モバイルWi-Fiルータ「NAD11」は、以前「究極割」で使用していた「Mobile Slim」同様、通気性のいいクッションケースに収納し、フックでビジネスバッグにぶら下げて使っている。
「Mobile Slim」同様、家から外に出るときは、電源を入れっぱなしで、家に帰れば毎日充電するという使い方だが、「Mobile Slim」が17時ぐらいまではバッテリーが切れないのに対し、「NAD11」は、13時ぐらいで、もうバッテリーが切れてしまう。
中古だったので、バッテリーが劣化しているのかと思ったが、ググってみると、この製品のバッテリーの持ちはこんなものらしい。
純正バッテリーの追加購入も考えたが、「NAD11」のふたが開けにくく、バッテリー交換のために頻繁に開け閉めしていると、爪が折れそうな雰囲気だし、第一高い！
なので、とりあえず手元にある外付けバッテリーで対応することにした。
ただ、元々スマホ用の大容量の外付けバッテリーなので、デカくて邪魔なため、「NAD11」と同じぐらいのサイズで薄型の外付けバッテリーを買おうかと思っている。
容量は、朝使い始めてから18時ぐらいまで持てば十分なので、それよりは、「NAD11」と重ねてベルトで縛って、邪魔にならないように持ち歩ける方が大事だからだ。
使い勝手については、電源ボタンと、機能ボタンしかなく、機能ボタンの普通押しと、長押しだけで、あらゆる設定や表示を行うという操作体系なので、最近のタッチパネル付きの製品に比べれば、操作は面倒だ。
ただ、実際によく使うのは、ハイスピードモードとノーリミットモードの切り替えぐらいなので、あまり困るというほどではないな。
WiMAX2+が下り220Mbpsに！CAや4MIMO、速度規制はどうなった？ | Gadget and Radioノーリミットモードにについては、「Mobile Slim」に比べると、受信感度は少し低い気がするが、プラシーボレベルか。
「Mobile Slim」でアンテナ1本だった自宅内では、「NAD11」もアンテナ1本で、速度は数百kbpsも出ないのは同等。
ただ、以前「Mobile Slim」でアンテナ3本で下り9Mbpsが出ていた場所で、最近「NAD11」で測ったら、アンテナ3本でも2Mbpsぐらいしか出なかったので、そろそろキャリアアグリゲーション未対応エリアでも、予告されていたWiMAXの帯域制限が始まっているのかもしれない。
一方、ハイスピードモードについては、数回測っただけだが、最高で下りが28Mbpsを記録した。
アンテナ1本でも4Mbps以上出ており、さすがにWiMAXとの速度差を感じさせる。
速度制限時の速度については、3日で3GBを越えたと思われる現象に遭遇したので、一度体験した。
使っていなかったパソコンに繋いで、Dropboxで同期を取ったり、大きなソフトをダウンロードしてインストールしたりしたので、かなりパケットを消費したと思われる日があった。
その翌日、アンテナは3本立っているのに、朝からちょっと遅いなと思い、スピードテストをしてみたら、普段なら確実に20Mbpsぐらい出る場所で、5Mbpsしか出ない。その状態が丸一日続いたのだ
それでも、5Mbpsなのだから凄いとも言えるが。
WiMAX2+、3日で3GB制限化の速度が６Mbpsへ！ノーリミットモードは不要になるか？以前記事で読んだときには、制限時には1Mbpsぐらいしか出ないという話だったのだが、こちらの記事によれば、その後制限速度が緩和され、6Mbps程度は出るようになったようだ。これは、実感と合致する。
最初の2ヶ月間は、無料でパケット使い放題だったので、7GBを越えた後の速度制限はまだ体験していないが、今月からは7GB制限があるプランに戻るため、おそらく月末までには7GBを越えた速度制限を体験できそうだ。
こちらは128kbpsとかなり厳しい値なので、実用は厳しいだろうな。
ただ、「NAD11」の場合、WiMAXのノーリミットモードには切り替えられるため、数Gbpsの速度は確保できる。
月末までの、とりあえずの速度としては問題はないとは思う。auスマホのテザリングも利用できるしね。
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