NTTドコモ、ソフトバンクモバイルが2016年夏モデルの発表会を開催したとき、auだけ、グローバルモデルの「Galaxy S7 edge SCV33」「Xperia X Performance SOV33」の2機種をニュースリリースで発表しただけだったので、auがえらくショボイなと思ったが、昨日、大幅に遅れて、auの2016年夏モデル発表会が行われた。

auが2016年夏モデルを発表 - ケータイ Watch

今回の発表で、既に発表された2機種に加え、新たにスマートフォン「HTC 10 HTV32」「AQUOS SERIE SHV34」「AQUOS U SHV35」「Qua phone PX」の4機種を加え合計6機種。さらに、「TORQUE G02」の追加色と、「Galaxy S7 edge」のバットマン・エディションこと「Galaxy S7 edge Injustice Edition」も、au限定で100台発売される。

さらに、Androidタブレット「Qua tab PX」1機種、Android搭載のガラホ「AQUOS K SHF33」1機種、モバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W03」1機種も発表され、結果的に、NTTドコモを超える機種ラインナップとなった。

auも、ハイエンドは、クアッドコアの「Snapdragon 820」を搭載し、Android OSは6.0となったあたりは、他社同様だな。
au LTE+WiMAX2x2波のキャリアアグリゲーションにより、最大通信速度が下り370Mbps、上り25Mbpsとなった機種が登場したあたりが、au固有の進化か。


グローバル版ほぼそのまま:「ハイスペックのHTC」が帰ってきた!――「HTC 10 HTV32」速攻レビュー (1/2) - ITmedia Mobile

個別の機種では、「HTC 10 HTV32」が、ハイレゾ対応イヤホンが同梱され、ハイレゾ録音も可能で、本体に内蔵のスピーカーも、ツイーターとウーファーの2ウェイ構成となり、年齢やジャンル、周囲の環境といった情報で音のカスタマイズが可能なパーソナルオーディオプロファイル(PAP)機能を搭載するなど、高音質にこだわった。
暗所でも高速なオートフォーカスや、メインカメラ、インカメラ両方に光学式手ぶれ補正に対応。4K動画の録画もサポートするなど、カメラ機能も充実している。
また、急速充電のQuick Charge 3.0がサポートされ、対応充電器で30分で約50%まで充電でき、充電などの外部端子としてUSB3.1対応のUSB Type-C端子が採用されるなど、随所に新しさが感じられるハイエンド機だ。
ただ、ここまでやっておきながら、防塵対応なのに、防水には非対応という点が謎だ。
また、過去購入を検討したHTC機は、簡易留守録機能がないが、この機種も同じなのだろうか?