電子書籍リーダーに適した激安8インチタブレット

電子書籍リーダー専用に8インチタブレットが欲しいが、あまりお金を掛けたくない、という人もいるだろう。

そこで、8インチタブレットを調べる中で、中古で1万円前後で手に入る手頃な製品がいくつあるため、ご紹介しておきたい。

MediaPad M3 Lite s | タブレット | 製品情報 | モバイル | ソフトバンク

一つは、以前にご紹介したファーウェイの「MediaPad M3 Lite s」。
8インチで解像度も1,920x1,200ピクセルのディスプレイを搭載し、SoCはミッドレンジの「Snapdragon435」で、バッテリー容量は4,650mAhと十分な容量。
RAMは2GBしか搭載しないが、同時に電子書籍アプリを一つしか起動しないなら、これでも十分。
本体サイズが、213.4x123.4x7.7mmで、325gと、横幅や重さもなかなかのハイレベル。
内蔵ストレージは16GBはしかないが、OSがAndroid 7.0で、microSDカードを内部ストレージ化できるため、それである程度カバーできるだろう。
中古市場にも大量に出回っておりその分、1万円台前半で買えるにしては、かなりいいスペックの8インチタブレットだと思う。

今更感あるけど、Lenovo P8(Tab3 8 Plus)を買ったので実機レビュー

次に紹介するのは、これも以前ご紹介したレノボ「TAB4 8 Plus」の一世代古いモデルで、「Lenovo P8 (Tab3 8 Plus)」だ。
ディスプレイは、こちらも8インチで1,920x1,200ピクセルのIPS液晶を搭載し、SoCは「MediaPad M3 Lite s」よりワンランク上の「Snapdragon 625」で、RAMも3GB搭載するので、基本性能は「MediaPad M3 Lite s」を上回る。
サイズは208x123x8.8mmで、326gと、「MediaPad M3 Lite s」どっこいどっこいだが、ちょっと厚みは感じるかも。
バッテリー容量は、4,250mAhと「MediaPad M3 Lite s」よりは小さいが、丸一日使えるという意味では合格圏内。
内蔵ストレージは16GBしかないが、OSはAndroid 6.0.1を搭載し、microSDカードスロットも搭載するので、microSDカードスロットを内部ストレージ化して容量を拡大することは可能のはず。
ファーウェイに比べて、あまり中古市場には出回らないレノボのタブレットだが、あれば価格は1万円台で買えるみたい。

BNT-791W【整備再生品販売】 | BLUEDOT株式会社

最後に、ディスプレイが電子書籍に最適な「BLUEDOT BNT-791W」。
この製品は、ディスプレイが、7.9インチ、1024x768ドットで解像度は低いが、アスペクト比が4:3という電子書籍には最適なのが特徴。
SoCも、ローエンドクラスのMediaTek MT8163(クアッドコアプロセッサ)で、RAMも必要最小限の2GB。
内蔵ストレージも16GBだが、OSがAndroid 6.0で、microSDカードスロットもあるため、microSDカードを内部ストレージ化して、容量を拡大できる。
バッテリーは、3,500mAhとやや心もとなく見えるが、SoCの消費電力も低めであるため、まあ何とか1日中使えそう。
サイズは、195.7×137.2×9.1mmで、337gと、4:3画面のせいで横幅が大きく、重さもあるので、片手でホールドするのは困難で、基本両手持ち操作になるだろうが、そこは電子書籍の見やすさトレードオフということになると思う。
何より、この製品、新品でも1万円以下で手に入る安さなので、電子書籍リーダー専用に購入しても、あまり財布が痛まないのがいいところ。

3機種それぞれに特徴があるが、決して万能な端末ではないので、何を重視するかで、選ぶ機種は変わってくると思う。
ご参考までに。

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