カラー電子書籍リーダー TopJoy「Butterfly」がクラファンに [電子書籍]
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1.6万円から！カラーな電子ペーパーリーダー TopJoy「Butterfly」がKickstarterで登場 | がじぇっとりっぷ
クラウドファンディングサービスのKickstarterで、 TopJoyというブランドから「Butterfly」というカラー電子ペーパーリーダーのクラウドファンディングの募集が、2021年9月1日から始まっている。
DES ? Display Electronic Slurry is next generation e-paper - Good e-Reader
「TopJoy」は、Android 11を搭載し、汎用のAndroidアプリが動作するAndroidタブレットであり、電子書籍の表示に向いた新しDES(Display Electronic Slurry)方式のカラーディスプレイを搭載した電子ペーパー端末とのこと。
DESは、詳しくは分からないが、この分野でよく知られているE-inkとは異なる方式だそうで、E-inkより高解像度で反応速度も高いらしい。
今回クラファン募集されている「Butterfly」は、6インチと7.8インチの2モデルに、メモリ・ストレージ増量版の7.8″Proが追加され、計3モデルが用意されている。
一番安い「Butterfly 6"」は、169ドル(約18,580円)で、「Butterfly 7.8"」が259ドル(約28,474円)、「Butterfly 7.8" Pro」が299ドル(約32,871円)で、日本の場合は送料が25ドル必要。
「Butterfly 6"」など、気軽に手を出せる金額ではあるが、スペックを見てゆくと、首をかしげる部分も出てくる。
・CPU：4コアCortex-A55 1.8GHz
・RAM：2GB LPDDR4
SoCの型番は明らかにされていないが、スペックを見る限り、スマホでも超ローエンドクラスであり、しかも、RAM容量が2GBというのは、メモリ喰らいのAndroid 11の動作は、かなり厳しいと思う。
・内蔵ストレージ：32GB NVMe SSD
32GBの内蔵ストレージも、別途microSDカードで容量増設ができないため、特に、マンガ中心に利用するなら、電子書籍リーダーとしてはかなり厳しい。
今の時代、日本の「MANGA」は、世界でも売れているのに、ここの認識は甘い。
・画面：6インチDES 1072×1448ピクセル モノクロ画素密度300DPI、カラー画素密度150DPI
・フロントライト内蔵（白色）
現行のカラーE-inkは、モノクロ表示が300DPIでも、カラーでは100DPIまで画素密度が落ちてしまうのに対し、DESという新方式のディスプレイは、モノクロの解像度はE-ink並みで、カラーでも150DPIの表示が可能である点で、優位となっている。
フロントライトも内蔵するが、白色のみで、暗所で読むには目が疲れるかも。
・サイズ：153×108×7.5mm
・重さ：185g
本体のサイズ、重さは、片手で楽々持てるサイズであり重さなのは、いいところ。
・バッテリー：1500mAh
省電力のDESのお陰で、スタンバイ状態でも35日持つというが、バッテリー容量は決して大きくないため、実際使うとなると、どこまで持つか疑問もある。
・インターフェース：USB Type-C
・無線LAN：802.11 b/g/n
・Bluetooth 4.2内蔵
USBがType-C端子である以外は、スペックは古い。
これは、1バイト文字の電子書籍だけを読むなら使えるかもしれないが、日本のように、電子書籍がマンガ中心になると、とてもではないが実用的に動くとは思えない。
ただ、最上位の「Butterfly 7.8" Pro」だと、画面が、7.8インチの1404×1872ピクセルにサイズアップし、筆圧4096段階のスタイラスに対応しペンも付属する。
バッテリーも3200mAhに増加し、RAMも4GBに増量、ストレージも64GBに増量され、無線LANも5GHz対応に、スピーカーも内蔵になる。
その代り、サイズは193×135×7.9mmになり、重さも315gまで増える。
dtab Compact d-02K サポート情報 : サービス・機能とスペック | お客様サポート | NTTドコモ
8インチAndroidタブレットの「dtab Compact d-02K」が、209×120×8mmで、重さが309gであることを考えると、電子ペーパー端末であるメリットが一つ失われているかもしれない。
そう考えると、この電子書籍リーダー、日本人が使うには、ハイエンドモデルであってもかなり微妙なスペックだと思う。
私も、最初はDESディスプレイに興味を持ち、詳しく調べるにつれ、買うなら「Butterfly 7.8" Pro」かな、と思っていたが、これに3万円出す気は起きないなぁ、と買う気がしぼみつつある。
関連記事：
カラーE-inkの電子書籍リーダーの発売が本格化：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
7インチE-ink搭載電子書籍端末「BOOX Leaf」：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
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1.6万円から！カラーな電子ペーパーリーダー TopJoy「Butterfly」がKickstarterで登場 | がじぇっとりっぷ
クラウドファンディングサービスのKickstarterで、 TopJoyというブランドから「Butterfly」というカラー電子ペーパーリーダーのクラウドファンディングの募集が、2021年9月1日から始まっている。
DES ? Display Electronic Slurry is next generation e-paper - Good e-Reader
「TopJoy」は、Android 11を搭載し、汎用のAndroidアプリが動作するAndroidタブレットであり、電子書籍の表示に向いた新しDES(Display Electronic Slurry)方式のカラーディスプレイを搭載した電子ペーパー端末とのこと。
DESは、詳しくは分からないが、この分野でよく知られているE-inkとは異なる方式だそうで、E-inkより高解像度で反応速度も高いらしい。
今回クラファン募集されている「Butterfly」は、6インチと7.8インチの2モデルに、メモリ・ストレージ増量版の7.8″Proが追加され、計3モデルが用意されている。
一番安い「Butterfly 6"」は、169ドル(約18,580円)で、「Butterfly 7.8"」が259ドル(約28,474円)、「Butterfly 7.8" Pro」が299ドル(約32,871円)で、日本の場合は送料が25ドル必要。
「Butterfly 6"」など、気軽に手を出せる金額ではあるが、スペックを見てゆくと、首をかしげる部分も出てくる。
・CPU：4コアCortex-A55 1.8GHz
・RAM：2GB LPDDR4
SoCの型番は明らかにされていないが、スペックを見る限り、スマホでも超ローエンドクラスであり、しかも、RAM容量が2GBというのは、メモリ喰らいのAndroid 11の動作は、かなり厳しいと思う。
・内蔵ストレージ：32GB NVMe SSD
32GBの内蔵ストレージも、別途microSDカードで容量増設ができないため、特に、マンガ中心に利用するなら、電子書籍リーダーとしてはかなり厳しい。
今の時代、日本の「MANGA」は、世界でも売れているのに、ここの認識は甘い。
・画面：6インチDES 1072×1448ピクセル モノクロ画素密度300DPI、カラー画素密度150DPI
・フロントライト内蔵（白色）
現行のカラーE-inkは、モノクロ表示が300DPIでも、カラーでは100DPIまで画素密度が落ちてしまうのに対し、DESという新方式のディスプレイは、モノクロの解像度はE-ink並みで、カラーでも150DPIの表示が可能である点で、優位となっている。
フロントライトも内蔵するが、白色のみで、暗所で読むには目が疲れるかも。
・サイズ：153×108×7.5mm
・重さ：185g
本体のサイズ、重さは、片手で楽々持てるサイズであり重さなのは、いいところ。
・バッテリー：1500mAh
省電力のDESのお陰で、スタンバイ状態でも35日持つというが、バッテリー容量は決して大きくないため、実際使うとなると、どこまで持つか疑問もある。
・インターフェース：USB Type-C
・無線LAN：802.11 b/g/n
・Bluetooth 4.2内蔵
USBがType-C端子である以外は、スペックは古い。
これは、1バイト文字の電子書籍だけを読むなら使えるかもしれないが、日本のように、電子書籍がマンガ中心になると、とてもではないが実用的に動くとは思えない。
ただ、最上位の「Butterfly 7.8" Pro」だと、画面が、7.8インチの1404×1872ピクセルにサイズアップし、筆圧4096段階のスタイラスに対応しペンも付属する。
バッテリーも3200mAhに増加し、RAMも4GBに増量、ストレージも64GBに増量され、無線LANも5GHz対応に、スピーカーも内蔵になる。
その代り、サイズは193×135×7.9mmになり、重さも315gまで増える。
dtab Compact d-02K サポート情報 : サービス・機能とスペック | お客様サポート | NTTドコモ
8インチAndroidタブレットの「dtab Compact d-02K」が、209×120×8mmで、重さが309gであることを考えると、電子ペーパー端末であるメリットが一つ失われているかもしれない。
そう考えると、この電子書籍リーダー、日本人が使うには、ハイエンドモデルであってもかなり微妙なスペックだと思う。
私も、最初はDESディスプレイに興味を持ち、詳しく調べるにつれ、買うなら「Butterfly 7.8" Pro」かな、と思っていたが、これに3万円出す気は起きないなぁ、と買う気がしぼみつつある。
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