激安大容量ポータブルストレージに要注意! [パソコン周辺機器]
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久々に録画用HDDを購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
昨日、録画用の4TBポータブルHDDを購入したことを書いたが、一番安い商品を探すため、検索していたら、やたら安いポータブルフラッシュストレージが検索結果に出てきて、目についた。
4TBなんて大容量をポータブルストレージに入れるためには、最先端プロセスの高密度フラッシュメモリチップを搭載する必要があるが、
【福田昭のセミコン業界最前線】1mm角に10Gbitを詰め込む超高密度の3D NANDフラッシュ技術 - PC Watch
そうしたメモリチップを生産できるのは、世界的でも数社に限られ、どんなポータブルストレージのメーカーも、メモリチップはその数社から仕入れて製品を作るしかない。
しかも、そうした大容量のポータブルストレージの部品原価のうち、フラッシュメモリチップの占める割合は、8割以上を占めると言われており、本来は、どこの会社のポータブルストレージも、ほとんど値段に差がつかないはずだ(差別化機能を追加して高く販売している製品を除く)。
4TBのポータブルストレージに関していえば、現状のフラッシュメモリチップの供給状況を考えれば、5万円を切ることは原価的にありえず、実際、まともなブランドのポータブルストレージであれば、7~8万円台で売られているケースが多い。
ところが、最近検索して目につくのが、4TBなのに、5,000円以下で購入できるポータブルストレージだ。
ここまでの説明を読めば、こうした激安商品が、PCから4TBに見えるように容量を偽装した、粗悪品で間違いないことを、理解してもらえると思う。
こうした商品は、実際に搭載しているフラッシュメモリチップは、32GBとか64GBしか搭載していないので、大容量のファイルを書き込んでゆくと、途中で書き込めなくなったり、書いたファイルが消えたり、物理フォーマットしようとすると途中でフォーマットソフトがフリーズしたりして、まともに使えない。
SDカードなどでも、同様の容量偽装品は、よく見られるので、それと同じだ。
Amazon | 外付けSSD モバイルデータストレージSSD 超薄型外付けポータブルハードディスク4TB 外付けハードドライブSSD USB3.1 耐衝撃 ハードディスク Type C 500GGB / 1TB / 2TB / 4TB / 6TB/ 8TB | xia summer | 携帯電話・スマートフォンアクセサリ
以前から、AliExpressなどの海外通販や、Amazonマーケットプレイスに出店している海外ショップなどでは、こうしたニセモノはよく見かけていたのだが、驚くのは、最近、Yahoo! Shoppingや、ヤフオク、メルカリなどでも多数販売されていること。
4tb hdd(外付けSSD)の商品一覧|外付けハードディスク、ドライブ|パソコン周辺機器 | スマホ、タブレット、パソコン 通販 - Yahoo!ショッピング
Yahoo! Shoppingなどを検索すると、このような商品写真を掲載していて、2,000円台から5,000円台のTBクラスの容量のUSBポータブルストレージが、大多数を占めているのに驚く。
そうした商品のAmazonレビューで、サクラの高評価コメントではなく、低評価コメントを見ると、容量偽装品であるという指摘がされているものも多いが、まだ全く評価がついていない商品も多く、うっかりそういう商品を買ってしまう人もいるかもしれないので、くれぐれもご注意を。
実際、そうした容量偽装した粗悪品をつかまされて、分解してみた人のレポートも、次のように多数上がっている。
4TBのSSDが反応しなかったので分解したらUSBメモリが二つ刺さったHUBが→容量チェックしたところ…… - Togetter
分解してビックリ!? 4TBの怪しいポータブルSSDのツイートが話題! (2022年6月26日) - エキサイトニュース
ポータブルSSDを購入したのですが、 - 容量偽装でした。500GBです... - Yahoo!知恵袋
今の時代、大容量のフラッシュメモリのストレージに、「激安のお買い得品」などありません。
こうした激安に見える粗悪品に、決して手を出さないよう注意しましょう。
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そうしたメモリチップを生産できるのは、世界的でも数社に限られ、どんなポータブルストレージのメーカーも、メモリチップはその数社から仕入れて製品を作るしかない。
しかも、そうした大容量のポータブルストレージの部品原価のうち、フラッシュメモリチップの占める割合は、8割以上を占めると言われており、本来は、どこの会社のポータブルストレージも、ほとんど値段に差がつかないはずだ(差別化機能を追加して高く販売している製品を除く)。
4TBのポータブルストレージに関していえば、現状のフラッシュメモリチップの供給状況を考えれば、5万円を切ることは原価的にありえず、実際、まともなブランドのポータブルストレージであれば、7~8万円台で売られているケースが多い。
ところが、最近検索して目につくのが、4TBなのに、5,000円以下で購入できるポータブルストレージだ。
ここまでの説明を読めば、こうした激安商品が、PCから4TBに見えるように容量を偽装した、粗悪品で間違いないことを、理解してもらえると思う。
こうした商品は、実際に搭載しているフラッシュメモリチップは、32GBとか64GBしか搭載していないので、大容量のファイルを書き込んでゆくと、途中で書き込めなくなったり、書いたファイルが消えたり、物理フォーマットしようとすると途中でフォーマットソフトがフリーズしたりして、まともに使えない。
SDカードなどでも、同様の容量偽装品は、よく見られるので、それと同じだ。
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以前から、AliExpressなどの海外通販や、Amazonマーケットプレイスに出店している海外ショップなどでは、こうしたニセモノはよく見かけていたのだが、驚くのは、最近、Yahoo! Shoppingや、ヤフオク、メルカリなどでも多数販売されていること。
4tb hdd(外付けSSD)の商品一覧|外付けハードディスク、ドライブ|パソコン周辺機器 | スマホ、タブレット、パソコン 通販 - Yahoo!ショッピング
Yahoo! Shoppingなどを検索すると、このような商品写真を掲載していて、2,000円台から5,000円台のTBクラスの容量のUSBポータブルストレージが、大多数を占めているのに驚く。
そうした商品のAmazonレビューで、サクラの高評価コメントではなく、低評価コメントを見ると、容量偽装品であるという指摘がされているものも多いが、まだ全く評価がついていない商品も多く、うっかりそういう商品を買ってしまう人もいるかもしれないので、くれぐれもご注意を。
実際、そうした容量偽装した粗悪品をつかまされて、分解してみた人のレポートも、次のように多数上がっている。
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こうした激安に見える粗悪品に、決して手を出さないよう注意しましょう。
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