- DIY
古い鍵シリンダーと、新しい鍵シリンダーの比較。色が全く違うが、古い鍵もうっすらゴールドなので、おそらく紫外線で色があせたのだと思う。
そして、新しい鍵シリンダーを装着し、サムターンのねじを再び締める。
下側のサブの鍵も、同様な手順で交換。
2つの鍵を交換し終えたところ。
最後に、新しい鍵がスムーズに開閉できることを確認。
ネットで見かける説明書に従えば、困るところや迷うところはほとんどないと思う。
交換後、実際に、新しい鍵を開けたり、締めたりしてみたが、前の鍵よりスムーズで、特に問題なし。
拍子抜けするほど簡単で、写真も撮影しながら、説明図を見て慎重にやったにも関わらわず、2個の鍵を合わせ、交換に10分も掛からなかった。
プロなら多分5分も掛からず完了するだろう。
こんな簡単な作業に、皆は高い作業料を払っているのかと思うと、実に馬鹿らしいと思えるな。
最後に、マスターキーはキーリングを付けて、共通の鍵置き場にぶら下げて保管し、新しい鍵を家族4人に一つずつ渡し、全ての作業は完了。
元々、我が家の玄関ドアの鍵は、4本もらっていて、家族全員が1本ずつ持っていたのだが、上の子が鍵をなくしてしまった。
それ以降、上の子が帰宅時に、誰も家にいないと、家に入れない事態が起きてしまうし、上の子が、学校に行くのは遅くても良い日でも、自分で鍵を掛けられないので、奥さんが家を出る前に家を出ないといけない。
以前は、奥さんが専業主婦だったので、そうした事態はめったに起きなかったからよかったのだが、奥さんが薬剤師として働き始め、働かない日もスポーツクラブで汗を流すようになって、頻繁に困る状況が起きはじめていた。
もちろん、この問題を解決するには、合鍵を1本作ればいいだけのことではあるのだが、現在ついている鍵自体が10年前のもので、防犯性能は劣ることもあり、奥さんの提案で、今回、鍵自体を防犯性能の高いものに交換することにした。
ただ、それを鍵交換業者に頼むと、3万円前後かかることが分かり、もうちょっと安くならないかと調べたら、自分で交換すれば安くつくことが分かり、今回、実際、素人でも問題なく交換できることが分かった。
今回、ようやく家族全員に新しい鍵を持てるようになったので、これでようやく、家族全員、家族に気兼ねせず、自由な時間に出かけて、帰ってこられるようになったな。
今回自分で鍵交換をやってみて分かったのは、一番の障壁は、鍵交換の作業そのものではなく、自宅についている鍵と互換性のある鍵を探し出すことだ、ということ。
鍵の型番が分かれば簡単に分かるかと思いきや、上部鍵、把手、下部鍵の型番の組み合わせで、対応する鍵シリンダーが違ってきたり、扉の厚みによっても型番が変わる。
玄関ドアのメーカーや商品シリーズによっても、同じメーカーの鍵でも型番が違ったりと、素人には手が負えない部分が確かにある。
間違って発注しても交換などしてもらえないし、その意味では素人が自分で、鍵シリンダーを注文して鍵交換するのは、確かにリスクが存在する。
振り返って考えるに、鍵屋に鍵交換を頼むということは、鍵交換自体の作業を頼むというよりは、こうした適合する鍵を判断する知識を買うことなのだろうな、と思う。
ということで、今回の体験で分かったのは、鍵交換自体は簡単で、ドライバ1本あれば、素人にもできるということ。
ただし、今ついている鍵と互換性のある鍵を見つける作業が意外に面倒なことがあるので、もし、そこで不明点があり、発注すべき商品が特定できない場合や、不安がある場合は、素直にプロの鍵屋さんにお願いする方がいいと思う。
うっかり間違えた鍵を買ってしまっても、誰も責任は取ってくれないのだから。
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