
新型シエンタ・2度目の試乗(4) その他 [乗り物]
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ここまで、新型シエンタの2回目の試乗において、主に、走る、曲がる、止まるという車の基本について感じたことを書いてきた。
今回は、最後に、その他の運転して気付いた点を羅列しておきたい。
音声認識
音声で、「ヘイ、トヨタ」の後にいろんな命令をしゃべって指示ができる機能も試してみた。
設定によるらしいが、ステアリングの音声ボタンを押すことで、「ヘイ、トヨタ」をしゃべる代わりになるらしく、その方が恥ずかしくない。こっちの方がいいな。
「ラジオを聴きたい」とか「運転席の窓を開けて/閉めて」とか、ちゃんと認識して動くのが面白い。
ただ、認識率は悪くないのだが、途中クラウドとの通信が入るようで、発声から認識結果が文字で表示されるまで、Googleアシスタントに比べれば時間がかかり、待たされる感がある。
もちろん、肝心のカーナビの目的地設定なども音声でできる。
色々やり方はあるのだが、「〇〇〇へ行きたい」(〇〇〇は、市名から番地まで自宅の住所)と言うだけで、ちゃんと自宅へのナビゲーションを開始してくれた。
運転中のカーナビ操作も、音声で問題なくできるのは、いいな。
これ以外にも、エアコン、ワイパー、ウォッシャーの動作や、PVMの切り替えなども操作できるから、結構使い道は広いと思う。
ただ、何でもできるかというと、そうでもなくて、「エアコン着けて」は動作するのに、「サーキュレーターを着けて」は認識してくれないみたい。
運転性から手が届かない「サーキュレーター」こそ、音声で操作で来て欲しいのだが、出来ない。
また、「レーダークルーズコントロールをオンにして」みたいなものも、出来てもいい気がするのだが、出来ないみたいで残念だ。
あまりの機能の多さに途方に暮れる
試乗では、一般道しか走れていないので、「レーザークルーズコントロール」は、これまで全く触れていないが、今回、一般道でも使える「プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)」は、使ってみようと思った。
走り始めたときにはどうやらオフになっているようだったので、オンにして使ってみようと思ったのだが、そのオンの仕方が分からない。
取扱説明書で見た記憶では、ステアリモコンを操作して設定できるはずなのだが、メニュー階層の迷子に。
助手席の営業さんも、あまり把握していないようで、どうしてもそのアイコンメニューにたどり着けない。
あまりの機能の多さに、ちょっと冷や汗が出てきた。
これは、取扱説明書を読みながら、一度、しっかりメニューの全貌を把握しないと、運転中に思いついたことをやろうとしても、無理だと思う。
その取扱説明書も、PDF版(おそらく紙で貰えるものと同じ)だと、ずいぶん簡略化されているようで、あちこちの機能は、「Web版」を見るように、としか書かれておらず、本当に詳細な機能を知るには、「Web版の取扱説明書」を見るしかないらしく、それも厄介だ。
厄介だが、実際のところ、そうしないと、紙の取扱説明書が膨大なものになってしまい、グローブボックスに収まらないのかもしれない。
結局、今回の試乗で、PDAをオンにできたのは、試乗の終了間近。ほとんどPDAの効果を感じることはできなかったのは、残念だった。
パラノミックビューモニター
私が試乗した新型シエンタは、速度が一定以下になると、カーナビ画面が自動的にパラノミックビューモニターに切り替わっていた(設定によるらしい)。
まず、この画質が素晴らしく、10.5インチのHD画面でもくっきり表示される。
実は、最初は、メーカーオプションのパラノミックビューモニターを付けるつもりだったのだが、これだと、表示はSD解像度で表示され、10.5インチ画面だとかなりボヤけた画面になるらしい。
一方、別のメーカーオプションでアドバンストパークを付けると、併せて、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)と、パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)が付くという。
アドバンストパークは、営業さんも、「最初は面白いと思うが、日常ではあまり使わない」と言っていたこともあり、付けなくてもいいかと思ったのだが、これを付けても、当初予算に収まることもあって、えいや!で付けてしまった。
ところが、後から詳しい情報が分かり、これで付くパノラミックビューモニターは、床下透過表示機能が付くだけでなく、画面解像度がSDからHDにアップグレードされる別物であることが判明し、思い切って付けてよかったと思った。
実際に、自宅のカーポートで駐車も試みてみたが、アドバンストパークでは、自宅のカーポートを認識せず。
駐車位置を手動で設定すれば、駐車できるかもしれなかったが、駐車場の前の道が4mも幅がない狭い道で、他の車が来たら邪魔になるため、今回は、アドバンストパークを試すのは諦めた。
パラノミックビューモニターを見ながら、手動でカーポートにバックで並列駐車をやってみたが、横幅が狭いカーポートなので、バック中にあちこちで近接センサーのワーニングが出て音がうるさいが、それさえ気にしなければ、一発で極めて上手に駐車できた。
やっぱり、上から見た映像が見えるのは大きい。
運転席シートの快適さ
今回、1時間ぐらい新型シエンタを試乗をした後、ソリオに乗って帰宅したのだが、ソリオの運転席に座った時に、改めて新型シエンタの運転席の座り心地が、格段によかったことを実感した。
新型シエンタに比べれば、ソリオのシートはぺったんこで、ホールド感に乏しいのだ。
もう少し長く使ってみないと、本格的な感想は書けないが、少なくともソリオのシートよりはずっと座り心地がいいことは断言できる。
ちなみに、椅子の専門家に教わった観点から見ると、表皮素材と椅子の構造の両方に、それなりにお金をかけたシートと言えると思うが、この辺は書くと長くなるので、後日、また記事を改めて詳しく書きたいと思う。
関連記事:
新型シエンタ・2度目の試乗(3) ブレーキの優秀さ:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
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ここまで、新型シエンタの2回目の試乗において、主に、走る、曲がる、止まるという車の基本について感じたことを書いてきた。
今回は、最後に、その他の運転して気付いた点を羅列しておきたい。
音声認識
音声で、「ヘイ、トヨタ」の後にいろんな命令をしゃべって指示ができる機能も試してみた。
設定によるらしいが、ステアリングの音声ボタンを押すことで、「ヘイ、トヨタ」をしゃべる代わりになるらしく、その方が恥ずかしくない。こっちの方がいいな。
「ラジオを聴きたい」とか「運転席の窓を開けて/閉めて」とか、ちゃんと認識して動くのが面白い。
ただ、認識率は悪くないのだが、途中クラウドとの通信が入るようで、発声から認識結果が文字で表示されるまで、Googleアシスタントに比べれば時間がかかり、待たされる感がある。
もちろん、肝心のカーナビの目的地設定なども音声でできる。
色々やり方はあるのだが、「〇〇〇へ行きたい」(〇〇〇は、市名から番地まで自宅の住所)と言うだけで、ちゃんと自宅へのナビゲーションを開始してくれた。
運転中のカーナビ操作も、音声で問題なくできるのは、いいな。
これ以外にも、エアコン、ワイパー、ウォッシャーの動作や、PVMの切り替えなども操作できるから、結構使い道は広いと思う。
ただ、何でもできるかというと、そうでもなくて、「エアコン着けて」は動作するのに、「サーキュレーターを着けて」は認識してくれないみたい。
運転性から手が届かない「サーキュレーター」こそ、音声で操作で来て欲しいのだが、出来ない。
また、「レーダークルーズコントロールをオンにして」みたいなものも、出来てもいい気がするのだが、出来ないみたいで残念だ。
あまりの機能の多さに途方に暮れる
試乗では、一般道しか走れていないので、「レーザークルーズコントロール」は、これまで全く触れていないが、今回、一般道でも使える「プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)」は、使ってみようと思った。
走り始めたときにはどうやらオフになっているようだったので、オンにして使ってみようと思ったのだが、そのオンの仕方が分からない。
取扱説明書で見た記憶では、ステアリモコンを操作して設定できるはずなのだが、メニュー階層の迷子に。
助手席の営業さんも、あまり把握していないようで、どうしてもそのアイコンメニューにたどり着けない。
あまりの機能の多さに、ちょっと冷や汗が出てきた。
これは、取扱説明書を読みながら、一度、しっかりメニューの全貌を把握しないと、運転中に思いついたことをやろうとしても、無理だと思う。
その取扱説明書も、PDF版(おそらく紙で貰えるものと同じ)だと、ずいぶん簡略化されているようで、あちこちの機能は、「Web版」を見るように、としか書かれておらず、本当に詳細な機能を知るには、「Web版の取扱説明書」を見るしかないらしく、それも厄介だ。
厄介だが、実際のところ、そうしないと、紙の取扱説明書が膨大なものになってしまい、グローブボックスに収まらないのかもしれない。
結局、今回の試乗で、PDAをオンにできたのは、試乗の終了間近。ほとんどPDAの効果を感じることはできなかったのは、残念だった。
パラノミックビューモニター
私が試乗した新型シエンタは、速度が一定以下になると、カーナビ画面が自動的にパラノミックビューモニターに切り替わっていた(設定によるらしい)。
まず、この画質が素晴らしく、10.5インチのHD画面でもくっきり表示される。
実は、最初は、メーカーオプションのパラノミックビューモニターを付けるつもりだったのだが、これだと、表示はSD解像度で表示され、10.5インチ画面だとかなりボヤけた画面になるらしい。
一方、別のメーカーオプションでアドバンストパークを付けると、併せて、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)と、パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)が付くという。
アドバンストパークは、営業さんも、「最初は面白いと思うが、日常ではあまり使わない」と言っていたこともあり、付けなくてもいいかと思ったのだが、これを付けても、当初予算に収まることもあって、えいや!で付けてしまった。
ところが、後から詳しい情報が分かり、これで付くパノラミックビューモニターは、床下透過表示機能が付くだけでなく、画面解像度がSDからHDにアップグレードされる別物であることが判明し、思い切って付けてよかったと思った。
実際に、自宅のカーポートで駐車も試みてみたが、アドバンストパークでは、自宅のカーポートを認識せず。
駐車位置を手動で設定すれば、駐車できるかもしれなかったが、駐車場の前の道が4mも幅がない狭い道で、他の車が来たら邪魔になるため、今回は、アドバンストパークを試すのは諦めた。
パラノミックビューモニターを見ながら、手動でカーポートにバックで並列駐車をやってみたが、横幅が狭いカーポートなので、バック中にあちこちで近接センサーのワーニングが出て音がうるさいが、それさえ気にしなければ、一発で極めて上手に駐車できた。
やっぱり、上から見た映像が見えるのは大きい。
運転席シートの快適さ
今回、1時間ぐらい新型シエンタを試乗をした後、ソリオに乗って帰宅したのだが、ソリオの運転席に座った時に、改めて新型シエンタの運転席の座り心地が、格段によかったことを実感した。
新型シエンタに比べれば、ソリオのシートはぺったんこで、ホールド感に乏しいのだ。
もう少し長く使ってみないと、本格的な感想は書けないが、少なくともソリオのシートよりはずっと座り心地がいいことは断言できる。
ちなみに、椅子の専門家に教わった観点から見ると、表皮素材と椅子の構造の両方に、それなりにお金をかけたシートと言えると思うが、この辺は書くと長くなるので、後日、また記事を改めて詳しく書きたいと思う。
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