日産、「ノート」一部改良で燃費37.2km/Lの「e-POWER」追加 - Car Watch

e-POWERの搭載により国産乗用車トップレベル低燃費を実現した日産 新型ノートを徹底解説!(1/2)|新型車解説【オートックワン】

以前、このブログでも取り上げた「ノート」のシリーズハイブリッドタイプが、いよいよ日産自動車から発表された。

現行「ノート」は、2012年9月にフルモデルチェンジし既に4年以上経つため、今回の新製品は当然フルモデルチェンジと思いきや、既存「ノート」のマイナーチェンジとのこと。
新パワートレーン「e-POWER」の搭載車をラインアップの追加ということになるようで、ガソリン車の燃費等は、全く変わっていないようだ。

新パワートレーン「e-POWER」は、既存ノートのガソリンエンジンを発電専用に効率を最適化して搭載し、エンジンが発電した電力をリチウムイオン電池に蓄電しながら、その電力で、「リーフ」の流れを汲む「e-パワートレーン」のインバーターとモーターで前輪を駆動する。

エンジンでは直接車輪を駆動せず、モーターのみで走行するハイブリッド方式で、世間的には「シリーズハイブリッドカー」と呼ばれるタイプの車だ。

実際には、エンジンを始動させずバッテリーの電力のみで発進し、速度が上がってから、発電用エンジンを動作させるという。
その理由は、「ロードノイズでエンジンの音が気にならなくなった速度でエンジンを動かすため」とのことで、エンジン音の遮音にも異様に気を使っていて、あたかもEVであるかのような乗り心地を目指したようだ。

e-POWER搭載車のJC08モード燃費は、最も車重が軽いe-POWER Sが37.2km/L、そのほかのe-POWER Xとe-POWER MEDALISTは34.0km/Lとなる。既存のガソリン車は18.2km/L~26.2km/Lなので、大幅に燃費が向上しているように見える。