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車の買い替えを考える(4) 諸経費で考える [乗り物]

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車を経済性で考える場合、燃料費と、税金や車検などの諸経費の2面で考える必要があるが、今回は諸経費で考えてみる。

自動車取得税の廃止と、環境性能割の導入とは? | ソニー損保

車を購入時にかかっていた自動車取得税は、2019年10月1日から廃止され、新たに環境性能割(名前にそぐわず税金だ)が導入された。
電気自動車などや、2030年度基準85%達成車については非課税となるが、2030年度基準75%達成以下だと、達成率に応じ1~3%の税金がかかる。
ただ、2021年12月末までは軽減措置もあるし、そもそも、購入時1回だけの税金なので、車を10年単位で乗る人間は、それほど気にしなくてもいい気もする。

自動車税・軽自動車税とは?仕組みや排気量別の税額一覧も紹介 | ソニー損保

一方、車を所有していると毎年掛かる自動車税については、エンジンの総排気量が小さいほど安くなる。
総排気量が1リットル超~1.5リットル以下だと、現在年額30,500円だが、1リットル以下だと年額25,000円まで下がる。
さらに、軽自動車税については、一律10,800円なので格段に安くなる。

また、環境性能に優れた「エコカー」については優遇措置があり、2023年3月31日までに新車登録を行った場合は、燃費基準の達成度合により概ね75%の減税が設定されている。

自動車重量税とは? 軽自動車など車種別の税額計算法も解説 | ソニー損保

さらに、新規登録時と車検時にまとめて支払う自動車重量税も、車を所有すれば常に掛かる税金だが、車両重量によって税額が変わり、1トン未満だと年額8,200円、1トンを少しでも超えると12,300円となる。
軽自動車は、たったの3,300円だ。
こちらもエコカー減税はあるが、購入時以外の2回目車検以降の納税は、ほとんど割引特典はないと見ていい。

車検にかかる費用・内訳は?車種別料金表で徹底比較! | 車検のことなら早い、安い、信頼の車検館へ

車検の際の整備、検査費用は、業者によって料金体験は違うが、一般的には、軽自動車が一番安く、普通自動車は、車両重量に応じて、費用も上がる料金体系になっているケースが多い。

自賠責保険や、任意保険は、軽自動車は若干安いが、それ以外はそれほど変わらないと見ていい。

具体的な車種で、例えば、スズキ「ソリオ」とダイハツ「トール」を比較すると、「ソリオ」は1トン未満で、「トール」は1トン以上なので、自動車重量税はソリオが安い。
一方で、「ソリオ」は総排気量が1.2リットルで、「トール」は1リットルなので、自動車税は「トール」の方が安く、トータルでは、若干「ソリオ」が安いか。

燃費では、軽ハイトワゴンをはるかに上回る「ヤリス」などのコンパクトカーだが、諸経費について見れば、圧倒的に軽自動車が有利であることも分かる。

結論としては、購入時、および購入後の維持費で見れば、軽ハイトワゴンの圧勝ということになりそうだ。

なお、自動車の税制については、10年単位では大きく変わる可能性があり、それまでにもエコカー減税の基準は、技術開発の進み具合でどんどん変わる可能性があるので、引き続き注視してゆく必要がある。

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