サンコーって、着想はいいのに、アイデア倒れの商品も多いが、これはどうだろうか?
一見よさそうに見えるのだが。


サンコー、microSDカード10枚をSSD化できる変換カード - ITmedia PC USER

この商品、2.5インチSSD/HDDサイズの基板に、10個のmicroSDカードを挿して、Serial ATA 1.0aのSSDとして使うことが出来るという、大胆なアイデアのカードだ。

最大で、32GBのmicroSDカードが使え、インタフェースは、class10より高速なUHS-I/IIにも対応するので、できるだけ速いmicroSDHCカードを使ったほうがいいだろう。

価格は5,980円。最近、32GB class10のmicroSDHCカードの底値というと、1,800円ぐらいなので、これを10枚使ったとしたら合計23,980円。

320GBのSSDはほとんど存在しないので、近い480GBで見ると、底値は3万円前後。これのビット単価を、320GBに適用すると2万円。

うーん、これじゃコストでも負けているし、速度もSSDとしては並み以下では、誰も買わない。

唯一メリットが出るとしたら、家の中に、使い道がなく使わなくなったmicroSDカードがたくさんころがっていて、それを再利用する場合ぐらいだろう。

サンコーは、やっぱりサンコーだったな。

追記)コメントでご指摘があった通り、価格計算に単純な間違いがあり、修正しました。短いからといって、夜中にオンラインで、推敲なし書いたりするとダメですね。申し訳ありませんでした。

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