EUは2021年までに使い捨てプラスチックを禁止に! | ギズモード・ジャパン

最近、欧州に端を発した使い捨てプラスチックの廃止の波が、日本にも波及し始めている。

大消費地・東京で進む「脱プラ」 1本のストローから  :日本経済新聞

大手チェーンなどでも、プラスチック製のストローを廃止し、代わりに紙製や木製のストローに切り替える動きが盛んになっている。
気になるのは、発端として、欧米で、プラスチックストローが鳥の喉に突き刺さった写真などが大々的に報道されることで、生物に危害を与えるイメージが印象付けられ、それが推進力になっていること。
こういうのは、映画で付けられたイメージを信じ込んで、捕鯨反対する人たちと似たところがある。

プラスチック製ストローは本当に悪者なのか (1/2)

正直、欧米に比べて、日本ではプラスチックのリサイクルは進んでおり、ことさらプラスチック製ストローを廃止する意味が、どこまであるのかは疑問のとのころもある。

代わりに使うのが、紙や木材であることに、何の疑問もない欧米人の神経も疑う。それが、更なる森林伐採を生むことを考えれば、本当にプラスチックよりエコなのか!? よく検証してから行動に移して欲しいものだ。

ただ、この事態になったとき、私は、真っ先に思い出したのが、石灰から作る紙「LIMEX」だ。


次世代素材「LIMEX」の将来性:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ

以前にもご紹介したが、「LIMEX」は、紙、または、樹脂の代用素材で、木材も水も一切使わず、石灰石約0.6t~0.8tと、ポリオレフィン樹脂約0.2tから、1tの「LIMEX」の紙を作ることができるという新素材だ。

しかも、通常の紙より耐久性も耐水性もあり、プラスチックの代用品としても使えるのだ。