近所のPCデポで、AcerのWindowsタブレット「Iconia Tab 8 W」の新品同様のアウトレット品が、税別5,000円という価格に惹かれ、つい手を出してしまった。
Iconia Tab 8 W | タブレット - どこでも仕事と遊びに対応可能 | Acerスペック的に見ると、画面が、 8inch1280x800ドットのIPS液晶で、CPUはIntel Atom Z3735G(クアッドコア1.33 GHz)。
IEEE 802.11b/g/nのWi-Fiと、Bluetooth 4.0を内蔵し、内蔵ストレージ32GB＋microSDHCカードスロット。
サイズは、128x214x9.8mmで、370gと、ここまでは、最近のWindowsタブレットとしては、極めて標準的なスペック。
バッテリーは、リチウムポリマー充電池(4550 mAh)と比較的大きく、一日外に持ち歩きもできそうだが、その分370gという重量は、8inchタブレットとしてはやや重めだ。
最近の機種と比べて劣るのは、まず、OSがWindows 8.1 with Bingだが、これはWindows 10にアップグレードできるので無問題。
RAMが1GBしかないのは、Windows 10でもギリギリであり、デカいアプリや、たくさんのアプリを動かすには向かない。
内蔵ストレージも32GBなので、Windows 10で残容量は14GBぐらいのはず。なので、やたらでかいアプリを多数インストールしたりはできない。
カメラも、フロント／リア共に200万画素で最小限なので、QRコードを読むのがせいぜい。
確かに、これらの点は、最新機種に比べれば明らかに劣る点であり、大幅に値段を下げないと売れないのは分かるが、それにしたってAcer製で、ちゃんと日本語版Windowsをプリインストールし、日本の電波法制の認証が取れた端末が、ショップの2週間保障しかないアウトレット品とはいえ、税別5,000円は安い。
OS別売りのWindows対応タブレットが税込4,980円、21日に販売 （取材中に見つけた○○なもの） - AKIBA PC Hotline!秋葉原でも、5,000円というと、OSなしのジャンク品しか見当たらないぐらいだからだ。
そのため、久々に衝動買いをしてしまった。
ただ、やみくもに目的なしに買ったわけではない。
定格電力が10Wなので、サーバとして常時動作させても消費電力が少ないし、もちろんファンレスで動作できるの静かでいい。
RAMが1GBしかないが、この価格なら、特定目的のアプリだけを動かし、使い潰すのでも、もったいなくない。
バッテリーの持ちに関しては、自宅で常時通電のサーバとして使うなら、UPS的な役割だけできれば十分なので、気にしない。
そこで、現在Radiko録音サーバとして使用している「Xtreamer Ultra」の後継機として、「Iconia Tab 8 W」を使おうと思うのだ。
先日、「Xtreamer Ultra」は、近々ECSのミニデスクトップPC「LIVA MINI PC KIT」に置き換えるつもりであることを書いたが、「LIVA MINI PC KIT」だと拡張性は上回るものの、定格電力が約15Wと5W大きく、番組表を見たり予約録音するためには、HDMI接続したテレビで画面を表示させ、マウスなどのポインティングデバイスで操作する必要がある。
「Iconia Tab 8 W」なら、画面をタッチすれば直ちに操作できる。
「Iconia Tab 8 W」のCPUパワーやRAM容量は、Radikoの録音だけなら十分だし、録音先のストレージも、OSをWindows 10にアップグレードすれば、大容量のmicroSDXC規格に対応できるし、OTGには対応する様なので、USBメモリで増設してもよい。
DLNAサーバソフトをインストールして、録音用のストレージをサーバ公開するように設定すれば、直接録音した番組を聞いたり、NASなどにコピーしたりもできる。
また、「Iconia Tab 8 W」上でバックアップソフトを常駐させておき、一定周期で、録音ファイルを他のNASに差分バックアップする処理を走らせてもいい。
Radikool スタートちょうど、「Radikool 4」の公式リリースが出たばかりということもあり、これをベースにラジオ録音サーバーを構築し、「Xtreamer Ultra」からサーバを移行しようと思う。
年初めには何とか切り替えたいな。
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