2013年秋のプリンタ複合機を中心とする個人向けの新製品が、ブラザーを皮切りに、キヤノン、日本HP、エプソンの各社から発表された。

数年前から、市場が頭打ちどころか、縮小方向になり、元気がないプリンタ市場だが、その中で、キヤノンとHPは、状況がそのまま反映されたような発表となった。


キヤノン、インクジェット複合機「PIXUS」シリーズを一新 - PC Watch

キヤノンは、既に搭載されているスマートフォン/タブレット連携やクラウド対応の機能強化が中心。
スマートフォン/タブレット向けの新アプリ「PIXUS Print」で、PC並みに、写真、Webページ、PDF、Office文書などの印刷、スキャンしたデータの端末への保存などが可能になった。
また、一方クラウド利用では、クラウド上のサービス(flickrやFacebook、Twitterなど)の写真データなどを本体から直接印刷できるようになった。
モデル数は3機種だが、いずれも筐体は昨年モデルを継承し、ハード面での新鮮味はなく、4社の中では、最も極めて地味な新製品だな。


日本HP、ENVYブランドで7,980円のインクジェット複合機 - PC Watch

HPは、新製品4機種を発表したが、3機種は従来機種にハガキ作成ソフト「宛名職人」が付いただけなので、純粋な新機種は、「HP ENVY4500」1機種のみ。
HP直販で、7,980円の低価格で、薄型のプリンタ複合機だ。
「ENVY120」ほど薄くはないが、445(W)×334(D)×120(H)mmと、十分にコンパクト。
それでいて、自動両面印刷にも対応する。
目新しさはないが、インク代とさほど変わらない価格は魅力で、コストパフォーマンスは高いな。

一方、ブラザー、エプソンは、この2社に比べると、力が入った新製品があったので、個別に取り上げて、詳しく紹介したい。

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