先日、秋葉原のジャンク屋を巡回していたら、とある店で、一際小さな、しかも、見慣れない中古のスマホを発見。


Xperia tipo(ST21i/ST21a)のスペック | juggly.cn

こりゃ何だ?と近づいて見たら、ソニーエリクソンのXperia tipo ST21iという製品だった。
コンパクトスマホというと、完全にラジオの録音を聞くだけのプレーヤーとしてXperia mini ST15iを購入し、今も使っているが、ST21iという型番は初耳。

ST15iを買うときに、軽量コンパクトなスマホは、探し尽くしたつもりだったが、こんな機種全く引っかかってこなかった。それを今頃、店頭で目にしてちょっとびっくり。

ST15i自体、古い製品だが、これと新しくて似たような製品を探しても、見当たらないので、もし壊れたら、また中古のST15iを探して買うしかないと思っていたのだが、早速その場で、ググってスペックを調べると、Xperia mini ST15iより1年後ぐらいに発売された製品で、ST15iの後継機種とも言えるような、コンパクトスマホであることが分かり、がぜん興味が湧いた。

サイズは、103mm×57mm×13mmで、質量99.4g。ST15iのサイズは、88mm×52mm×16mmで、99gなので、重さはほぼ同じで、サイズも一回り大きく、特に縦がやや長いが、薄く、容積的はほぼ同等。

CPUは、Qualcomm Snapdragon S1 MSM7225AA(800MHzシングルコア)で、ST15iのQualcomm MSM8255(1GHzシングルコア)に比べて、遅いように見えるが、MSM7225AAのCPUコアはARM11で、MSM8255はARMv7なので、実質的な性能は同等か。SoCの世代は1世代新しいので、MSM8255より消費電力は下がっているはずだ。

ディスプレイは、3.2インチで解像度480×320ピクセル(HVGA)で、ST15iの3インチより一回り大きい。最大2点のマルチタッチは変わらず。

メモリに関しては、RAMの512MBはST15iと同じだが、、内蔵ストレージ2.9GB(ユーザ領域最大2.5GB)は、320MBしかなかったST15iより大幅拡大。
というか、ST15iは、プリインストールのアプリさえ、内蔵ストレージの容量が足らず更新できない酷さだったので、そもそも問題外だったのだ。

カメラは、320万画素CMOS、動画の最大解像度はVGAで、500万画素で、カメラフラッシュも搭載、720PのHD動画撮影ができたST15iよりワンランク下だ。ただ、ST15iはカメラとしては全く使っていないので、どうでもいいのだが。

バッテリー容量は、1,500mAhと、1,200mAhだったST15iより増え、それは待ち受け時間の伸びにも反映されている。
さらに、嬉しいことに、バッテリーパックの型番はBA-700で、白ロムを以前使っていたSO-05Dと同じもの。
もし、買った中古のST21iのバッテリーが既に寿命だったとしても、SO-05Dのバッテリーを使えるはず。