「Unihertz Jelly 2」のAndroid 11β版を使ってみて [スマートフォン]
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Unihertz Jelly 2 Android11 Betaテスト」に参加し、Android 11にアップグレードしてから、1週間ほど使ってみたので、感想を書きたい。
Bluetoothイヤホンの音切れ問題
Bluetoothイヤホンを使っていて、接続が突然切れる現象は、Android 11にアップグレード以降、今のとのこと一度も起きていない。
ただ、接続は切れないが、音がブツブツと途切れ始める現象は、長時間音楽再生を続けていると、やっぱり起きることがあると書いた。
その後、いろいろなイヤホンを使ってみて、音切れの問題は、イヤホン側の問題、あるいは、「Unihertz Jelly 2」とイヤホンの相性の問題である可能性が強いことが分かった。
「Unihertz Jelly 2」では、普段、音楽よりラジオ番組を聞くことが多いのだが、そのときは、「QCY T1」という、AAC対応の激安イヤホンを、基本的に片耳で使ってきた。
ラジオを聞くのなら、音質はそれほど気にしないし、防水でバッテリーの持ちも悪くないので、外出時にも安心。
左右独立型イヤホンというと、紛失が心配だが、安物だったので、なくしても大して痛くない。
実際、何度か紛失したり、壊したりしたが、同じ「QCY T1」を3個ほどストックしてあったので、それをずっと使っていたのだ。
この、「QCY T1」と「Unihertz Jelly 2」との相性があまりよくないのか、「QCY T1」自体に問題があるのか、「Unihertz Jelly 2」に、「QCY T1」を接続すると、やたら音切れが発生するのに、それ以外の手持ちのイヤホンを接続した場合、大幅に音切れが減ることが判明した。
「QCY T1」自体、バッテリーも摩耗し、なぜか音量も下がっている感じなので、そろそろ使うのをやめて、別のイヤホンを使い始めることにする。
これで、Bluetoothの接続不安定や音切れ問題は、ほぼ解決したと考える。
おサイフケータイ機能は一応使えるようだ
「Unihertz Jelly 2」のFelicaについては、これまでモバイルSuicaしか登録していない。
最近は、在宅勤務メインなもので、なかなか電車に乗る機会がなく、まだモバイルSuicaがちゃんと使えるのかは、試す機会はないため、まずは、近所のダイソーでの支払いに使ってみた。
結果としては、何の問題もなく、決済が完了した。
電車の改札を通るのにも問題がないかは、また後日機会があれば試したい。
画面録画機能は使えないみたい
ドロップダウンメニューに、「スクリーンレコーダー」のアイコンが増えており、Android 11で追加された画面録画機能が使えるように見えるので、試してみた。
「スクリーンレコーダー」のアイコンをタップすると、画面の左上に「スタート」と書かれたポップアップアイコンが表示され、これをタップすると、3秒のカウントダウンが始まるのだが、カウントダウンが終了するとアイコンが消え、その後、録音されているかどうかが分からない。
他の機種の説明を読むと、ドロップダウンメニューに、「スクリーンレコーダー」の録画状態が表示され、それをタップすると録画を終了できるみたいだが、それが表示されないし、Movieフォルダを見ても、録画ファイルと思しきファイルはできていない。
しかも、ドロップダウンメニューの「スクリーンレコーダー」アイコンを5回タップしたところ、このようなエラーが表示された。
おそらく「スクリーンレコーダー」機能は実装されていないか、実装されていても正常に動作していないのではないだろうか。
楽天モバイルのSIMが、そのままでは使えないみたい
とりあえず、他のスマホで使っている楽天モバイルのSIMを挿してみた。
SIMは認識し、APNも自動選択されるのだが、本来、楽天モバイル固有回線に接続できるはずが、auのローミング回線に接続される。場所を変えて、モバイル回線をいったんオフにして再びオンにしても、ローミング回線につながる。
我が家では、楽天モバイルの固有回線がアンテナピクト3本の強電界域なので、たまたま電波が弱かったわけではないので、何か問題があるようだ。
SoCがMediaTekだということを思い出し、電話のだイヤリング画面で、「*#*#34635280#*#*」と入力すると「EngineerMode」が立ち上がった。
ここで、Telephonyタブの「BandMode」で、LTE onlyに設定したら、楽天モバイル固有回線に接続できるようになったので、楽天モバイルのバンド3に接続できない訳ではないようだ。
「Jelly 2」を買った直後にも、楽天モバイルのSIMを挿してみたことがあったのだが、その時は問題なく楽天モバイル固有回線を掴んでくれた印象があったので、Android 11で、4G LTEの接続アルゴリズムに何らかの変更があって、ローミング回線のバンドの方が優先されてしまうのかもしれない。
ただ、限られた情報に基づくこれは憶測にしか過ぎないし、なにより、私自身は、普段、Wi-Fiのみで使っているので、これ以上は深掘りしないことにする。
バッテリーの持ちが悪化
何も使っていない状態でのバッテリーの減りが早くなった気がしていたが、やっぱりその認識は正しい気がする。
特に、何もせず放置しているときのバッテリーの減りが早くなっていて、以前だと何もしなければ、丸一日放置しても、バッテリーは半分近く残っていた印象があったのだが、現状、何も使わなくても、夜にはバッテリーが完全に切れてしまう。
【手順】Android11でバッテリーが異常消費する/減りが早い場合の対処設定方法 | スマホPCの使い方の説明書
Android 11 電池持ちを飛躍的に向上させる5つの方法 - コログ
何か対策はないものかと、調べてはみたものの、Android 11固有の対策みたいなものは、未だ見つけられず。
Android 10以前からある対策は、これまでAndroid 10時代にも、対策しなくてもバッテリーの持ちに問題はなかったのだから、やってもあまり意味はない気がするのだ。
FMラジオの受信感度はそこそこ
日本の周波数帯域に対応したことが判明したFMラジオ機能をその後使ってみている。
イヤホンアンテナを使い、湘南の自宅で聴いてみたのだが、受信感度は、神奈川県内のFM局は安定して入感。
しかし、東京タワーのTOKYO FMはまあまあ入るが、スカイツリーのJ-WAVEは、ノイズまみれでかなり厳しい。
bayfmやFM FUJIは、全く入感しないという感じだ。
なお、FMラジオはBluetoothイヤホンで聞けないのが不満と書いたが、SoC自体の制約なのか、そもそもFMラジオがBluetoothイヤホンで聞けるスマホはほとんど存在しないみたいだ。
以上、Android 11にアップグレード後、現時点で気づいたことを書いたが、Bluetooth Audioの安定度が大幅に増したのは嬉しいものの、バッテリーの減りが早いのは深刻だ。
何かいい対策はないものだろうか。
関連記事:
「Unihertz Jelly 2」のAndroid 11 β版を試す:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「Unihertz Jelly 2」のAndroid 11 β版で、その後気づいたこと:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
「Unihertz Jelly 2」のAndroid 11正式版が来た:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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Bluetoothイヤホンの音切れ問題
Bluetoothイヤホンを使っていて、接続が突然切れる現象は、Android 11にアップグレード以降、今のとのこと一度も起きていない。
ただ、接続は切れないが、音がブツブツと途切れ始める現象は、長時間音楽再生を続けていると、やっぱり起きることがあると書いた。
その後、いろいろなイヤホンを使ってみて、音切れの問題は、イヤホン側の問題、あるいは、「Unihertz Jelly 2」とイヤホンの相性の問題である可能性が強いことが分かった。
「Unihertz Jelly 2」では、普段、音楽よりラジオ番組を聞くことが多いのだが、そのときは、「QCY T1」という、AAC対応の激安イヤホンを、基本的に片耳で使ってきた。
ラジオを聞くのなら、音質はそれほど気にしないし、防水でバッテリーの持ちも悪くないので、外出時にも安心。
左右独立型イヤホンというと、紛失が心配だが、安物だったので、なくしても大して痛くない。
実際、何度か紛失したり、壊したりしたが、同じ「QCY T1」を3個ほどストックしてあったので、それをずっと使っていたのだ。
この、「QCY T1」と「Unihertz Jelly 2」との相性があまりよくないのか、「QCY T1」自体に問題があるのか、「Unihertz Jelly 2」に、「QCY T1」を接続すると、やたら音切れが発生するのに、それ以外の手持ちのイヤホンを接続した場合、大幅に音切れが減ることが判明した。
「QCY T1」自体、バッテリーも摩耗し、なぜか音量も下がっている感じなので、そろそろ使うのをやめて、別のイヤホンを使い始めることにする。
これで、Bluetoothの接続不安定や音切れ問題は、ほぼ解決したと考える。
おサイフケータイ機能は一応使えるようだ
「Unihertz Jelly 2」のFelicaについては、これまでモバイルSuicaしか登録していない。
最近は、在宅勤務メインなもので、なかなか電車に乗る機会がなく、まだモバイルSuicaがちゃんと使えるのかは、試す機会はないため、まずは、近所のダイソーでの支払いに使ってみた。
結果としては、何の問題もなく、決済が完了した。
電車の改札を通るのにも問題がないかは、また後日機会があれば試したい。
画面録画機能は使えないみたい
ドロップダウンメニューに、「スクリーンレコーダー」のアイコンが増えており、Android 11で追加された画面録画機能が使えるように見えるので、試してみた。
「スクリーンレコーダー」のアイコンをタップすると、画面の左上に「スタート」と書かれたポップアップアイコンが表示され、これをタップすると、3秒のカウントダウンが始まるのだが、カウントダウンが終了するとアイコンが消え、その後、録音されているかどうかが分からない。
他の機種の説明を読むと、ドロップダウンメニューに、「スクリーンレコーダー」の録画状態が表示され、それをタップすると録画を終了できるみたいだが、それが表示されないし、Movieフォルダを見ても、録画ファイルと思しきファイルはできていない。
しかも、ドロップダウンメニューの「スクリーンレコーダー」アイコンを5回タップしたところ、このようなエラーが表示された。
おそらく「スクリーンレコーダー」機能は実装されていないか、実装されていても正常に動作していないのではないだろうか。
楽天モバイルのSIMが、そのままでは使えないみたい
とりあえず、他のスマホで使っている楽天モバイルのSIMを挿してみた。
SIMは認識し、APNも自動選択されるのだが、本来、楽天モバイル固有回線に接続できるはずが、auのローミング回線に接続される。場所を変えて、モバイル回線をいったんオフにして再びオンにしても、ローミング回線につながる。
我が家では、楽天モバイルの固有回線がアンテナピクト3本の強電界域なので、たまたま電波が弱かったわけではないので、何か問題があるようだ。
SoCがMediaTekだということを思い出し、電話のだイヤリング画面で、「*#*#34635280#*#*」と入力すると「EngineerMode」が立ち上がった。
ここで、Telephonyタブの「BandMode」で、LTE onlyに設定したら、楽天モバイル固有回線に接続できるようになったので、楽天モバイルのバンド3に接続できない訳ではないようだ。
「Jelly 2」を買った直後にも、楽天モバイルのSIMを挿してみたことがあったのだが、その時は問題なく楽天モバイル固有回線を掴んでくれた印象があったので、Android 11で、4G LTEの接続アルゴリズムに何らかの変更があって、ローミング回線のバンドの方が優先されてしまうのかもしれない。
ただ、限られた情報に基づくこれは憶測にしか過ぎないし、なにより、私自身は、普段、Wi-Fiのみで使っているので、これ以上は深掘りしないことにする。
バッテリーの持ちが悪化
何も使っていない状態でのバッテリーの減りが早くなった気がしていたが、やっぱりその認識は正しい気がする。
特に、何もせず放置しているときのバッテリーの減りが早くなっていて、以前だと何もしなければ、丸一日放置しても、バッテリーは半分近く残っていた印象があったのだが、現状、何も使わなくても、夜にはバッテリーが完全に切れてしまう。
【手順】Android11でバッテリーが異常消費する/減りが早い場合の対処設定方法 | スマホPCの使い方の説明書
Android 11 電池持ちを飛躍的に向上させる5つの方法 - コログ
何か対策はないものかと、調べてはみたものの、Android 11固有の対策みたいなものは、未だ見つけられず。
Android 10以前からある対策は、これまでAndroid 10時代にも、対策しなくてもバッテリーの持ちに問題はなかったのだから、やってもあまり意味はない気がするのだ。
FMラジオの受信感度はそこそこ
日本の周波数帯域に対応したことが判明したFMラジオ機能をその後使ってみている。
イヤホンアンテナを使い、湘南の自宅で聴いてみたのだが、受信感度は、神奈川県内のFM局は安定して入感。
しかし、東京タワーのTOKYO FMはまあまあ入るが、スカイツリーのJ-WAVEは、ノイズまみれでかなり厳しい。
bayfmやFM FUJIは、全く入感しないという感じだ。
なお、FMラジオはBluetoothイヤホンで聞けないのが不満と書いたが、SoC自体の制約なのか、そもそもFMラジオがBluetoothイヤホンで聞けるスマホはほとんど存在しないみたいだ。
以上、Android 11にアップグレード後、現時点で気づいたことを書いたが、Bluetooth Audioの安定度が大幅に増したのは嬉しいものの、バッテリーの減りが早いのは深刻だ。
何かいい対策はないものだろうか。
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jelly2、左右分離型Bluetoothイヤホンは、DAISOの激安だと途切れません。Amazonで買った2~3000円くらいのは途切れました。ATOMだと途切れなかったんですけどね...
やはり皆さん困っているんですね。
Betaテスタは落ちたので正式版まで待ちます
by UMAO (2021-10-23 22:02)
UMAOさん、初めまして。コメントありがとうございます。
値段の問題より、使っているSoCの設計の問題で、安くても新しい製品の方が改善される可能性がありますね。
DAISOのは興味は湧いたのですが、音はまともですか?
by naniwa48 (2021-10-23 23:50)
ご挨拶が遅れました。naniwa48さん、初めまして。
https://jp.daisonet.com/collections/electricity0208/products/4549131967487
DAISOのは意外にも音は悪くありません!もちろんAACもaptxも対応していませんが、低音が強い感じです。
タッチセンサーではなく押し込むタイプのボタンなので誤作動ないとこも個人的にいい感じです。
usbがmicroのtype-bなのと、ケースの充電状態がランプでしかわからないところがマイナスポイントでしょうか。
小癪にもbluetooth5.0です。ひょっとして接続悪いのはbluetoothのバージョンも関係しているかもしれません。
1000円だったので失敗しても痛くありませんw が、1000円でこのクオリティは素晴らしいと思います!
by UMAO (2021-10-24 10:33)
UMAOさん、こんにちは。
DAISOのイヤホン、今度見かけたら、試してみますね。
by naniwa48 (2021-10-24 16:09)