布のファスナーをあけて中を見てみたら、どうやら持ち手のボタンを押すと、引っ込むべきピンの片側が引っ込まず、動かなくなっていた。
ピンを手で押し込んでやると、キャリーバーを伸ばすことができたので、これが原因であることは間違いない。
このピンを動かす機構自体は、キャリーバーの内部にあり見えないが、おそらく何らかの部品が折れるなり、磨り減るなりして、動かなくなったのだろう。
ただ、一体形成されていて、分解も難しそうなため、修理も難しそう。
ただ、キャリーバーの部分自体は、本体にネジ止めされているので、部品として手に入れば交換できそうだ。
そこで、購入先のラビット通販にメールで問い合わせてみたところ、格安のアウトレット品であったにもかかわらず、すぐに返事が返ってきて、送料込み1,820円で部品を送ってくれるとのこと。
早速指定口座に振り込むと週末に届いたので、早速これを交換。
ところが、底の方のネジ穴が、本体の穴と、どう考えても合わない。
ただ、元々タッピングネジなので、改めてドリルで穴を開けて、ねじ込むことにした。
これで完成。元通り、キャリーバーが問題なく伸縮するようになり、翌日からの出張に持っていくことができた。
今から考えると、段差や階段を上り下りするとき、バッグに直接付いている持ち手ではなく、キャリーバーで持ち上げていたので、それが負荷をかけていたのかもしれないな、と思う。
これからはなるべく、キャリーバーでバッグを持ち上げたりしないよう、注意しよう。
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