汎用ディスプレイオーディオという選択肢 [乗り物]
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車の買い替えを検討する中、トヨタのように、センターコンソールに、カーナビではなくディスプレイオーディオを標準装備として考え、カーナビやテレビ、ETCなど、必要なオプションで追加するメーカーが出てきていることを知った。
私は、この方針に大賛成で、スマホのナビアプリが急速に進化し、地図更新や音声認識などむしろ上回る点も多くなった今、高い純正ナビを買うのは馬鹿らしいと思う。
ディスプレイオーディオという商品は、Apple Car Play・Android Auto・Smart Device Linkといった規格に対応することで、ナビや音楽再生、Radiko、ハンズフリー通話などを、スマホの対応アプリで実現し、さらに、Blutooth Audio接続、メモリメディアからの音楽、動画再生や、カメラモニター、テレビ視聴などのモニターとしても使えるようにしたものだ。
ところが、トヨタ以外のメーカーは、というと、未だカーナビをメインに考えているメーカーが多く、例えば、日産ルークスの場合だと、純正ナビは、Apple Car Play・Android Auto・Smart Device Linkに対応しておらず、これらの機能を使いたければ、
日産オリジナルディスプレイオーディオの購入を考えている方へ | 雑記帳@まえつねウェブ
こちらの日産純正ディスプレイオーディオしか選択肢がない。
ただ、この製品、画面サイズが7インチしかなく、9インチぐらいが主力となっているナビ画面の中では、見劣りするし、上記レビューを見ても、動作が安定しない点もあり、あまり力が入っている感じではない。
実は、日産ルークスは、今回の買い替えでは、かなり有力モデルに考えているのだが、この点は、数少ないネガティブポイントとなっている。
もちろん、日産は、一応ディスプレイオーディオの選択肢があるだけマシで、スズキのように、ディーラーオプションのラインナップにさえ用意されていないメーカーもあることだけは申し添えておきたい。
2022年におすすめのディスプレイオーディオのまとめ
そんな時、ふと、こんなWeb記事を発見。
私は、今の車では、割高で機能が低い純正ナビではなく、カロッツェリアのサイバーナビを後付けして使っている。
その後、HVだったり、様々な予防安全性能の充実もあり、カーナビの画面に、様々な車両情報を表示する車が増え、そういう方向にナビが進化するなら、高くても純正ナビを買うしかないのかな、と思っていたし、ディスプレイオーディオも同じではないかと思っていた。
だから、今回の車の買い替えで、後付けの汎用カーナビを買うことは全く考えていなかったし、汎用のディスプレイオーディオという商品が、少ないながらも存在することを、このWeb記事を読むまで知らなかった。
しかも、汎用製品であるが故の不安要素についても、調べてゆくと、意外に問題がないことが分かってきた。
バックモニターやラウンドビューモニターも利用可能
汎用ディスプレイオーディオでも、純正バックカメラを接続し、バックギアに入れたら、バックモニターに切り替えることはできるようだし、車庫入れのための補助線も、車種対応で表示できるようだ(製品によってはオプションが必要)。
さらに言えば、ラウンドビューモニター搭載モデルについては、バックモニターの映像入力に、全カメラの合成画像に補助線まで入ってた画像が入力されるため、通常のバックモニターと同じ結線で大丈夫みたい。
車速パルスも入力可能に
ディスプレイオーディオには、GPSユニットが付属し、位置情報はそれが取得してナビアプリに伝える形となるらしい。
ただ、スマホナビの一番の弱点は、車の車速パルスが取得できないことで、GPS情報が取得できないトンネルの中などでは、車の位置情報が更新できなくなる(Yahoo!ナビでは疑似的な対策は行われていて、全く対応できない訳ではない)。
この点についても、ディスプレイオーディオの取扱説明書を読むと、車の車速パルスが入力できる信号線が用意されていて、結線すれば、車速パルスが取れることが判明。問題は、ナビアプリ側の対応だが、こちらはまだOSレベルで対応ができてないそうで、対応しているアプリはないとのこと。
この点は、今後のアップグレードに期待したいところだ。
ステアリングリモコンも対応可能
ディスプレイオーディオの操作は、タッチパネル操作か、付属のリモコンで行うのが標準的だ。
ただ、各メーカーのメーカー純正ステアリングリモコンで操作できるようにする結線アダプタがオプションで用意されているそうで、それを使えば、純正ナビ同様、ステアリングリモコンが使えるようになるそうだ。
価格は画面が大きいとそれなりに高い
価格は、9インチ画面の商品だと、10万円前後するので、決して安い買い物ではない。
ただ、9インチ画面の純正ハイエンドナビは、20万円以上するのが普通なので、それに比べれば安い。
車の情報表示は気にしなくていい
一時、ナビ画面に車の情報をいろいろ表示できるようにしている車があったが、最近の方向性として、そうした車の情報は、メーターパネル内に、マルチインフォメーションディスプレイを搭載することで、そこに集中的に表示する車が主流となっている。
そのため、センターコンソールには、ナビやオーディオ、カメラなどの表示ができればよくなった。
汎用のディスプレイオーディオでも、その点では、今は問題はない気がする。
いくつか制約もある
ドライブレコーダー連携には対応している製品はあるが、今のところ、ETCユニットとナビの連携ができる製品はない。
といっても、ナビ画面でETCの料金やゲートなどの情報が見られる程度のことで、ETCを取り付けて、単体で利用することはできるから、そう大きな問題とは思わない。
スズキのようにヘッドアップディスプレイを備える車の場合に、そこに、ナビアプリの情報を表示できるかは不明。多分難しいと思う。
ただ、多分ダメだろうと思っていたステアリングリモコンや、バックカメラへの対応なども、しっかり車種別の対応がされていたりして、思ったよりは使い物になりそうなので、個別の機種について、後日、もう少し詳しく調べてご紹介したいと思う。
関連記事:
兄弟車は、双子ではない:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
現在購入できるディスプレイオーディオ(1) カロッツェリア:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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車の買い替えを検討する中、トヨタのように、センターコンソールに、カーナビではなくディスプレイオーディオを標準装備として考え、カーナビやテレビ、ETCなど、必要なオプションで追加するメーカーが出てきていることを知った。
私は、この方針に大賛成で、スマホのナビアプリが急速に進化し、地図更新や音声認識などむしろ上回る点も多くなった今、高い純正ナビを買うのは馬鹿らしいと思う。
ディスプレイオーディオという商品は、Apple Car Play・Android Auto・Smart Device Linkといった規格に対応することで、ナビや音楽再生、Radiko、ハンズフリー通話などを、スマホの対応アプリで実現し、さらに、Blutooth Audio接続、メモリメディアからの音楽、動画再生や、カメラモニター、テレビ視聴などのモニターとしても使えるようにしたものだ。
ところが、トヨタ以外のメーカーは、というと、未だカーナビをメインに考えているメーカーが多く、例えば、日産ルークスの場合だと、純正ナビは、Apple Car Play・Android Auto・Smart Device Linkに対応しておらず、これらの機能を使いたければ、
日産オリジナルディスプレイオーディオの購入を考えている方へ | 雑記帳@まえつねウェブ
こちらの日産純正ディスプレイオーディオしか選択肢がない。
ただ、この製品、画面サイズが7インチしかなく、9インチぐらいが主力となっているナビ画面の中では、見劣りするし、上記レビューを見ても、動作が安定しない点もあり、あまり力が入っている感じではない。
実は、日産ルークスは、今回の買い替えでは、かなり有力モデルに考えているのだが、この点は、数少ないネガティブポイントとなっている。
もちろん、日産は、一応ディスプレイオーディオの選択肢があるだけマシで、スズキのように、ディーラーオプションのラインナップにさえ用意されていないメーカーもあることだけは申し添えておきたい。
2022年におすすめのディスプレイオーディオのまとめ
そんな時、ふと、こんなWeb記事を発見。
私は、今の車では、割高で機能が低い純正ナビではなく、カロッツェリアのサイバーナビを後付けして使っている。
その後、HVだったり、様々な予防安全性能の充実もあり、カーナビの画面に、様々な車両情報を表示する車が増え、そういう方向にナビが進化するなら、高くても純正ナビを買うしかないのかな、と思っていたし、ディスプレイオーディオも同じではないかと思っていた。
だから、今回の車の買い替えで、後付けの汎用カーナビを買うことは全く考えていなかったし、汎用のディスプレイオーディオという商品が、少ないながらも存在することを、このWeb記事を読むまで知らなかった。
しかも、汎用製品であるが故の不安要素についても、調べてゆくと、意外に問題がないことが分かってきた。
バックモニターやラウンドビューモニターも利用可能
汎用ディスプレイオーディオでも、純正バックカメラを接続し、バックギアに入れたら、バックモニターに切り替えることはできるようだし、車庫入れのための補助線も、車種対応で表示できるようだ(製品によってはオプションが必要)。
さらに言えば、ラウンドビューモニター搭載モデルについては、バックモニターの映像入力に、全カメラの合成画像に補助線まで入ってた画像が入力されるため、通常のバックモニターと同じ結線で大丈夫みたい。
車速パルスも入力可能に
ディスプレイオーディオには、GPSユニットが付属し、位置情報はそれが取得してナビアプリに伝える形となるらしい。
ただ、スマホナビの一番の弱点は、車の車速パルスが取得できないことで、GPS情報が取得できないトンネルの中などでは、車の位置情報が更新できなくなる(Yahoo!ナビでは疑似的な対策は行われていて、全く対応できない訳ではない)。
この点についても、ディスプレイオーディオの取扱説明書を読むと、車の車速パルスが入力できる信号線が用意されていて、結線すれば、車速パルスが取れることが判明。問題は、ナビアプリ側の対応だが、こちらはまだOSレベルで対応ができてないそうで、対応しているアプリはないとのこと。
この点は、今後のアップグレードに期待したいところだ。
ステアリングリモコンも対応可能
ディスプレイオーディオの操作は、タッチパネル操作か、付属のリモコンで行うのが標準的だ。
ただ、各メーカーのメーカー純正ステアリングリモコンで操作できるようにする結線アダプタがオプションで用意されているそうで、それを使えば、純正ナビ同様、ステアリングリモコンが使えるようになるそうだ。
価格は画面が大きいとそれなりに高い
価格は、9インチ画面の商品だと、10万円前後するので、決して安い買い物ではない。
ただ、9インチ画面の純正ハイエンドナビは、20万円以上するのが普通なので、それに比べれば安い。
車の情報表示は気にしなくていい
一時、ナビ画面に車の情報をいろいろ表示できるようにしている車があったが、最近の方向性として、そうした車の情報は、メーターパネル内に、マルチインフォメーションディスプレイを搭載することで、そこに集中的に表示する車が主流となっている。
そのため、センターコンソールには、ナビやオーディオ、カメラなどの表示ができればよくなった。
汎用のディスプレイオーディオでも、その点では、今は問題はない気がする。
いくつか制約もある
ドライブレコーダー連携には対応している製品はあるが、今のところ、ETCユニットとナビの連携ができる製品はない。
といっても、ナビ画面でETCの料金やゲートなどの情報が見られる程度のことで、ETCを取り付けて、単体で利用することはできるから、そう大きな問題とは思わない。
スズキのようにヘッドアップディスプレイを備える車の場合に、そこに、ナビアプリの情報を表示できるかは不明。多分難しいと思う。
ただ、多分ダメだろうと思っていたステアリングリモコンや、バックカメラへの対応なども、しっかり車種別の対応がされていたりして、思ったよりは使い物になりそうなので、個別の機種について、後日、もう少し詳しく調べてご紹介したいと思う。
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