初代「DM10」から地道に製品を作り続けているテキスト入力専用端末「ポメラ」に、ディスプレイにE-ink(電子ペーパー)を搭載した新モデルが発売された。

ノートパソコンより軽量コンパクトながら、キーボードと日本語IMEだけは、本格的なものを搭載し、バッテリーも長持ちというのが一貫したコンセプトで、とにかくテキストを素早く快適に打てるということに注力した新たな形の電子文具だ。

そのポメラに、E-ink(電子ペーパー)を搭載した新モデルが出ると聞いて、既にE-inkを搭載したタブレットなどを使ったことがある身として、ギョッとした。


【Hothotレビュー】電子ペーパーになったテキスト入力専用端末「キングジム ポメラDM30」を試す - PC Watch

レビュー記事を見た時、その悪い予感が的中していることが分かった。

E-inkは、液晶画面に比べて省電力で、しかも、モノクロだが文字などを読むには目に優しいと言われている。

ただ、液晶に比べると、画面の更新が遅く、制御が適切でないと残像が画面に残るなどの弱点もある。