大々的に宣伝を打ち、鳴り物入りでスタートした楽天UNLIMTだが、あまり調子がよくないのだろうか、その理由の一つとして、まずiPhoneが対象外。

さらには、楽天UNLIMTが使えるスマホがAndroidのSIMフリー端末の中でも機種が非常に限られており、しかも馬鹿高かったこと。

機種によっては、Amazonのメーカー直販ショップより高い商品もあったりして、明らかに利用料が1年間無料という儲け度外視の施策を、何とか少しも取り返そうというセコさも目に付いた。

その後、加入状況が芳しくなかったのか、大幅なポイントバックの施策で大分マシになったとはいえ、一番安い端末でも、ポイント分を差し引いて実質1.6万円ぐらいか。

他の格安スマホサービスでは、スマホにお金を掛けたくないという層に向けて、特定機種を1円で販売するなど、工夫を凝らしているのに対し、これでは、楽天UNLIMTに加入する手続きの途中で、「やっぱり、やーめた!」と思う人は多かったと思う。


さすがに、加入者の伸びが悪く切羽詰まってきたのだろうか、これまで、通常価格21,800円で、5000ポイントバックという条件で販売されてきた楽天のオリジナルモデル「Rakuten Mini」を、6月17日までの期間限定で、一括1円で販売することが発表された。