【データで読み解く家電の今】ビデオカメラ市場は縮小傾向も、4Kや高倍率ズームに活路 - AV Watch

学校イベントや旅行を記録する伝統的なビデオカメラ市場が大幅に衰退しているという。
その原因は、スマホのカメラ機能の高度化だという。

ビデオカメラメーカーも、3D動画の撮影や、4K対応、超高倍率ズーム、マイクロプロジェクタ内蔵など、様々なニーズ発掘を行ってきたが、3Dのプロモーションはテレビも含めて大失敗に終わり、4K対応はスマホに簡単に追いつかれ、現在は、最盛期の半分しか売れないそうだ。

もちろん、新しいニーズの目も出てきてはいる。


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たとえば、GoProなどに代表されるウェアラブルなアクションカメラ。体に身に着けながら、スポーツをしても綺麗な映像が撮れるということで、新たな市場を開拓した。
カメラモジュール自体は、小型化されたスマホ用のセンサーと変わらないが、手振れ補正の高度化がキモとなっており、現在はそこが一番の差別化要因になっているようだ。


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そして、もう一つ話題になりつつあるのが、まだ商品の数は少ないが、「360度カメラ」という商品ジャンルだ。
これは、通常のカメラと違い、360度全方向を、写真や動画として記録できるカメラだ。
基本的には、イメージセンサー自体は、平面だから、そこに投射するレンズやプリズムで全方向の映像をイメージセンサーに写り込ませ、その映像を画像補正して、VRディスプレイ用の360度画像を生成する方式となっている。