Amazon、8,980円の7型「新Fireタブレット」 - AV Watch

Amazon.co.jpは、7型タブレット「Fireタブレット」を発売開始した。
画面は、7インチで1,024×600ドットのIPS液晶、プロセッサ、もアッドコア1.3GHzということで、平凡ではあるが必要十分なスペック。
内蔵ストレージも8GBしかないが、128GB のmicroSDXCまで対応するmicroSDスロットを装備する。耐久性もアピールしており、落下テストにおいては「iPad Airの2倍の耐久性が証明されている」とのことだ。
VGAフロントカメラと2メガピクセルHDリアカメラを備え、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetoothも備える。
外形寸法は191×10.6×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量は313gで普通で画面の縁もかなり大きく、バッテリ駆動時間も約7時間と、何から何まで平凡。

サービス面では、まもなくスタート予定の映像配信「プライム・ビデオ」にも対応。SD解像度のビデオ再生が行なえる。
プライム会員は、年会費3,900円の会員サービスで、お急ぎ便などが無料で利用でき、毎月好きな本を一冊読めるKindleオーナーライブラリーなどにも対応するが、「プライム・ビデオ」でも、一部の動画が見放題となるそうだ。

販売戦略上面白いのは、これまでの「Kindle Fire」シリーズは、主に電子書籍リーダーという訴求をしてきたのだが、今回はほとんどその面の宣伝がないこと(もちろん電子書籍は読めるのだが)。

その意図は、製品名から「Kindle」が外れたことからも、明らかだろう。