以前は、大手量販店で、商品の値札などを写真撮影しようとすると、店員に注され、止められることが多かったが、最近は、あまり気にしないようだ。

当然か。

以前は、お店間の価格競争が激しく、他店に値段を知られると、果てしない価格競争が起きるため、値段をネットにアップロードされることを出来るだけ避けたかった。

しかし、今は、業績悪化でお店も減ったし、価格の競合相手は、他店ではなくネットショップになってしまった。
店頭価格をネットでも公開するチェーン店も多くなり、店頭での特別値引きは、店員に聞かないと教えてくれないから、そもそも値札を隠す意味がなくなってしまった。

むしろ、アウトレットなどの本当のお買い得商品については、Twitterなどによる情報拡散の効果の方が高く、写真を積極的に撮影して、ネットに上げてもらえる方が、宣伝効果が高くなるケースが多いのだろうと思う。

ネットに写真を上げる側にとっても、アフィリエイトなどのためにアクセスを集めることが重要だろうから、本当にお買い得だと思った商品でないと、写真を撮ってアップロードしないだろうし、お得な情報はどんどん拡散されるから、それを見ている人にとってもメリットは大きい。