これはもう“わが家の栄養士さん”、声で相談できる「ヘルシオ」がすごい (1/2) - ITmedia LifeStyle

今夏ごろ、シャープからオーブンレンジ「ヘルシオ」の新モデル「AX-XW300」が発売されたのは知っていたが、18万円ぐらいするハイエンドモデルということで、我が家には関係ないなと思い、詳しい内容は見ていなかった。

シャープは、AIoT(AIとIoTを組み合わせた造語)という技術をベースに「身のまわりのモノを人工知能化していく」というコンセプトの基、次々と家電製品を開発している。
Android TVに独自の音声対話インタフェースを追加した「AQUOSココロビジョンプレーヤー」や、人型ロボットの形をした電話機「RoBoHoN」(ロボホン)、会話できるお掃除ロボット「COCOROBO」(ココロボ)など、「ココロプロジェクト」と呼んでいる製品群がそれにあたる。

「AX-XW300」は、それらに続くAIoTデバイスに当たるらしい。

本体に無線LANを内蔵し、シャープのクラウドサービス「COCORO KITCHEN」と連携し、フォーマットフリーの音声対話を行いながら、毎日の献立選びを相談することができるそうだ。
「COCORO KITCHEN」のAIは、季節や天気などの情報と調理履歴などを参照しつつ、クラウド上に保存されている約1000種類(発売時点)のメニューから、対話した条件に合わせて絞り込み、オススメの料理を提案してくれるという。

決まった献立は、スマホに転送でき、それを見て食材の買い物をしたり、キッチンでレシピを見ながら料理をできる。

根本的なコンセプトに疑問を感じる点もあるが、従来にない意欲的な新製品であることは分かるし、何より驚いたのは、次のニュースだ。