ポータブル音楽プレーヤーとしてストレスなく使える軽量コンパクトなスマホで、ソニーエリクソンのXperia mini ST15iの代わりになりそうなスマホとして、前回、「Polaroid pigu」を候補に挙げた。
その後も、重量重視で探したところ、国産スマホでも、いくつか候補が上がってきたのでご紹介したい。
SoftBank 202K - Wikipediaまずは、ソフトバンク向けの京セラ製DIGNO R 202Kだが、122×60×10.4 mmで94gながら、防水防塵だし、Dual Core CPUで、ワンセグやおサイフ、赤外線通信などフル装備なのが凄い。OSはAndroid 4.2。
その分、白ロムの価格は、17,800円ぐらいと、やや高め。しかも、仕様をよく読むと、microSDスロットがなく、外付けリーダ／ライタが付属するという。内蔵ストレージも16GBしかなく、これで携帯音楽プレーヤーとして使うのは厳しいな。
SO-05D - Wikipedia次は、NTTドコモ向けのソニー製Xperia SX SO-05Dで、115×54×9.4mmで95gと、DIGNO Rより一回りコンパクト。Dual Core CPUで、防水ではないが、ワンセグやおサイフ、赤外線通信、FMなどもフル装備。OSはアップグレードしてもAndroid 4.1まで。多少古い製品のせいか、白ロムは13,000円ぐらいから手に入る。
DM015K - Wikipedia最後に、ディズニーモバイル(ソフトバンク)向けの京セラ製DM015Kで、122×60×10.4mmで95g。DIGNO R 202Kがベースモデルらしく、ほとんど仕様が同じだが、なぜか1g重い。特殊な端末だし、現在はディズニーモバイルをやめてしまったこともあるせいか、DIGNO R 202K より相場は安く、1万円を切る白ロムも手に入るようだ。
Xperia mini ST15iが、88×52×16mm で99g、Polaroid piguが、116×60×9.9mmで約97gであるのと比較すると、多機能、高性能なのに3機種ともXperia mini ST15iより軽いのは立派。
サイズ的には、Xperia SX SO-05Dが、Polaroid piguより一回り小さいが、DIGNO R 202KとDM015Kは、もはやコンパクトとは言えない。iPod Touchと比べても少し大きいぐらいなので、首からぶら下げるにはデカい気がする。
しかも、DIGNO RとDM015Kには、音楽プレーヤーとして使うには致命的な欠点がある。microSDが使えず、microUSBの外付けアダプタが付属するだけなのだ。内蔵ストレージも16GBとさほど大きくないので、音楽プレーヤーとして使うには厳しい。
サイズ的にも、Xperia SX SO-05Dが一番コンパクトだし、価格も、程度と色次第で中古で1万円前後で買えることがあるみたい。
この中では、Xperia mini ST15iの後継機になりうるのは、Xperia SX SO-05Dしかないだろう。
一方、Polaroid piguと比べてみると、Polaroid piguの方が価格が安いのと、Android OSが4.4なのは製品寿命上有利だが、造りの緻密さはSO-05Dの方が圧倒的によく、性能、機能も、古い機種なのにSO-05Dの方が上回る。
Polaroid piguは、現行商品なので、買おうと思ったらいつでも買えるため、SO-05Dについてもうちょっと調べてみて、白ロムで手ごろなものが手に入らないか、探してみることにしよう。
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