代が完了する。
1TBのmicroSDXCカードについては、現在第2段階で、第3段階に至るまで、あと一歩というところだと思う。
私自身は、最大容量サイズのメモリカードのビット単価が、それより小さいメモリカードを下回り始めたら、そろそろ、その最大容量サイズのメモリカードは、「買い時」と判断しているので、そろそろ買ってもいい時期が近付いているな、と感じた。
ところで、microSDXCカードをサポートする機器には、よく最大容量の記載がされているが、実際には、microSDXCカードが採用するexFATファイルシステムを実装していれば、機器が保証する最大容量を超えたmicroSDXCカードでも使えることが多い。
実際、ソニーの「NW-A105」では、カタログ上は128GBまでとなっているが、512GBでも問題なく使えている。
一方、主に電子書籍リーダーとして使っているAndroidタブレット「dtab d-02k」は、カタログ上は256GBまでのmicroSDXCカードが使えるとあるが、512GBも問題なく認識する。
だがしかし・・・「dtab d-02k」の場合、ファイルをたくさん放り込んでいく内に、ファイル一覧表示させるだけでも、動作が不安定になるケースが増えており、「NW-A105」とは明らかに違った様相を呈している。
想像するに、exFATファイルシステムを実装していても、例えば、ファイルシステムのインデックス部分は常にオンメモリに置いて、高速にアクセスできるようにしたいところだが、メモリカードの容量が増え、格納できるファイル数が増えてきた場合、あらかじめ想定したインデックス部分のキャッシュの容量が足らなくなるようなケースがあるのではないかと思われる。
「dtab d-02k」の場合、そのせいで、ファイル処理が異常に遅くなったり、遅すぎてタイムアウトエラーになり、動作が不安定になったりということが内部で起きているのではないかと想像している。
実際、メーカーでも動作を保証していない容量なのだから、メーカーに文句を言っても仕方ないのだが。
話が逸れたが、結論としては、私は、1TBのmiroSDXCカードは、15,000円を切ったら、そろそろ買ってもいいかなと考えている。
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