私は、PC用のWebブラウザに関しては、使い慣れたアドオンが多いFirefoxをメインに、Chromeを併用しているが、最近、タブをたくさん開いたときに、Firefoxの調子がよくなかった。

元々、Chromeの方が、タブをたくさん開いたときの動作は遅く、Firefoxの方が使い勝手がよかったのだが、Firefoxもバージョンが50を超えたあたりから、タブをたくさん開くと急に動作が遅くなり、しかも、フリーズしたり、異常終了することも増えた。

Firefoxのタブをたくさん開いたままにしておくと、プロセスとしては生きているのだが、Webのレンダリングエンジンが死ぬらしく、Webサイトを全然読み込まなくなったり、リンクをクリックしても反応しなくなったり、画面が突然崩れたりする。
そこで、終了ボックスをクリックして、Firefoxを終了させると、一見正常終了したかに見えて、プロセスが生きたままになっていて、再度Firefoxアイコンをクリックすると、「生きているFirefoxを強制させろ」とエラーメッセージが出て、立ち上がらない現象が、よく起きていた。
こうなると、タスクマネージャーから、Firefoxプロセスを殺さないと、再度立ち上げられなくなってしまい、ストレスがたまった。

「Firefox」、1691個のタブを15秒で開く高速処理 - CNET Japan

この現象については、どうやら開発側でも把握はしていたようで、リリースされたバージョン55では、ようやくタブをたくさん開いたときの動作速度や、使用メモリ量が大幅に改善されるといっていたので、期待していた、

「Firefox 55」正式版がリリース、WebVRに対応しパフォーマンスも劇的に向上 - GIGAZINE

2017年8月9日、待望の「Firefox 55」がリリースされたが、なかなか自分のPCに降ってこない。
9日の午後3時ごろ、ようやく更新ができるようになった。