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映像視聴デバイスとしての「PlayStation VR2」 [ゲーム機]

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「PlayStation VR2」レビュー - GAME Watch

ゲームコンソール・プレイステーション5専用のヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR2(PSVR2)」が、2023年2月22日に発売になった。

「PSVR2」のメインの用途は、VRゲームだが、先代「PSVR」同様、映像視聴に適したシネマティックモードを備えるが、映像視聴デバイスとしてどの程度、実用的なのか、チェックしておきたい。

シネマティックモードでは、暗闇の中、前方に巨大な平面スクリーンが浮かんで見えるモードで、画面サイズは、映画館の2列目か3列目くらいの大きさから、数メートル先の40インチディスプレイくらいまで、12段階で変更できる。

そのスクリーン上で、PS5上で動作するすべてのPS4/PS5用ゲームと、動画配信・音楽再生などの「メディア」アプリケーションが動作する。
PS5で再生するUHD BDやBDの再生、NETFLIXやAmazonプライムビデオ、YouTubeなどの動画配信、torneでのテレビ視聴も可能となっているため、この世で見られるほとんどの高解像度動画が見られるといってもいいと思う。

フレームレートは最大120Hzで、HDRにも対応するが、有機ELパネルの解像度が片目あたり2,000×2,040ピクセルのため、シネマティックモードで表示する映像は、「1,920×1,080ピクセル」のフルHD動画を投影したものとなる。

PS VR2の「映像鑑賞デバイス」としての性能は?良い点・悪い点をチェック - PHILE WEB

また、レビュー記事を読むと、大画面テレビやプロジェクターに比べれば、画素のすき間が気になるという。

そのため、基本的な画質は4Kテレビには劣るし、当たり前だが一人しか見られないため、家族持ちなら、家の大画面テレビを捨てて、「PSVR2」を使う、ということにはならないだろう。

音質面でも、付属のイヤホンだと、それなりの音質だそうだ。
ホラーやSF、アクション映画などでは、50Hz以下の超低音を意識的に活用しているものがあるが、大抵のイヤホンでは再生不可能。

そのため、迫力ある映像作品を鑑賞したいなら、オーバーヘッドタイプで、低音再生能力が高いヘッドホンを別途購入して、装着するのがいいと思う。

弱点としては、PS5は、Blu-ray 3Dに対応しておらず、YouTube機能もサイドバイサイドの3D表示に対応しないため、いわゆる3Dコンテンツは見られない。
この点については、3Dコンテンツ自体が最近下火なので、サポートが後回しになるのは仕方ないところか。

DMMのVRコンテンツがPSVR2で見れる! 「DMM.com」が「DMM TV」にリニューアルしPS5/PSVR2に対応 - GAME Watch

ゲーム以外のVRコンテンツについては、「DMM TV」が「PSVR2」に対応したものの、例えば、YouTubeのVR向けアプリはまだ存在せず、見られない。

この辺は、PS5のOSが、Androidのような汎用OSではない弱みだ。

結論としては、「PSVR2」の映像視聴機能は、あくまでオマケであり、主たる映像視聴デバイスとして使うには、機能、性能不足と言える。

ただ、例えば、他の家族が、メインの大画面テレビを見ている状況で、自分だけが他の映像を見たいという場合には、それなりに利用価値がありそうだ。

PlayStation VRの初代モデル (CUH-ZVR1)を購入できた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

また、私は、「PS4」と「PSVR」も持っているが、Blu-ray 3Dや、サイドバイサイドの3Dコンテンツの視聴は、こちらの組み合わせでしかサポートされていないため、こちらもまだまだ捨てられないな。

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