携帯電話の「2年縛り」見直し:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

以前、総務省主導で、携帯電話事業者が2年単位で契約を結ぶことで、利用者が解約しにくくする「2年縛り」の見直しに向けた作業部会を立ち上げたことを、期待を持って取り上げたことがある。

携帯各社に新料金導入へ総務省が要請…2年縛り改善で 基本料 月2916円→月3780円へ : ガジェット2ch

ところが、結論を読むと、全くがっかりな結果しか発表されていないように見える。

携帯大手3社で一般的な音声通話の「話し放題」プランは、拘束期間なしの場合は基本料が月4536円だが、2年契約が前提なら月2916円と割安になる。
ただ、2年契約の途中で解約した場合には1万260円の違約金が発生する。これが利用者から不満が出て、有識者会議が改善を求めることになった「2年縛り」の問題点だ。

いや、違うって。短期間解約のペナルティに対し、大多数の一般的な利用者は文句を言わないでしょう。

大手3社は拘束期間が1年で基本料を月3780円程度、違約金を5400円程度とする中間的な料金を検討する方針。2年契約の違約金を利用期間に応じ、段階的に引き下げていくことなども考えている。

それは、2年以上使うユーザーの利益を削って、短期間で転売する飛ばしユーザーの待遇を改善することになり、却っておかしなことになっていないか?