日本通信、LTE対応ルーターとSIMカードのセット~3GB/月額1638円 - ケータイ Watch

日本通信が、SIMロックフリーのLTE対応モバイルWi-Fiルーター「b-mobile4G WiFi3」と、同社のSIMカードを組み合わせた「b-mobile4G WiFi3 Happyパッケージ」を発表した。

セットで提供されるSIMカードは、月額1638円で、NTTドコモのLTEおよび3Gネットワークを使い、月間3GBまで通信でき、3GBに達した後の通信量は上下200kbpsに制限される。
なお、初月は無料で、初期手数料3150円もキャンペーンで無料、期間拘束もないようだ。

パケット3GBまでのプランで、月額1,638円はかつてない額で、そこだけ見れば、確かに画期的。「今日のデータ通信市場におけるプライスリーダーを再獲得します」との宣伝文句も理解できるように思えたのだが・・・

この「b-mobile4G WiFi3 Happyパッケージ」、価格が24,900円もするのだ。
契約料金相当が3,150円としても、モバイルWi-Fiルーターの価格が2万円を超える設定となっており、高過ぎる。
SIMロックフリーといういい点はあるにしても、ドコモ純正のLTEモバイルWi-Fiルーターの白ロムが1万円をゆうに切る値段で売られており、倍以上することになる。
しかも、この料金プラン、このモバイルWi-Fiルーターとは切り離して、単独のSIMカードとしては販売されないようだ。

となると、月額料金を安く見せる代わりに、本体価格に上乗せしただけの、見せ掛けの低価格と言わざるを得ない。
期間拘束なしと自慢しているが、当たり前だ。料金をルーター代にしわ寄せしているのだから、早く解約してくれた方が、日本通信は得をする。
長く使ったとしても、2年もすれば、ドコモ側の仕切値が変わったりして状況は変わるから、どうせもっとお得なプランが出てきて、解約するだろう、というこれまでの実績データからくる割り切りもあるのだろう。

ということで、ユーザーにとって画期的にお得なプランかというと、全然そんなことはないと言えるな。
それを、これだけお得そうに見せられる日本通信って、相変わらず商売上手ですね。

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