新型シエンタのオーディオ環境について [乗り物]
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新型シエンタのスピーカーは、次のような左右6スピーカー構成となっている。
(A) 9cmインパネサイドスコーカー
(B) 16cmフロントドアスピーカー
(C) 9cmスライドドアスピーカー
スコーカーと言うのは、中域専用スピーカーという意味で、ちなみに、低域専用スピーカーはウーファー、高域専用スピーカーはツイーターと呼ぶ。
インパネ前方上部に、わざわざスコーカーを設置しているのは、おそらく、カーナビの音声や、車が出す警告メッセージなどが聞き取りやすいようにするためだと思われる。
(B)(C)は、単にスピーカーと呼んでいることから、いわゆる低域から広域まで一つのスピーカーで担当するフルレンジスピーカーだと思われる。
その音質は？というと、自動車用としては、まあ普通に音楽は聴ける。
ただ、そのスピーカーシステムに音を出す10.5インチディスプレイオーディオのオーディオ機能という面で見ると、イマイチだと感じてしまう。
サイバーナビ AVIC-ZH99CSの購入 | トドのつまりは･･･ - 楽天ブログ
それは、前の車で使っていたサイバーナビ「AVIC-ZH99CS」が、さすがオーディオメーカーのパイオニアで、やたらオーディオに力が入っていたからだ。
なにせ、使い始める前に、内蔵マイクをステアリングに設置した上で、サイバーナビから様々なテスト音を出してマイクで拾い、自動で音場補正をしてくれる。
これが、30分ほどかかるのだが、これをやると、補正前と補正後で、全く音場の広がりや、低域から広域までのフラット感が全く違うのだ。
しかも、運転者一人か、運転席と助手席の二人か、前後4人乗りで、それぞれ最適なようにワンタッチで音場補正を切り替えることができ、さらには、グラフィックイコライザーによるきめ細かな周波数補正や音量補正を、ラジオ、テレビ、CD、Bluetoothなど音源ごとに設定することができ、文句のつけようがなかった。
新型シエンタのディスプレイオーディオは、さすがにそこまでの音場、音質補正機能はなく、オーディオ機能の音設定で可能なのは、この画面のパラメーターだけ。
音質に関しては、ソースごとに設定は可能だが、バス（低域）、ミッド（中域）、トレブル（高域）の3バンドの調節のみ。
音場に関しても、手動で、音像の中心点（最もバランス良いステレオ効果が得られるポイント）を指定できるのみの、シンプルなもの。
なお、現時点での私の音質設定は、バスを少し下げており、音場の中心は、運転席の左端あたりに設定した。
バスを下げたのは、音楽の低音が出過ぎると、中音域の人の声などにかぶって聞き取りづらくなる傾向があったからだ。
車の運転中は、音楽より、カーナビ音声や、車の警告がしっかり聞こえることの方が重要だし、車では、音楽よりはラジオ番組を聴くことの方が多いため、人の声がよりクリアに聞こえることの方が重要だ。
音場の中心については、我が家の場合、後席はほとんど使わないことから、音場は前席に。
さらに、自分一人で運転するか、助手席に奥さんを乗せて運転することが多いため、中央から若干運転席に寄せた。
以上のように調整はしてみたものの、結果として、以前の車のように、高音質の音楽に浸るような楽しみ方はできないのは、致し方ないところだ。
実は、標準装備のディスプレイオーディオでは、ハイレゾ音源の再生は可能なのだが、標準のスピーカーシステムでは、どう考えても、ハイレゾ領域の超高音は出ていない。
・・・どころか、10KHz以上の高音さえ、ほとんど出ていないように思う。
もっとも、普通に音楽は聴けるし、嫌な音もしない。
元々技術的にも、フルレンジのダイナミック型スピーカーで、超低域から超高音まで、ソースに忠実に再生することなど不可能なので、周波数帯域は欲張らず、下は80Hzぐらいから、上は10KHzぐらいまでをバランスよく出すというのが狙いだと思われる。
私個人としても、停車した車から外に漏れるドコスカ五月蠅い重低音が不快で大嫌いだし、ノイズだらけの車の中で、ハイレゾ音源が忠実に再生できることにまったく意味を見出せないから、車内ではそこそこの音質で音楽が聴ければ、それでよしと考えている。
その意味では、新型シエンタのオーディオ環境は、十分合格点ではある。
むしろ不満は、スピーカーシステムから音を出すディスプレイオーディオ側の機能に多いので、それについて後日詳しく説明したいと思う。
関連記事：
新型シエンタのディスプレイオーディオのオーディオ・AV機能：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
新型シエンタ・ディスプレイオーディオにOTAアップデート：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
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新型シエンタのスピーカーは、次のような左右6スピーカー構成となっている。
(A) 9cmインパネサイドスコーカー
(B) 16cmフロントドアスピーカー
(C) 9cmスライドドアスピーカー
スコーカーと言うのは、中域専用スピーカーという意味で、ちなみに、低域専用スピーカーはウーファー、高域専用スピーカーはツイーターと呼ぶ。
インパネ前方上部に、わざわざスコーカーを設置しているのは、おそらく、カーナビの音声や、車が出す警告メッセージなどが聞き取りやすいようにするためだと思われる。
(B)(C)は、単にスピーカーと呼んでいることから、いわゆる低域から広域まで一つのスピーカーで担当するフルレンジスピーカーだと思われる。
その音質は？というと、自動車用としては、まあ普通に音楽は聴ける。
ただ、そのスピーカーシステムに音を出す10.5インチディスプレイオーディオのオーディオ機能という面で見ると、イマイチだと感じてしまう。
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それは、前の車で使っていたサイバーナビ「AVIC-ZH99CS」が、さすがオーディオメーカーのパイオニアで、やたらオーディオに力が入っていたからだ。
なにせ、使い始める前に、内蔵マイクをステアリングに設置した上で、サイバーナビから様々なテスト音を出してマイクで拾い、自動で音場補正をしてくれる。
これが、30分ほどかかるのだが、これをやると、補正前と補正後で、全く音場の広がりや、低域から広域までのフラット感が全く違うのだ。
しかも、運転者一人か、運転席と助手席の二人か、前後4人乗りで、それぞれ最適なようにワンタッチで音場補正を切り替えることができ、さらには、グラフィックイコライザーによるきめ細かな周波数補正や音量補正を、ラジオ、テレビ、CD、Bluetoothなど音源ごとに設定することができ、文句のつけようがなかった。
新型シエンタのディスプレイオーディオは、さすがにそこまでの音場、音質補正機能はなく、オーディオ機能の音設定で可能なのは、この画面のパラメーターだけ。
音質に関しては、ソースごとに設定は可能だが、バス（低域）、ミッド（中域）、トレブル（高域）の3バンドの調節のみ。
音場に関しても、手動で、音像の中心点（最もバランス良いステレオ効果が得られるポイント）を指定できるのみの、シンプルなもの。
なお、現時点での私の音質設定は、バスを少し下げており、音場の中心は、運転席の左端あたりに設定した。
バスを下げたのは、音楽の低音が出過ぎると、中音域の人の声などにかぶって聞き取りづらくなる傾向があったからだ。
車の運転中は、音楽より、カーナビ音声や、車の警告がしっかり聞こえることの方が重要だし、車では、音楽よりはラジオ番組を聴くことの方が多いため、人の声がよりクリアに聞こえることの方が重要だ。
音場の中心については、我が家の場合、後席はほとんど使わないことから、音場は前席に。
さらに、自分一人で運転するか、助手席に奥さんを乗せて運転することが多いため、中央から若干運転席に寄せた。
以上のように調整はしてみたものの、結果として、以前の車のように、高音質の音楽に浸るような楽しみ方はできないのは、致し方ないところだ。
実は、標準装備のディスプレイオーディオでは、ハイレゾ音源の再生は可能なのだが、標準のスピーカーシステムでは、どう考えても、ハイレゾ領域の超高音は出ていない。
・・・どころか、10KHz以上の高音さえ、ほとんど出ていないように思う。
もっとも、普通に音楽は聴けるし、嫌な音もしない。
元々技術的にも、フルレンジのダイナミック型スピーカーで、超低域から超高音まで、ソースに忠実に再生することなど不可能なので、周波数帯域は欲張らず、下は80Hzぐらいから、上は10KHzぐらいまでをバランスよく出すというのが狙いだと思われる。
私個人としても、停車した車から外に漏れるドコスカ五月蠅い重低音が不快で大嫌いだし、ノイズだらけの車の中で、ハイレゾ音源が忠実に再生できることにまったく意味を見出せないから、車内ではそこそこの音質で音楽が聴ければ、それでよしと考えている。
その意味では、新型シエンタのオーディオ環境は、十分合格点ではある。
むしろ不満は、スピーカーシステムから音を出すディスプレイオーディオ側の機能に多いので、それについて後日詳しく説明したいと思う。
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