
Androidアプリが使えるポータブルDAP(6) HiBy R5 Gen 2 [ポータブルオーディオ]
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Androidアプリが使えるポータブルDAP(3) HiBy R5 Saber:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
現在手に入るローエンドクラスのAndroidアプリが使えるポータブルDAPの紹介については、「FiiO M11」で一旦終わりとする予定だったのだが、以前ご紹介した「HiBy R5 Saber」の後継モデルとして、今月発売された「HiBy R5 Gen 2」の仕様をよく見ると、マイナーチェンジをはるかに超えた新機種だったので、追加でご紹介しておくことにした。
HiBy R5 Gen 2 性能まとめ
「HiBy R5 Gen 2」は、「HiBy R5 Saber」の後継モデルではあるのだが、ハードウェア的に見ると全く違うため、その違いを中心にご紹介したい。
まず、本体筐体自体が別物で、サイズが123×71.3×15.5mmと、107.7×61.2×15.6mmの「HiBy R5 Saber」より一回り以上大きく、重量も220gあり、160gから60gも増えている。
その代り、ディスプレイ画面は、4.7インチで解像度が1280×720ピクセルで、「HiBy R5 Saber」の4.0インチ、解像度1080×540ピクセルより、一回り大きくなった。
バッテリー容量も、大型化に伴い、3,500mAhから4,500mAhに大幅増量。
バッテリーでの連続再生時間では、エコノミーモードで最大35時間と、大幅に伸びている。
オーディオDACは、「HiBy R5 Saber」のCirrusLogic CS43198×2基から、ESS ES9219C×2基に全面変更。
「ESS ES9219C」は、「Shanling M3X」にも搭載されており、性能は変わらず消費電力を低減しており、バッテリー増量と合わせて、連続動作時間の拡大に寄与していると思われる。
音声コーデックのサポートについても、サポートされるコーデックの種類については変わりはないのだが、リニアPCMの再生が、「HiBy R5 Saber」の384kHz/32bitから、倍の768kHz/32bitに拡大され、MQAコーデックも、分解能が「HiBy R5 Saber」のx8から倍のx16に向上している。
ヘッドホン出力も、3.5mmのアンバランス出力と4.4mmのバランス出力のみだった「HiBy R5 Saber」に対し、さらに、2.5mmのバランス出力が加わり、市販のほとんどのヘッドホンに変換アダプタなしに接続可能となった。
ヘッドホンアップについても、「Class A アンプモード」という専用モードが搭載され、エコノミーモードに比べ連続再生時間は1/3以下に減るものの、通常のデジタルアップでは不可能な、より高音質な再生ができるそうだ。
これだけ性能がアップしていながら、HiByの公式直販サイトでの価格は、449ドルと、日本円で5万円前後と、「HiBy R5 Saber」と比べると50ドルのアップにとどまっている。
なので、それに伴う、本体サイズの大型化、重量化が気にならなければ、コスパは高いと思う。
ただし、もちろん気になる点もある。Android端末としては、ほとんど進化していないのだ。
Android OSのバージョンが、8.0のまま変わらなかったのは、長く使い続ける上では大いに不満だし、SoCも Snapdragon 425のまま変わらず、RAMも2GBのみ。
ストレージ容量も16GBから増えなかったのも、不満。
本格的に使いたければ必ず不足すると思う。
サブスクリプションや、ネットラジオサービスをあまり使わないというなら、気にはならないかもしれないが。
HiBy R5 (Gen 2)
なお、こちらのHiByの公式直販サイトを覗いたら、2022年4月28日までの期間限定の、Early Bird価格で、50ドルオフの399ドルで買えるという。
本気で買おうと思って手続きに進んだのだが、残念ながら、日本への発送は不可能みたいで、がっかり。
日本人は、公式に、日本で発売されるのを待つしかないようだ。
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HiBy R5 Gen 2 性能まとめ
「HiBy R5 Gen 2」は、「HiBy R5 Saber」の後継モデルではあるのだが、ハードウェア的に見ると全く違うため、その違いを中心にご紹介したい。
まず、本体筐体自体が別物で、サイズが123×71.3×15.5mmと、107.7×61.2×15.6mmの「HiBy R5 Saber」より一回り以上大きく、重量も220gあり、160gから60gも増えている。
その代り、ディスプレイ画面は、4.7インチで解像度が1280×720ピクセルで、「HiBy R5 Saber」の4.0インチ、解像度1080×540ピクセルより、一回り大きくなった。
バッテリー容量も、大型化に伴い、3,500mAhから4,500mAhに大幅増量。
バッテリーでの連続再生時間では、エコノミーモードで最大35時間と、大幅に伸びている。
オーディオDACは、「HiBy R5 Saber」のCirrusLogic CS43198×2基から、ESS ES9219C×2基に全面変更。
「ESS ES9219C」は、「Shanling M3X」にも搭載されており、性能は変わらず消費電力を低減しており、バッテリー増量と合わせて、連続動作時間の拡大に寄与していると思われる。
音声コーデックのサポートについても、サポートされるコーデックの種類については変わりはないのだが、リニアPCMの再生が、「HiBy R5 Saber」の384kHz/32bitから、倍の768kHz/32bitに拡大され、MQAコーデックも、分解能が「HiBy R5 Saber」のx8から倍のx16に向上している。
ヘッドホン出力も、3.5mmのアンバランス出力と4.4mmのバランス出力のみだった「HiBy R5 Saber」に対し、さらに、2.5mmのバランス出力が加わり、市販のほとんどのヘッドホンに変換アダプタなしに接続可能となった。
ヘッドホンアップについても、「Class A アンプモード」という専用モードが搭載され、エコノミーモードに比べ連続再生時間は1/3以下に減るものの、通常のデジタルアップでは不可能な、より高音質な再生ができるそうだ。
これだけ性能がアップしていながら、HiByの公式直販サイトでの価格は、449ドルと、日本円で5万円前後と、「HiBy R5 Saber」と比べると50ドルのアップにとどまっている。
なので、それに伴う、本体サイズの大型化、重量化が気にならなければ、コスパは高いと思う。
ただし、もちろん気になる点もある。Android端末としては、ほとんど進化していないのだ。
Android OSのバージョンが、8.0のまま変わらなかったのは、長く使い続ける上では大いに不満だし、SoCも Snapdragon 425のまま変わらず、RAMも2GBのみ。
ストレージ容量も16GBから増えなかったのも、不満。
本格的に使いたければ必ず不足すると思う。
サブスクリプションや、ネットラジオサービスをあまり使わないというなら、気にはならないかもしれないが。
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なお、こちらのHiByの公式直販サイトを覗いたら、2022年4月28日までの期間限定の、Early Bird価格で、50ドルオフの399ドルで買えるという。
本気で買おうと思って手続きに進んだのだが、残念ながら、日本への発送は不可能みたいで、がっかり。
日本人は、公式に、日本で発売されるのを待つしかないようだ。
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