【Yotaphone2】中国版をAndroid 5.0へアップデートする方法 ? GEEK ? KAZU

さて必要なファイルの準備ができたので、こちらの手順に従い、「yotaphone2_flasher.exe」の格納されたフォルダに「firmware」フォルダを作り、その中に「RU1.1.134」を解凍する。

ところが、手順に従い、「yotaphone2_flasher.exe」を起動し、1[Enter]で「RU1.1.134」を書き込もうとしたらエラーが発生し、書き込みに失敗してしまう。
エラーメッセージによれば、そもそも、読み込もうとするファイル名が違うらしく、「RU1.1.134」のファイル構成を確認すると、これは、「RU1.1.124」からの差分ファイルのようだ。
ということは、まず「RU1.1.124」を焼いてから、「RU1.1.134」にアップグレードする必要があるらしい。

そこで、「firmware」フォルダ内に「RU1.1.124」の方を解凍し、再び「yotaphone2_flasher.exe」を実行したところ、今度はエラーが出ず「YotaPhone 2」にデータを転送し始めた。
なお、転送完了には10分ほどかかる上に、その間、PC側のCPUリソースを食うらしく、他の処理がかなり遅くなる。

転送が終わると、「yotaphone2_flasher.exe」に、ユーザデータを書き込むか?[Y/N]のようなメッセージが表示されるので、Y[Enter]を選ぶと、「YotaPhone 2」に再起動が掛かり、ファームを焼き始める。

この処理にも10分ぐらい掛かり、更新が完了すると言語設定画面が、ロシア語がデフォルト状態で表示されるため、ここで日本語を選択し、Wi-Fiのみの設定を行って、トップ画面へ。
トップ画面が表示されたら、ファームウェアのバージョンがAndroid 5.0に、モデルがYD201に変わっていることを確認し、YD201への変更は完了。

ここから、設定-端末の状態-Software Updatesから、ファーム更新を指示すると、「RU1.1.134」が見つかるので、ダウンロードすると、ダウンロード完了後、インストールできるようになり、インストールを指示すると、10分ほどで「RU1.1.134」に更新される。


そして、「RU1.1.134」の起動後、再びファーム更新を指示すると、Android 6.0.1(Marshmallow)「RUI1.1.47」が見つかり、ダウンロードが始まる。ダウンロード時間を除き、30分ほどでAndroid 6.0.1(Marshmallow)に生まれ変わった。