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来年2TBのmicroSDXCカードが発売されるらしい [ポータブルオーディオ]
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とうとう1TBのmicroSDXCカードが発売されたらしい:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
1TBのmicroSDXCカードが、サンディスクとマイクロンから発表されたのは、2019年2月で、実際に商品が出回り始めたのは、2019年6月頃だった。
それから3年以上経つのに、なかなか2TBのmicroSDXCカードが発売されなかった。
その原因は、フラッシュメモリの製造プロセス微細化が限界に達し、メモリセルの3次元立体化に舵を切る中で、いったんプロセス微細化が逆戻りせざるを得なくなり、なかなか次世代の高密度フラッシュメモリチップが安定して生産できていなかったこと。
また、メモリカードの容量がすでに十分なものになり、メモリチップを高密度しても、需要がなかなか拡大しなくなったことも大きい。
これにより、次世代製造プロセスへの投資がなかなかできなくなり、フラッシュメモリチップを生産する2大メーカー、サンディスクと東芝の業績が悪化。
サンディスクはウェスタンディジタルに買収され、東芝もフラッシュメモリ部門を投資会社に売却するなど、ゴタゴタが続いたことも大きい。
そこに、久々にうれしいニュースが。
キオクシア、2TB容量のmicroSDを試作。2023年に発売予定 - PC Watch
キオクシア株式会社が、2022年9月28日に、業界最大容量となる2TBのmicroSDXCカードを試作し、基本動作を確認したことを発表したという。
2TBのmicroSDXCの試作は業界初で、量産予定は2023年を予定しているそうだ。
キオクシアって何?とまず思ったが、調べると、元東芝のフラッシュメモリ部門が改名した会社らしい。
今回試作したmicroSDXCカードは、同社の新世代の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」と自社開発のコントローラを使用したもの。
チップ搭載部分の厚さが最大0.8mmのmicroSDXCカードのパッケージ内に、1テラビット (128GB) のフラッシュメモリのチップを16枚積層して、2TBの容量を実現したらしい。
量産は、2023年からと発表されており、手軽に手に入るようになるは、まだまだ時間が掛かりそうだが、ようやくメモリカードの世界も次世代に向けて一歩進み始めたのは間違いない。
また、このニュースは、新世代のフラッシュメモリプロセスがようやく立ち上がったことを表しており、メモリカード以外でも、これにより同じ面積で倍の容量を実現できるはず。
それは、おそらく「半導体不足」と呼ばれる事象の一部を解消するのに役立つはずだ。
なお、これは毎回書いているが、現状でも、知らないブランドから、2TBのmicroSDカードなるものが、中華販売サイトや、オークションサイトなどで出回っている。しかも、価格がサンディスクの1TBのmicroSDXCカードより安いという。
ここまで書いた状況を読んでわかるように、2TBのmicroSDXCカードはまだ発売されておらず、これらのメモリカードはすべて偽物だ。
メモリカードのコストの大部分は、内蔵するメモリチップの価格であり、大容量のメモリカードに使えるメモリチップが製造できるのは、サンディスク、キオクシア、サムスンだけであり、1TBでも、これらの大手ブランドより大幅に安く販売されているmicroSDXCカードがあったら、それは偽物だ。
決して安いからと言って手を出さないようにしましょう。
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それから3年以上経つのに、なかなか2TBのmicroSDXCカードが発売されなかった。
その原因は、フラッシュメモリの製造プロセス微細化が限界に達し、メモリセルの3次元立体化に舵を切る中で、いったんプロセス微細化が逆戻りせざるを得なくなり、なかなか次世代の高密度フラッシュメモリチップが安定して生産できていなかったこと。
また、メモリカードの容量がすでに十分なものになり、メモリチップを高密度しても、需要がなかなか拡大しなくなったことも大きい。
これにより、次世代製造プロセスへの投資がなかなかできなくなり、フラッシュメモリチップを生産する2大メーカー、サンディスクと東芝の業績が悪化。
サンディスクはウェスタンディジタルに買収され、東芝もフラッシュメモリ部門を投資会社に売却するなど、ゴタゴタが続いたことも大きい。
そこに、久々にうれしいニュースが。
キオクシア、2TB容量のmicroSDを試作。2023年に発売予定 - PC Watch
キオクシア株式会社が、2022年9月28日に、業界最大容量となる2TBのmicroSDXCカードを試作し、基本動作を確認したことを発表したという。
2TBのmicroSDXCの試作は業界初で、量産予定は2023年を予定しているそうだ。
キオクシアって何?とまず思ったが、調べると、元東芝のフラッシュメモリ部門が改名した会社らしい。
今回試作したmicroSDXCカードは、同社の新世代の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」と自社開発のコントローラを使用したもの。
チップ搭載部分の厚さが最大0.8mmのmicroSDXCカードのパッケージ内に、1テラビット (128GB) のフラッシュメモリのチップを16枚積層して、2TBの容量を実現したらしい。
量産は、2023年からと発表されており、手軽に手に入るようになるは、まだまだ時間が掛かりそうだが、ようやくメモリカードの世界も次世代に向けて一歩進み始めたのは間違いない。
また、このニュースは、新世代のフラッシュメモリプロセスがようやく立ち上がったことを表しており、メモリカード以外でも、これにより同じ面積で倍の容量を実現できるはず。
それは、おそらく「半導体不足」と呼ばれる事象の一部を解消するのに役立つはずだ。
なお、これは毎回書いているが、現状でも、知らないブランドから、2TBのmicroSDカードなるものが、中華販売サイトや、オークションサイトなどで出回っている。しかも、価格がサンディスクの1TBのmicroSDXCカードより安いという。
ここまで書いた状況を読んでわかるように、2TBのmicroSDXCカードはまだ発売されておらず、これらのメモリカードはすべて偽物だ。
メモリカードのコストの大部分は、内蔵するメモリチップの価格であり、大容量のメモリカードに使えるメモリチップが製造できるのは、サンディスク、キオクシア、サムスンだけであり、1TBでも、これらの大手ブランドより大幅に安く販売されているmicroSDXCカードがあったら、それは偽物だ。
決して安いからと言って手を出さないようにしましょう。
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