コンパクトスマホ「Polaroid pigu」を購入:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

「POSH Micro X S240」の代わりに、コンパクトスマホ「Polaroid pigu」を、ラジオの録音を聞くために、試しに使ってみた。

タッチパネルの感度や、操作に対するレスポンスは、ポータブルオーディオとして使っている分には、特に問題ない。
ところが、タッチパネルが敏感すぎるきらいがあり、ネックストラップからぶら下げてラジオを聞いていて、揺れて画面がタッチされたかのような挙動が起きることが、頻繁に起きる。「POSH Micro X S240」でも、同じような現象は起きていたが、「Polaroid pigu」はさらに酷い気がする。これが感圧式ならわかるが、静電式にしては、こうした誤動作が多すぎると思う。

バッテリーの持ちも、「POSH Micro X S240」が650mAhなのに対し、1400mAhと倍以上あるのに、実際の動作時間はほとんど変わらない。朝から聴き続けると、昼過ぎにはバッテリーが切れてしまう感じだ。
中古だからかもしれないので、本来の性能ではないのかもしれないが。

肝心のアプリの動作については、radikoアプリは問題なく動き、タイムフリーも聴ける。全く不満はない。

ラジオクラウドアプリも、動作には問題なし。「POSH Micro X S240」では解像度が低いせいで表示できなかった前後のスキップボタンも表示され、動作する。
ただ、ラジオクラウドをダウンロードしてオフラインで聴くには、実用上問題がある。
「Polaroid pigu」は、初期状態で、内蔵ストレージの残容量は2.5GB程度しかないのだが、ラジオクラウドアプリは、コンテンツのダウンロード先が内蔵ストレージ固定なので、十数個のコンテンツをダウンロードしたところで、残容量がゼロになってしまう。
こまめに聴いたコンテンツは削除しないといけない。

また、ダウンロードしたコンテンツが、パソコンとUSB接続してパソコンにコピーできないかと思って試したのだが、メディアデバイスとして接続しても、マスストレージとして接続しても、ダウンロードしたコンテンツは見えない。
アプリの造りだから仕方ないのだが、アプリの専用ストレージエリアにダウンロードするため、クラウドアプリ以外からはアクセスが不可なのだ。
ラジオクラウドを活用するには、スペック不足と言わざるを得ない。