BestGear.comからレビューの依頼があり、久々に腕時計についてチェックしてみたら、随分様変わりしていることに気付いた。

ポータブル音楽プレーヤーも中国製の時代に向かうのか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

久々にBluetoothイヤホンを買ってみた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

以前に、中国製のポータブルオーディオや、ヘッドホンについて、音質の改善が目覚ましく、デザインや質感もよくなった割に、値段が安く、とてもではないが、ソニーなどのトップブランドを除けば、日本製が太刀打ちできなくなりつつあることを書いたことがある。

腕時計については、そこまでの状況ではなく、セイコー、シチズン、カシオは、それぞれの価値があり、市場て一定のシェアを占めているのだが、低価格な製品については、むしろ、中国製の腕時計方が高いクオリティに達しつつある気がした。

そもそも、腕時計の心臓部で針を動かすムーブメントは、日本を含む少数のメーカーが供給していることがほとんどであり、しかも、クオーツ時計であれば、それだけである程度の精度は確保されるので、どこの腕時計でも、時刻精度などの性能は大差ない。
となると、メーカーは、ケースやベルトで差別化することになるのだが・・・


MEGIR 2002 Quartz Men Watch Three Working Sub-dials -$18.99 Online Shopping| GearBest.com

今回レビューする商品「MEGIR 2002 Quartz Men Watch」を見ても、日本円で2,000円前後の価格(BestGear.comでの現在のセール価格)にもかかわらずデザインもよく、安っぽさがないため、2,000円の商品には到底見えない。

デザインだけでなく、30m防水で、前面ガラスには、高硬度、 耐磨耗、耐引掻性を誇るHardlexクリスタルミラーを採用し、ケースは金属鋳物製で、ヘビーデューティにも耐える。

アナログ式の日付表示があり、3つのサブダイヤルも備えるのは、メカメカしいが、サブダイヤルの詳細な機能が仕様表に書かれていないので、どんな使い方ができるのかはよく分からなかった。
おそらく、世界時計や、ストップウォッチ機能などに使えるのだろうと思われるが、この辺、購入者を不安にさせる曖昧さは、いかにも中国メーカーらしい。