新型シエンタ5人乗りのハイブリッドを選んだ理由 [乗り物]
Honda|今まで販売したクルマ|モビリオ
今から20年前、子供がまだ小さく、義両親の家が近くにあった頃、出たばかりのホンダ「モビリオ」を購入した。初代「シエンタ」が発売される1年前だった。
シエンタよりさらにコンパクトなのに、7人乗りを実現したスライド車で、3列目シートは狭かったが、2列目シートの下に格納できて普段は5人乗りとして使え、いざというときに7人も乗れるというコンセプトは、シエンタに繋がるものがあった。
このサイズの車だと、3列目を使うと、乗車人数分の荷物は全く積めない。
だから、使うにしても、近所で一緒に食べに行くときとか、日帰りで遊びに行く程度がせいぜい。
それにしたって、義両親も車を持っていて、それに乗って来訪するから、7人乗れることは、それほど必要性は高くないことに、買ってから気付いた。
結局、モビリオを約10年乗って、実際に3列目を使ったのは、3回だけだった。
その後、義両親も、私の両親も亡くなり、3列シートの意味は全くなくなり、モビリオの次に乗り換える時には、5人乗りでいいと、一回り小さな三菱「デリカD:2」(=スズキ「ソリオ」)に乗り換えた。
ただ、これだとカーゴルームが狭い不満もあったため、今回は、再びワンランク上の大きさ新型シエンタに乗り替え、ただし3列シートは不要なので、5人乗りを選んだ。
5人乗りの新型シエンタは、私が予約した7月下旬の情報では分からなかったが、後席に、小物入れもアームレストもスライド機構もなく、前席より冷遇されている印象があるのは否めない。
ただ、結果的には、我が家の現状では、後席に乗る可能性がある2人の子供は、どちらも成人して働いており、一人は自分で車を買い、自動車通勤している。
そのため、家族4人が乗るのは、めったにないが、年に数回家族で食事したり、大型ショッピングセンターに買い物に行く程度。
その程度なら、新型シエンタの後席でも、まあ支障はないかな、ということで納得している。