ANC搭載完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free Pro」が届いた

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【ミニレビュー】Amazonで衝動買いした激安ノイキャン完全ワイヤレスの実力は!? - AV Watch

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Free Pro」が、注文した翌日、届いた。
Amazonだから、届くの速いな。

シンプルだが、丈夫な箱を開梱すると、充電ケースに入っている左右にイヤホンと、TYPE-Cの充電ケーブル、4種類のイヤーパッド（一つは装着済）、3種類のイヤーフック（一つは装着済）、マニュアル類と、価格を考えれば、割と盛りだくさん。
ただ、イヤーパッドはペラペラの安物だし、USBケーブルはもうちょっと長い方がありがたい。
マニュアルは日本語にも対応しており、割と分厚くしっかりしたものだ。

充電ケースから、イヤホンを取り出すのは、ちょっとコツが要って、イヤホンの左右両端を摘まむようにしてまっすぐ持ち上げると簡単に取り出せる。セットするのは、特に難しくはない。

重さは、片耳が4.5gで、

充電ケースは、かなりコンパクトで、ケース込みの重量も、41.7gと軽い。

早速、ソニーのポータブルDAP「NW-A105」や、コンパクトスマホ「Soyes S10 MAX」とペアリングして、音楽からラジオ番組まで聴いてみた。

Bluetooth接続は、比較的安定している方だと思う。首からDAPやスマホをぶら下げた状態だと、接続が切れたりすることはまずない。

音質面では、全体的に情報量はあまり多い感じはせず、まあ価格相応か。

中音域のヴォーカルは、生々しさには欠けるものの、ナチュラルで聴きやすい。

高音域も割と素直で、無理な強調感はないが、ちょっと物足りないところもある。

一方、低音域は派手めで、80～120HzぐらいのEベースは強めに出るため、ポップス、ロックなどには向くが、ヒップホップのような元々低音が強調された音源だと、ヴォーカルがマスキングされてやや聞きづらい。

また、低音域は、超低域までは伸びておらず、パイプオルガン、バスドラム、ホラー映画の効果音などの超低音は、ほとんど倍音以上の音しか聞こえないため、どうしても音が軽くなる。

まあ、5,000円以下の価格帯で考えれば、平均的の音質ではあると思うし、ポピュラー音楽や、ラジオ番組を聴くには十分な音質だ。

さて、肝心のアクティブノイズキャンセリング（ANC）機能だが、パッシブタイプに比べたら確かに効果はあるが、先日購入した「NeoBuds Pro」に比べてしまうと、その効果は今一つだ。

電車の中で比較してみたが、「EarFun Free Pro」を使って音楽を聴くと、ANCオンオフで確かに電車の騒音が減るのは分かるのだが、「NeoBuds Pro」のANCは、電車の音がほとんど無音のように感じてしまうほど、違いがあった。

外部取り込みモードも試してみたが、外部マイクの質がよくないのか、音声合成処理がイマイチなのか、「NeoBuds Pro」に比べて、外部の声が聞き取りづらい。

やっぱり5,000円で、そこまでの性能を望むのは、無茶なんだな。いい勉強になった。

でも、こうしてレビューも1本書けたし、ANCを除いてみても、ワイヤレスイヤホンとしての性能は価格相応なので、せっかく買った「EarFun Free Pro」は使っていきたいと思う。

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