3.5インチミニスマホ「SOYES XS-L」 - ヴェルテ「SOYES XS」の後継モデルと思われる「SOYES XS-L」という製品が発売されたみたいだ。
AliExpressなどの中国通販サイトではまだ販売されておらず、販売開始は10月からとのことだ。
さて、現在、私は「SOYES XS」を使用しているので、主にそれとの違いをチェックしてみる。
・ディスプレイが、3.0インチの845x480ピクセルから、3.5インチでの800x340の液晶に変更。ベゼルレスに。
・サイズは91x47x9.8mmから、102x45x10mmに細長くなった。
・SoCは、MediaTekのMTK6737から、MT6739CWに変更。クロック周波数が1.1GHzから1.5GHzに向上。
・バッテリー容量は、1580mAhから1350mAhに減少。
・Google Play対応版のOSが、Android 6.0から、Android 9.0に変更。
・カメラは背面500万画素/前面500万画素から、背面1300万画素、前面800万画素に強化。
液晶ディスプレイは3.0インチから3.5インチへと大型化。
と言っても、横幅はほぼ同じで、縦に長くなった感じか。
ベゼルレスだと書いてあるが、本当だろうか?
「Melrose 2019」や「K-touch i9」も、宣伝用写真はあたかもベゼルレス化のように見えて、画面がハメコミ合成で、ベゼルレスではなかった。
例えば、「K-touch i9」も画面サイズと解像度は「SOYES XS-L」 とほぼ同じなのだが、本体サイズを見比べると、「K-touch i9」が101.6x44x8.1mmで、「SOYES XS-L」は91x47x9.8mm。
画面サイズ、アスペクト比が同じなのに長さが10mmも短くなっており、これは、フロントカメラと受話器の部分が、液晶の内側に食い込んでいる最近のデザインとなっているのは、フェイクではなさそう。
ただ、横幅は3mmを大きくなっており横方向はエッジレスどころか、エッジ幅は増えている可能性がある。
プロセッサはMediaTek MTK6737からMediaTek MT6739CWに変更され、強化されていると言える。
また、OSはAndroid6.0からAndroid9.0へとアップグレードされているのも大きいな。
バッテリー容量は、1350mAhに減っているかのように見えるが、「SOYES XS」の実際の値は1000mAhとも850mAhとも言われており、値が本当なら、実質は増えているかもしれない。ただ、これだけは現物を見てみないと何とも言えないが。
全般的に見て、「SOYES XS」から見て、液晶画面の解像度が若干下がったことを覗いては、他のスペックはおおむね改良されたと言っていいだろう。
Amazon | Lightning Bull SOYES XS-L 4G対応 アンドロイド9.0 超小型スマートフォン DSDS 3GB RAM 32GB-ROM 顔認証 Bluetooth 4.0 (ゴールド) | スマートフォン本体 通販発売は10月だそうだが、なぜかAmazonのこちらのお店ではすでに買える。価格は14,800円と高いが。
一方、ヴェルテでは、RAM 3GB、ストレージ32GBのモデルが、上記サイトの予約購入で1万円を切っているので、おそらく10月の発売後は、AliExpressなどを調べれば、確実に1万円を切る価格で買えるだろう。
なかなか魅力的なミニスマホだが、個人的には、「SOYES XS」の1台目は、首からぶら下げていて、揺れてぶつけてガラスが割れて買い直したし、2台目も数か月でタッチパネルの不良でまともにつかえなくなったので、今一つ人柱になる意欲が湧かない。
実際に製品が市場に出て、レビューを見てよければ、買うかもしれないけどね。
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