携帯電話って、就職、進学の春が一番の大商戦なので、夏モデルは少ないことが多いのだが、それでも、auは2機種、ソフトバンクは3機種という少なさは、過去と比べて最も少ないかもしれない。

新機種だからと言って、新機能もほとんどない訳だし、今は、そのシーズンで品切れになった機種の後継機を補充するというイメージが強いのかもね。

au、防水・防塵対応のフルスペック「Galaxy S7 edge SCV33」19日発売 - ケータイ Watch

auから「Xperia X Performance SOV33」、新デザインで高速カメラや使いやすさアップ - ケータイ Watch

まず、auは、発表会も開催せず、新製品は「Xperia X Performance SOV33」「Galaxy S7 edge SCV33」の2機種だけ。
しかも、いずれもグローバルモデルをベースにカスタマイズしたものであり、au向けに作り込んだのは、おそらく下記のキャリアアグリゲーション周りぐらいに見える。

au、下り最大370Mbpsのサービスを提供へ - ケータイ Watch

新製品では、3つの周波数帯のキャリアアグリゲーションにより、下り最大370Mbpsを実現するらしいが、正直、こうしたピーク性能が体感速度に影響するとは思えないし、消費電力も増えるだろうし、スマホでやる意味があるかどうかは分からない。

キャリアとして、5Gが決まるまでは、本当にもうやることがないんだな、と思わざるを得ないな。

ソフトバンク、2016年夏モデル3機種を発表 - ケータイ Watch

一方、ソフトバンクは、一応、発表会流行ったものの、新製品は、「AQUOS Xx3」「Xperia X Performance」「DIGNO F」のAndroidスマートフォン3機種だけ。

「Xperia X Performance」はグローバルモデルだが、「AQUOS Xx3」「DIGNO F」は国産のソフトバンク向けモデルなので、auよりは力も入っている。

「AQUOS Xx3」は、「AQUOS Xx」シリーズのアップグレードモデルだが、デザインは「三辺狭額縁」を止めて、左右のみの「二辺狭額縁」デザインに戻った。

「Xperia X Performance」は、2300万画素で、高速起動や動体検出による先読みオートフォーカスなど、カメラの機能重視したモデルと言っていいようだ。